「経堂駅」の版間の差分
Tokyo-Good (会話 | 投稿記録) 2019年度の1日平均乗降人員を追加。 |
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2020年7月24日 (金) 06:58時点における版
経堂駅 | |
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経堂駅北口(2011年4月) | |
きょうどう Kyodo | |
◄OH 10 豪徳寺 (1.0 km) (1.2 km) 千歳船橋 OH 12► | |
所在地 | 東京都世田谷区経堂二丁目1番3号 |
駅番号 | OH11 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | 小田原線 |
キロ程 | 8.0 km(新宿起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面5線* |
乗降人員 -統計年度- |
82,540人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月1日 |
備考 | *通過線1線含む |
経堂駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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経堂駅(きょうどうえき)は、東京都世田谷区経堂二丁目にある、小田急電鉄小田原線の駅である。駅番号はOH 11。
歴史
- 1927年(昭和2年)
- 1934年(昭和9年)4月:「急行」の停車を中止、通過駅となる。
- 1946年(昭和21年)10月1日:準急が設定され、停車駅となる。
- 1948年(昭和23年)9月:桜準急が設定され、停車駅となる。
- 1961年(昭和36年):構内の地下道が開通し、構内踏切が廃止[1]。
- 1964年(昭和39年)11月5日:快速準急が設定され、停車駅となる。同時に、ラッシュ時のみ運転となった準急は通過となる。
- 1972年(昭和47年)3月14日:平日の朝ラッシュ時の上り準急を除き、準急停車駅となる。
- 1998年(平成10年)4月16日:高架複々線化事業に伴う駅舎の外観デザインが決定される[2]。
- 1999年(平成11年)7月17日:上りホームが高架化され、上り準急は平日の朝ラッシュ時を除き、10両編成の列車も停車するようになる。
- 2000年(平成12年)12月2日:下りホームが高架化され、下り準急全列車が停車するようになる。
- 2002年(平成14年)3月23日:多摩急行が設定され、停車駅となる。
- 2004年(平成16年)12月11日:区間準急が設定され、停車駅となる。また、同時に平日10:00から17:30までの時間帯に当駅を経由する急行・準急と、土休日の急行・準急の全列車が停車するようになった。ただし、千代田線直通急行は通過(平日朝ラッシュ時のみの運行のため)。
- 2016年(平成28年)3月26日:当駅に停車する平日の急行を18:00まで拡大、日中にも千代田線直通急行の運転が開始され停車するようになる。また、区間準急が廃止される。
- 2018年(平成30年)3月17日:通勤準急(2代目・全列車千代田線直通)および千代田線直通各駅停車が新たに設定され、停車駅となる。準急の全列車が停車するようになるが、当該種別の全列車が千代田線直通となる。平日朝・夜の急行の全列車が停車するようになる(平日夕方下り方面は引き続き通過)。また、多摩急行が廃止される。
かつては経堂工場・経堂検車区が併設されていた。駅東側の踏切を挟み、東側に検車区が、西側に工場があった。複々線化事業の際に検車区は世田谷区喜多見に新設された喜多見検車区に移転したが、移転後もその名残りで新宿方に電留線があり、一部の回送列車が使用している。検車区跡地は再開発により、商業施設・賃貸住宅などを擁する「経堂テラスガーデン」が建設された。
駅名の由来
古来、駅所在地あたりを「経堂在家村」と称したことから、「経堂」と名付けられる。
駅構造
島式ホーム2面5線を有する高架駅であり、上り線にはホームに接しない通過線と、新宿方向上り緩行線左側に留置線が2本ある(線路は4番ホームや新宿方向下り緩行線以外とつながっている)。発車標は2004年12月にフルカラーLED式のものが改札口およびホームに新設され2005年1月から使用されており、駅自動放送は列車種別・行先・編成両数などの詳細案内があるタイプが導入されている。
朝晩には当駅が始発・終点となる列車が設定されている[4]。また、2012年3月17日のダイヤ改正から、上り列車のみ当駅で種別を各停から準急に変更する列車も夜間に設定された[5]。長らく当駅で急行・準急が上位種別を待避するダイヤは設定されなかったが、2016年ダイヤ改正後は経堂発10時10分発急行新宿行きが特急を待避することになった。
