「わグルま!」の版間の差分
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ブラウザ版は[[Yahoo!モバゲー]]よりサービスが開始され、その後[[ハンゲーム]]、ゲソてん、[[mixi]]、[[ニコニコ動画|ニコニコアプリ]]、REAL WORLDが追加されて計6サイトで運用された。サービス期間は2010年12月28日 - 2014年6月30日。 |
ブラウザ版は[[Yahoo!モバゲー]]よりサービスが開始され、その後[[ハンゲーム]]、ゲソてん、[[mixi]]、[[ニコニコ動画|ニコニコアプリ]]、REAL WORLDが追加されて計6サイトで運用された。サービス期間は2010年12月28日 - 2014年6月30日。 |
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ブラウザ版のサービス終了から約3年後の2017年9月1日より『'''わグルま!!'''』のタイトルでスマートフォン([[IOS (アップル)|iOS]] / [[Android]])向けゲームアプリとして再開されたが<ref name="cy-2216">{{Cite web |date=2017-9-01 |url=http://www.4gamer.net/games/387/G038728/20170901078/|title=「わグルま!!」のサービスを開始。期間限定ログインキャンペーンを実施 |publisher=.4gamernet |accessdate=2017-09-02}}</ref>、2018年9月28日をもってサービスを終了し、本作は2度目の終了を迎えることとなった。 |
ブラウザ版のサービス終了から約3年後の2017年9月1日より『'''わグルま!!'''』のタイトルでスマートフォン([[IOS (アップル)|iOS]] / [[Android (オペレーティングシステム)|Android]])向けゲームアプリとして再開されたが<ref name="cy-2216">{{Cite web |date=2017-9-01 |url=http://www.4gamer.net/games/387/G038728/20170901078/|title=「わグルま!!」のサービスを開始。期間限定ログインキャンペーンを実施 |publisher=.4gamernet |accessdate=2017-09-02}}</ref>、2018年9月28日をもってサービスを終了し、本作は2度目の終了を迎えることとなった。 |
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また、過去にはスピンオフ作品であるスマートフォン向けアプリ「わグルま★」が存在していた(2015年12月28日サービス終了)。 |
また、過去にはスピンオフ作品であるスマートフォン向けアプリ「わグルま★」が存在していた(2015年12月28日サービス終了)。 |
2020年9月6日 (日) 07:59時点における版
『わグルま!』は株式会社GMOゲームポット(Gamepot Inc.)によるソーシャルゲーム。魔界で女の子モンスターを使役して、戦闘や部屋作りをしていくという内容の箱庭ゲームで、ジャンルはシミュレーションゲームである。基本プレイは無料で、任意の課金システムが存在していた。
ブラウザ版はYahoo!モバゲーよりサービスが開始され、その後ハンゲーム、ゲソてん、mixi、ニコニコアプリ、REAL WORLDが追加されて計6サイトで運用された。サービス期間は2010年12月28日 - 2014年6月30日。
ブラウザ版のサービス終了から約3年後の2017年9月1日より『わグルま!!』のタイトルでスマートフォン(iOS / Android)向けゲームアプリとして再開されたが[1]、2018年9月28日をもってサービスを終了し、本作は2度目の終了を迎えることとなった。
また、過去にはスピンオフ作品であるスマートフォン向けアプリ「わグルま★」が存在していた(2015年12月28日サービス終了)。
概要
プレイヤーは、魔界に落ちた人間の魂が転生した「転生悪魔」となり、モンスターを使役して魔界の統治の手助けをすることになる。
ゲーム内の目的は主に2つある。
- 配下のモンスターに素材を収集させ、プレイヤーの所持する城に飾る家具を作成・配置し、モンスターたちの暮らす環境を整備すること
- モンスターと戦闘を行い、野良モンスターの討伐や、他プレイヤーのモンスターとの腕比べ(以下:いたずら)をすること
また、ほぼ毎週開催されるイベント・キャンペーンや、いたずらCGを収集するなどの要素もある。
この節の加筆が望まれています。 |
