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「花嫁 (はしだのりひことクライマックスの曲)」の版間の差分

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2020年7月8日 (水) 21:28時点における版

「花嫁」
はしだのりひことクライマックスシングル
B面 この道
リリース
ジャンル フォークソング
時間
レーベル 東芝音楽工業
作詞・作曲 北山修端田宣彦坂庭省悟
チャート最高順位
  • 1位(オリコン
  • 1971年度年間7位(オリコン)
はしだのりひことクライマックス シングル 年表
花嫁
1971年
ふたりだけの旅
(1971年)
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花嫁」(はなよめ)は、はしだのりひことクライマックス名義のファースト・シングル。1971年1月10日発売。発売元は東芝音楽工業(現:EMIミュージック・ジャパン)。

解説

  • ギターイントロから始まる、70年代フォークソングを代表する楽曲のひとつ。ヴォーカルは、藤沢ミエ。暗いイメージのある駆け落ちを明るく前向きに表現した楽曲である[1]。1971年2月15日・22日付のオリコン週間ヒット・チャートで2週連続第1位を獲得したほか、同年の年間ヒットチャートで第7位を記録した。累計売上はミリオンセラーを記録[1]
  • シングル盤(EXPRESS EP-1274)のジャケット内側にはメンバーのプロフィールが記載されているが、かなりふざけた内容になっている(例としてはしだのりひこの身長が「1ミクロ」、体重が「0.5mmg」など)。
  • 本シングルのヒットにより、大晦日放送の『第22回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。メイン・ヴォーカルが女性の場合、リーダーや他メンバーが全員男性でも紅組になることが多いが[2]、本グループは白組として出演した。紅白での歌唱映像は、民間放送で本楽曲が紹介される際に貸し出されることがある[3]
  • 1980年放送の桃屋「ごはんですよ!」のテレビCM「思い出のフォーク篇」において「花嫁」が使用された[4]
  • 多摩地区にある家具店「村内ファニチャーアクセス」のコマーシャルソングに起用されていたことがある。
  • 花嫁の詩は北山修が書いたものとは別にもうひとつあり、レコーディング時にはしだのりひこから突然知らされた北山修は驚いたが、こっちでも歌入れさせてくれと懇願され、歌入れ後どちらの詩を選ぶかもめていたところ、たまたま遊びに来ていた岡林信康が北山修版を気に入ったことから決まった。このことがきっかけで、北山修とはしだのりひこは30年近く仲違いしていたが、はしだのりひこが入院時に、この件について北山修に詫びたことで和解することになったと、2019年3/9号の週刊現代「週現『熱討スタジアム』」で北山修が告白している。

収録曲

  1. 花嫁 (2:51)
  2. この道
    • 作詞: 北山修 、作曲: 端田宣彦 、編曲: 青木望

収録作品

  • はしだのりひことクライマックス結成コンサート実況盤(1971年8月5日、2003年9月29日にCD[5]) - M-1・2
  • 25ばあすでい・こんさあと(1971年9月5日、2003年9月29日に紙ジャケットでCD化) - M-1
  • TWIN BEST フォーク・クルセダーズ・アンド・ゼン(1998年3月28日) - M-1・2
  • 1971 フォーク・ジャンボリー VOL.2(1998年8月7日) - M-1
  • 青春歌年鑑 1971 BEST30(2000年11月22日) - M-1
  • はしだのりひこメモリアル・ベスト(2002年10月9日) - M-1・2
  • フォーク伝説 Respect for Takahiko Ishikawa(2008年5月7日) - M-1
  • 坂庭省悟メモリアルアルバム「心の旅」(2009年12月12日 - Disk 3 - M-6

カバーした主な歌手

セルフカヴァー
  • 北山修(作詞者) - 『青春詞歌集』(1981年12月21日発売、1995年4月19日にCD化[6])収録
カヴァー
※『(かっこ)』はアルバム・タイトル名

関連項目

脚注

  1. ^ a b 富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』ヤマハミュージックメディア、2007年、112-113頁。ISBN 978-4-636-82548-0
  2. ^ ピンキーとキラーズ第19回から第22回)やペドロ&カプリシャス第25回)、ハイ・ファイ・セット第28回)等が紅組から出場している。
  3. ^ 日本テレビ系列音楽番組速報!歌の大辞テン』(1996年10月16日から2005年3月23日まで放送)など。
  4. ^ 思い出のフォーク篇|のり平アニメCMギャラリー |懐かしののり平アニメCM|広告ギャラリー、桃屋 - 2020年3月29日閲覧。
  5. ^ 2005年3月30日に廉価版が発売された。
  6. ^ 2008年10月22日に紙ジャケットにて限定発売された。
  7. ^ 2006年10月1日に『天地真理 プレミアム・ボックス』でCD-BOX化された。