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2020年7月12日 (日) 21:37時点における版
楊欣(ようきん)
楊欣(ようきん、? - 278年)は、魏・晋に仕えた武将。蜀漢征伐に参加し、蜀漢の滅亡を見届けた。
生涯
263年、鄧艾の蜀漢征伐に金城太守として参加した。甘松から南下して姜維軍と交戦し、これを打ち破る戦功を挙げた。後に涼州刺史となった。276年、敦煌郡で令狐宏が自立すると、これを破って令狐宏を斬った。278年には、若羅抜能率いる鮮卑と武威郡で交戦したが、力及ばず敗死した。
三国志演義
小説『三国志演義』では第116回に登場する。史書と同じく蜀征伐に参加しているが、一貫して臆病な小人物として描写される。別働隊として甘松の蜀軍陣地を焼き払うが、姜維が慌てて駆けつけると矛を交えることもなく逃げ出している。その後、彊川で姜維と一騎討ちをするが、1合交えただけでやはり逃げ出す。後を追ってきた姜維が落馬したのを見ると、馬首を返してとどめを刺そうとするが、姜維の槍により馬を刺され自身も落馬してしまい、兵達に辛うじて救い出されることになっている。
参考文献
- 『三国志』鄧艾伝
- 『晋書』武帝紀