登場人物・モンスター
わグルま!の世界にはイベントの進行やシステムの案内人であるNPCキャラクター、プレイヤーが使役する女の子モンスター、その他イベントで討伐するボスモンスターが存在する。
課金システム
基本プレイは無料であるが、一部アイテムはWebマネーで購入可能である。(ゲーム内での通貨単位は運用しているプラットフォームによって異なる(例:Yahoo!モバゲー→モバコイン、ニコニコアプリ→ニコポ)。
有料アイテムを購入するかしないかはプレイヤーの自由である。
システム
- 基本画面
- プレイヤーが所持している「部屋」がゲームの基本画面となり、この画面上から各コマンドを実行してゲームを進めていく。使役しているモンスターたちは通常、この画面上を徘徊している。
- 部屋
- プレイヤーは家具を配置し、城内の部屋の見た目を変更することが可能である。
- 1部屋につき、9×9マスが存在し、最大59マス分まで家具を配置することが可能、家具ごとに、床・壁・天井など配置できる場所が決まっている。
- 部屋の数は課金アイテムを使用することで増やすことができ、部屋の数に応じて使役可能なモンスターのキャパシティが増加する。
- 家具
- 家具は設計図を所持しているものに限り、収集したアイテムから作成することができる。また、アイテムショップでしか購入できないものがある。
- 家具には機能付きのものが存在し、モンスターの満腹度の減少を抑制するなどの効果がある。
- 寿命と転生
- プレイヤーには寿命が存在し、実時間での残り日数が表示される。残り日数が0になった後にログインすると転生画面が表示され、転生が行われる。成功した場合、爵位が上がり、失敗した場合は一定確率で爵位が下がる。
- 残り寿命は侵蝕の刻で魂を収集し、集めることで回復することができる。
- 寿命の回復に必要な魂の数は転生時にランダムに決定する。
- 爵位とキャパシティ
- プレイヤーには爵位が存在し、プレイヤーが使役できるモンスターには制限がある。
- 爵位
- 爵位と呼ばれる5段階の階級があり、それに応じて使役できるモンスターの最高ランクが決まる。低い方から子爵、伯爵、侯爵、公爵、大公であり、爵位が1つあがるごとに使役できるモンスターのランクが1あがる。(最大5)
- 魔力キャパシティ(mAp)
- 使役するモンスターのランクを合算した数値がプレイヤーのmApを超えていると、モンスターたちが行動できなくなる。
- mApは爵位があがるごと増加する。この他に部屋の増築や、有料アイテムを使用することで、mApを増やすことが可能である。
- 侵蝕の刻(しんしょくのとき)
- 毎日、実時間で午前3時~5時の間に発生する。この時間帯に使役している使い魔モンスターが他プレイヤーの使い魔モンスターとの戦闘、特別な素材アイテムの収集、野良モンスターの捕獲、家具の設計図の収集、魂の獲得などを行う。
- 尚、このシステムはPCブラウザー版においてこの間はゲームにログインできなくなっていたが。モバイルアプリ版においてはログインこそは可能だが侵蝕の刻担当使い魔設定された使い魔はお世話ができなくなる程度[2]に抑えられてるため、それ以外の使い魔はいつも通りにお世話等を行えるようになっている。
- 魔王ポイント
- 魔王からの依頼やいたずらの成功などで入手することができるポイント。アイテムショップで使用することができる。
モンスター
画面上を徘徊するモンスターをクリックすることで、モンスターに行動を指示することができる。
- モンスターカード
- 有料アイテムやイベントなどで手に入るモンスターエッグを使用すると、エッグの種類に応じたモンスターカードを入手することができる。モンスターカードを使用することで、モンスターカードのナンバーに応じたモンスターが自分の部屋に召喚される。モンスターカードのナンバーによって召喚されるモンスターの種族・HP・魔力色・戦闘値・探索値・レアリティ・ランク・開花後の属性は決まっている。(例:モンスターカード001→リリム・HP1500・魔力色赤・戦闘値5・探索値95・レアリティC・ランク1・属性:真面目)
- コマンド
-
- ごはん
- モンスターの満腹度・スタミナ・友好度を変動させるアイテムを与えることができる。他のプレイヤーのモンスターにも実行することができる。
- あそぶ
- モンスターの有効度を回復する。また、他のプレイヤーのいたずらによって泣かされたモンスターを慰める。他のプレイヤーのモンスターにも実行することができる。
- おみせ
- アイテムを販売する露店を開く。
- おでかけ
- おでかけ先を選択肢、アイテムを収集させる。
- おわかれ
- モンスターと別れることができる。一度別れたモンスターは戻ってこない。
- アイテム
- モンスターに消費、または装備アイテムを使用できる。
- いたずら