複々線完成後の2018年3月17日ダイヤ改正では、朝ラッシュ7:30頃新宿到着の場合の所要時間が20分から15分に短縮、7:10分頃代々木上原到着の場合の所要時間が11分から6分に短縮された。(複々線完成前の)2017年時点では、昼間に停車する急行に乗車した場合は、代々木上原までは複々線完成後と同等の6分、新宿までは(複々線完成後の朝ラッシュよりも短い)13分程度で到着する一方、各駅停車に乗車した場合は、朝ラッシュと同様それぞれ20分、11分程度の時間を要する[6]。
平日朝には、千代田線方面の通勤準急と千代田線方面の各駅停車の緩急接続を行う。通勤準急は代々木上原で新宿行きの快速急行に連絡する。
なお、全時間帯において、ロマンスカーを除く千代田線方面への直通列車は当駅から緩行線を走行する。
高架化前はホーム有効長が短く、10両編成の列車は停車することができなかったため、千代田線直通準急は通過していた。高架化後は平日朝ラッシュ時の上りを除く準急全列車が、2004年12月11日からは平日の日中および土休日の終日に急行が停車するようになった。2018年3月17日より、朝ラッシュ時の準急から事実上名称が変更された通勤準急、および狛江・祖師ヶ谷大蔵・千歳船橋にも停車を開始した新・準急の全列車が当駅にも停車を開始した。急行も早朝の全列車が停車するようになったが、朝ラッシュピーク時(当駅発7時頃から8時30分頃)の上りには急行そのものの運転がない。
改札横の高架下には、小田急商事のコンビニエンスストアや小田急トラベルの旅行代理店、エクセルシオール カフェなどの店舗があった。※エクセシオールカフェは2019/08/28現在閉店。
2011年3月14日・15日には東京電力による計画停電の影響から新宿 - 当駅間の折り返し運転が行われた。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 軌道 | 行先 |
---|---|---|---|---|
1 | 小田原線 | 下り | 緩行線 | 小田原・箱根湯本・藤沢・片瀬江ノ島方面 |
2 | 急行線 | |||
通過線 | □小田原線 | 上り | 急行線 | (上り列車の通過) |
3 | 小田原線 | 上り | 急行・緩行線 | 新宿・ 千代田線方面[7][8] |
4 | 緩行線 |
※下りの東北沢 - 登戸間、上りの向ヶ丘遊園 - 東北沢間の急行線・緩行線は原則として以下の通り使い分けられている。
- 〔急行線〕
- □特急ロマンスカー・■快速急行・□通勤急行・■急行が使用する。成城学園前駅 - 当駅間のみ□通勤準急も使用する。
- 〔緩行線〕
- ■準急・■各駅停車が使用する。□通勤準急も上記以外の区間で使用する。
- ただし、千代田線直通の上り■急行は、当駅以東で緩行線を使用する。
当駅では夜間滞泊が設定されている。
利用状況
2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は82,540人であり[9]、小田急線全70駅中15位。
開業以来の1日平均乗降人員および乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[11] |
1日平均 乗車人員[12] |
出典 |
---|---|---|---|
1928年(昭和 | 3年)1,326 | ||
1930年(昭和 | 5年)2,834 | ||
1935年(昭和10年) | 4,782 | ||
1940年(昭和15年) | 9,760 | ||
[13]1946年(昭和21年) | 16,748 | ||
1950年(昭和25年) | 21,525 | ||
1955年(昭和30年) | 27,802 | ||
1956年(昭和31年) | 16,059 | [* 1] | |
1957年(昭和32年) | 14,902 | [* 2] | |
1958年(昭和33年) | 17,489 | [* 3] | |
1959年(昭和34年) | 18,781 | [* 4] | |
1960年(昭和35年) | 40,260 | 20,144 | [* 5] |
1961年(昭和36年) | 42,707 | 21,467 | [* 6] |
1962年(昭和37年) | 44,740 | 22,359 | [* 7] |
1963年(昭和38年) | 45,252 | 22,656 | [* 8] |
1964年(昭和39年) | 47,327 | 23,540 | [* 9] |
1965年(昭和40年) | 47,512 | 23,644 | [* 10] |