- 他のプレイヤーのモンスターにのみ実行できる。指定した自分のモンスター1体と相手のモンスター1体を戦わせる。
- モンスターのパラメータ
-
- 時間で変動するパラメータ
-
- 満腹度
- 時間とともに減少するパラメータ。0~100の間で変動し、0になるとモンスターが行動できなくなる。アイテムの使用で回復する。
- 友好度
- 時間とともに減少するパラメータ。0~100の間で変動し、侵蝕の刻を迎えたときにこの数値が低いと、モンスターがいなくなる。「あそぶ」やアイテムの使用で回復する。
- スタミナ
- 戦闘や探索を行うために必要で、行動を行うと減少するパラメータ。0~100の間で変動する。戦闘開始時にスタミナが100未満の場合、減少量に応じてモンスターのHPが減った状態で戦闘が開始される。
- 時間とともに回復する。また、アイテムの使用で回復できる。
- 時間で変動しないパラメータ
-
- HP
- 戦闘時、攻撃によってお互いのHPを削り合い、この値が0になったモンスターの敗北となる。
- 戦闘値
- 戦闘時、相手に与えるダメージ量に影響する。高いほど相手に多くダメージを与える。
- 探索値
- 探索時、アイテムの収集に関する確率に影響する。探索値が高いほど、レアリティの高いアイテムを獲得しやすい。また、侵蝕の刻時の行動にも影響する。
- 魔力色
- モンスターには魔力色があり、赤>緑>青>赤の3すくみの関係になっている。有利属性で戦うと相手に与えるダメージが増加し、不利属性で戦うと減少する。
- レベルと経験値
- モンスターには経験値とレベルがあり、経験値を一定量蓄積することでレベルアップする。レベルがあがると戦闘値か探索値が上昇する。初期状態での最高レベルは20で、進化融合を成功させることで最高レベルは30まで上昇する。
- モンスターの合成
- モンスターの合成には4種類あり、いずれを実行しても素材になったモンスターは消滅する。強化融合以外にはランダムで成功と失敗があり、アイテムを使用することで、成功する確率を上昇させることができる。
- 強化融合
- ベースとなるモンスターに経験値を付与する。
- 属性融合
- 素材モンスターの属性をベースモンスターに付与する。
- 進化融合
- 素材モンスターと同じ番号のベースモンスターのレベル上限を解放する。
- 能力融合
- 素材モンスターの戦闘値・探索値をベースモンスターに移植する。移植される能力値はレベル1時点でのものであり、ベースモンスターのレベルによって値が加算される。
- いたずら
- わグルま!における戦闘の一つ。フレンド登録している他のプレイヤーの使役するモンスターと自分のモンスターを戦わせることができる。
- 属性と開花
- モンスターのいたずらに成功した場合、相手の未開花モンスターの属性開花させることがある。
- 属性は戦闘を有利に進めることができることと、探索の効率を高めることの2つの効果がある。
- アイテムショップ
- アイテムを購入することができる。ゲーム内通貨zecで購入できるアイテムとWebマネーなどで購入できるアイテムと、魔王ポイントで購入できるアイテムがある。NPC「ジャック=ラン」が担当している。
- 増築
- 有料アイテムを使用して部屋の数を増やすことのできるシステム。1部屋ごとにキャパシティが1増加する。NPC「モア=アーモイ」が担当している。
- 魔王の壷
- 2種類のアイテムを合成することで別のアイテムを生み出せるシステム。
- 別荘
- 所有しているモンスターを預け入れることができるシステム。NPC「ガルガデス」が担当している。初期状態では3部屋(3人)までで、有料アイテムを使用して部屋数を最大10部屋まで増やすことができる。
- トロフィー
- ゲーム内で一定の条件を満たすごとに、トロフィーが与えられる。128種類存在する。
その他要素
- まおうん家2
- 魔王やカノンを中心としたNPCキャラクターを中心に、その週のイベントのイントロダクションを会話形式で行うコーナー。ログイン後の画面内に表示される。過去のまおうん家2は公式サイトで閲覧することができる。元々は「まおうん家」であったが、2011年7月28日の「おとなのじじょう」の回から名称がまおうん家2に変更された。
- いたずらCG
- 同じ属のモンスターに対し、一定回数いたずらを成功させると、そのモンスターに対応したCGが閲覧できるようになる。
開発
門田次弘は、キャラクターを中心としたメディアミックスを展開したいという考えから、プロデューサとして本作の開発に携わった[3]。
門田は「常にユーザーの声を意識し、双方が良いと思うものが一致していれば、すぐにでも追加する」とGamerとのインタビューの中で述べており、たとえば大型アップデート直前の2012年11月30日に登場した妖精蜂フェビーネは、門田自身の好みとユーザーの要望が一致したことによって登場が決定した[3]。
門田は、2012年12月に実施された大型アップデートをシーズン2と位置付けている[3]。
音楽
門田は開発当初から主題歌の実装も考えており、2012年12月の大型アップデートで実現を果たした[3]。 主題歌である『魔界は天国』の作曲者には佐々木宏人が起用され、なんでもありという本作の雰囲気に合わせ、魔界ながらも明るい雰囲気の楽曲として制作された[3]。また、最近登場したキャラクターに歌わせたいという門田の意向により、同年4月に登場したメリジム役の藤田彩と10月に登場したヨウコ役の諏訪彩花によるユニット「グルでび!」が『魔界は天国』を歌うこととなった[3]。
わグルま★
『わグルま★』は育成要素のあるリズムアクションゲームであり、魔界で女の子モンスターを使役して、プレイヤーがリズムゲームをしながら、歌やダンスなどのトレーニングを積ませるなどをして、魔界へアイドルデビューさせるという内容ある。 登場キャラクターは、わグルま!に登場したキャラクターの一部で、モンスターエッグやレアリティなどの一部のシステムはわグルま!から引き継いでおり、部屋やキャラの様子などは3Dで表現されるようになった。しかし一方で、家具作りや家具配置、部屋の拡張やいたずらなど、箱庭ゲームの様な要素はほとんどなくなった。 こちらも基本プレイは無料だが、任意の課金システムが存在する。2015年12月28日をもってサービス終了したが、公式サイトでは告知されずニュースサイトで告知された[4]。
開発(『わグルま★』)
『わグルま★』のディレクター・中曽根智也は、元々音楽ゲームが好きで、かわいいキャラクターによるダンスを見ることが好きだったことから、音楽ゲームと本作を組み合わせることを考えていた[5]。 本作には多数のキャラクターが登場していた上に音楽も良質だったことから、音楽ゲーム『わグルま★』の開発が決定した[5]。 キャラクターの振り付けは声優の榊原ゆいが務めた[5]。これは、本作の開発元であるGMOゲームポットが当時運営していた『トキメキファンタジー ラテール』に出演していたことがきっかけで実現したことである[5]。
『わグルま★』の開発にあたり、キャラクターに本格的なダンスを踊らせたいということで、振付にはモーションキャプチャーが取り入れられたものの、社内では初めての試みだったため、撮影方法のノウハウがなくて苦労したと中曽根はGamerとのインタビューの中で振り返っている[5]。 また、ゲームの中に登場するキャラクターは2頭身で描かれており、細かな動きの表現が難しいことから、不自然に見えないように細心の注意が払われた[5]。例えば、手を上に上に挙げる動作をした場合、そのままでは頭に手が刺さったように見えてしまうことから、角度を調整して自然な動きに仕上げられた[5]。
関連商品
- Webコミック
- わグルま!/わグひま!
- 音楽CD
- ソーシャルゲーム「わグルま!」テーマソング「魔界は天国」/「Angelic Sky」 メディアファクトリー
- わグルま!バトルミュージック (専売商品で初回限定生産。在庫切れのため、事実上の終売)
- わグルま! お茶のんでまったりパック
- ドラマCD
- わグルま!ドラマCD Vol.1 まかいそうせい
- LINEスタンプ
- ラインストア スタンプ GMOゲームポット株式会社
- その他
- 『わグルま!』×ファミ通コネクト!パーティー コラボTシャツ(エビテン専売)
- わグルま! オリジナルSDキャラクターシール
- わグルま! オリジナル扇子『天子 (てんす) 』
- わグルま! オリジナルタンブラー『モンスタンブラー』
脚注
- ^ “「わグルま!!」のサービスを開始。期間限定ログインキャンペーンを実施”. .4gamernet (2017年9月1日). 2017年9月2日閲覧。
- ^ だが侵蝕の刻担当使い魔設定された使い魔が侵蝕の刻超えての探索を行った場合帰還せずに時を超してしまい侵蝕の刻での探索が行うことができない。
- ^ a b c d e f “大型アップデートを控えた「わグルま!」のプロデューサー・門田次弘氏&テーマソングを歌った声優・藤田彩さんへのインタビューをお届け!”. Gamer (2012年11月30日). 2018年4月28日閲覧。
- ^ GMOゲームポット、アイドル育成リズミックアクションゲーム 『わグルま★』のサービスを2015年12月28日をもって終了 ソーシャルゲームインフォ
- ^ a b c d e f g “モンスターっ娘育成の楽しさを広めていきたい―「わグルま」のプロデューサー・門田次弘氏、「わグルま★」のディレクター・中曽根智也氏にインタビュー”. Gamer (2014年4月11日). 2018年4月28日閲覧。