1966年(昭和41年) | 47,266 | 23,830 | [* 11] |
1967年(昭和42年) | 47,852 | 24,110 | [* 12] |
1968年(昭和43年) | 48,577 | 24,424 | [* 13] |
1969年(昭和44年) | 49,850 | 25,006 | [* 14] |
1970年(昭和45年) | 51,010 | 25,675 | [* 15] |
1971年(昭和46年) | 53,416 | 27,253 | [* 16] |
1972年(昭和47年) | 58,443 | 29,581 | [* 17] |
1973年(昭和48年) | 59,973 | 30,329 | [* 18] |
1974年(昭和49年) | 65,765 | 31,840 | [* 19] |
1975年(昭和50年) | 64,797 | 32,134 | [* 20] |
1976年(昭和51年) | 63,756 | 31,961 | [* 21] |
1977年(昭和52年) | 61,857 | 31,739 | [* 22] |
1978年(昭和53年) | 63,704 | 32,412 | [* 23] |
1979年(昭和54年) | 63,770 | 32,528 | [* 24] |
1980年(昭和55年) | 62,905 | 32,323 | [* 25] |
1981年(昭和56年) | 64,337 | 32,216 | [* 26] |
1982年(昭和57年) | 64,125 | 32,076 | [* 27] |
1983年(昭和58年) | 64,085 | 32,455 | [* 28] |
1984年(昭和59年) | 65,095 | 32,957 | [* 29] |
1985年(昭和60年) | 66,104 | 33,665 | [* 30] |
1986年(昭和61年) | 67,164 | 34,185 | [* 31] |
1987年(昭和62年) | 67,166 | 34,191 | [* 32] |
1988年(昭和63年) | 67,186 | 34,277 | [* 33] |
1989年(平成元年) | 66,361 | 33,819 | [* 34] |
1990年(平成 | 2年)67,535 | 34,370 | [* 35] |
1991年(平成 | 3年)68,357 | 34,779 | [* 36] |
1992年(平成 | 4年)68,995 | 35,058 | [* 37] |
1993年(平成 | 5年)68,586 | 34,872 | [* 38] |
1994年(平成 | 6年)67,530 | 34,386 | [* 39] |
1995年(平成 | 7年)66,557 | 33,932 | [* 40] |
1996年(平成 | 8年)65,423 | 33,455 | [* 41] |
1997年(平成 | 9年)63,859 | 32,830 | [* 42] |
1998年(平成10年) | 64,451 | 32,921 | [* 43] |
1999年(平成11年) | 64,206 | 32,468 | [* 44] |
2000年(平成12年) | 63,785 | 32,082 | [* 45] |
2001年(平成13年) | 63,181 | 31,749 | [* 46] |
2002年(平成14年) | 63,612 | 32,055 | [* 47] |
2003年(平成15年) | 64,944 | 32,784 | [* 48] |
2004年(平成16年) | 64,849 | 33,056 | [* 49] |
2005年(平成17年) | 65,916 | 33,544 | [* 50] |
2006年(平成18年) | 67,018 | 34,095 | [* 51] |
2007年(平成19年) | 68,703 | 34,847 | [* 52] |
2008年(平成20年) | 67,643 | 34,176 | [* 53] |
2009年(平成21年) | 67,297 | 33,933 | [* 54] |
2010年(平成22年) | 67,541 | 34,021 | [* 55] |
2011年(平成23年) | 69,299 | 34,839 | [* 56] |
2012年(平成24年) | 70,965 | 35,633 | [* 57] |
2013年(平成25年) | 72,765 | 36,539 | [* 58] |
2014年(平成26年) | 72,769 | 36,418 | [* 59] |
2015年(平成27年) | 74,691 | 37,349 | [* 60] |
2016年(平成28年) | 76,363 | 38,154 | [* 61] |
2017年(平成29年) | 77,959 | 38,929 | [* 62] |
2018年(平成30年) | 80,941 | 40,466 | [* 63] |
2019年(令和元年) | 82,540 |
駅周辺
周辺には学校が多く立地し、朝のラッシュ時はこれら学校に通学する乗客の降車も多い。
- 経堂テラスガーデン
- 経堂コルティ(旧経堂ジョイフル)
- ピーコックストア
- 世田谷区立経堂図書館
- 世田谷区役所経堂出張所
- 東京消防庁第三消防方面本部世田谷消防署宮の坂出張所
- 千歳郵便局
- 経堂駅前郵便局
- 東京農業大学世田谷キャンパス
- 東京農業大学第一高等学校・中等部
- 鷗友学園女子中学校・高等学校
- 恵泉女学園中学校・高等学校
- 学校法人和光学園和光幼稚園・小学校
- 日本大学櫻丘高等学校
- 日本大学文理学部
- 小田急箱根高速バス本社
バス路線
最寄停留所は「経堂駅」で、以下の路線が小田急バス若林営業所の路線バスの運行を委託している小田急シティバス世田谷営業所により運行されている。
隣の駅
脚注
- ^ 小田急線 沿線の1世紀(世界文化社)p.50
- ^ 小田急線、新駅舎のデザイン決定 東京・世田谷の豪徳寺など5駅 読売新聞 1998年4月17日 東京朝刊29頁
- ^ 『2019年2月21日(木)から経堂駅構内で緑化装飾します~環境に配慮した緑あふれる沿線まちづくりを推進します~』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2019年2月21日。オリジナルの2019年3月29日時点におけるアーカイブ 。2019年3月30日閲覧。
- ^ 高架化工事中には列車はホーム上に留置されていた。2015年4月現在新宿発経堂行きは翌朝、経堂始発本厚木行きに、小田原方面発経堂行きは翌朝、経堂始発新宿行きになる。これとは別に、平日土休日午前中に経堂始発本厚木行きが1本運転されている。
- ^ 2017年3月4日のダイヤ改正現在、平日は本厚木始発9:12、向ヶ丘遊園始発20:41、土曜・休日は向ヶ丘遊園始発10:16、新松田始発22:11のそれぞれ計2本。
- ^ 複々線完成による効果について
- ^ 3番ホームからは、経堂停車の急行と通勤準急・準急の他に、当駅において経堂停車の急行・通勤準急・準急と連絡をしない各駅停車も発車する。また、各駅停車が、上り通過線を通過する特急ロマンスカー・快速急行・通勤急行・◆経堂通過の急行を待避する際にも使われる。また、運行ダイヤが乱れた際には、各列車の新宿駅への入線順位(入線させるホーム)の調整が必要となるため、例外的に、当駅で経堂停車の急行・通勤準急・準急が特急ロマンスカーの通過待ちをすることもある。
- ^ 4番ホームからは、当駅において経堂停車の急行・通勤準急・準急と連絡あるいは時間が近接する各駅停車が発車する。
- ^ 1日平均駅別乗降人員 - 小田急電鉄
- ^ 世田谷区統計書 - 世田谷区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ 1945年度は資料なし
出典
- 東京都統計年鑑
- ^ 昭和31年 (PDF) - 14ページ
- ^ 昭和32年 (PDF) - 14ページ
- ^ 昭和33年 (PDF) - 14ページ
- ^ 昭和34年
- ^ 昭和35年
- ^ 昭和36年
- ^ 昭和37年
- ^ 昭和38年
- ^ 昭和39年
- ^ 昭和40年
- ^ 昭和41年
- ^ 昭和42年
- ^ 昭和43年
- ^ 昭和44年
- ^ 昭和45年
- ^ 昭和46年
- ^ 昭和47年
- ^ 昭和48年
- ^ 昭和49年
- ^ 昭和50年
- ^ 昭和51年
- ^ 昭和52年
- ^ 昭和53年
- ^ 昭和54年
- ^ 昭和55年
- ^ 昭和56年
- ^ 昭和57年
- ^ 昭和58年
- ^ 昭和59年
- ^ 昭和60年
- ^ 昭和61年
- ^ 昭和62年
- ^ 昭和63年
- ^ 平成元年
- ^ 平成2年
- ^ 平成3年
- ^ 平成4年
- ^ 平成5年
- ^ 平成6年
- ^ 平成7年
- ^ 平成8年
- ^ 平成9年
- ^ 平成10年 (PDF)
- ^ 平成11年 (PDF)
- ^ 平成12年
- ^ 平成13年
- ^ 平成14年
- ^ 平成15年
- ^ 平成16年
- ^ 平成17年
- ^ 平成18年
- ^ 平成19年
- ^ 平成20年
- ^ 平成21年
- ^ 平成22年
- ^ 平成23年
- ^ 平成24年
- ^ 平成25年
- ^ 平成26年
- ^ 平成27年
- ^ 平成28年
- ^ 平成29年
- ^ 平成30年