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「美希刺繍工芸」の版間の差分

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株式会社'''美希刺工芸'''(みきししゅうこうげい)は、[[広島県]] [[福山市]]の刺しゅうメーカーである。
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企業規模は小さいものの、独自の技術力、提案力から生み出された独創的な商品及び、顧客の要望に応える安定した生産能力を持っており、世界中の[[デザイナー]]から注目されている<ref name="20080402nikkeibo">「パリコレ“埋め尽くす”広島の刺しゅう製作会社」『日経ビジネスオンライン』2008年4月2日付配信、日経BP社</ref>。
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独自の技術力、提案力から生み出された独創的な商品及び、顧客の要望に応える安定した生産能力を持った刺しゅう会社として、注目を集めている。
独自の技術力、提案力から生み出された独創的な商品及び、顧客の要望に応える安定した生産能力を持った刺しゅう会社として、注目を集めている。


「ワラカット刺しゅう」などの独自技術の背景には、社長の[[苗代次郎]]が若い頃に縫製企業で培った、[[ミシン]]への豊富な知識がある。あらゆるミシンの修理等で得た知識、経験を刺しゅう機へ応用することにより、独創的なアイデアを製品に落とし込んでいる<ref name="20080402nikkeibo"/>。また、美希刺工芸の技術力は商品開発だけでなく、商品生産能力にも活かされている。他の企業であれば手作業で行わなければならない作業でも、美希刺工芸では刺しゅう機を活用することにより、[[量産]]体制を築いている。こうした技術は、他社が真似しようと思っても容易に実現できるものではない<ref name="20080402nikkeibo"/>。
「ワラカット刺しゅう」などの独自技術の背景には、社長の[[苗代次郎]]が若い頃に縫製企業で培った、[[ミシン]]への豊富な知識がある。あらゆるミシンの修理等で得た知識、経験を刺しゅう機へ応用することにより、独創的なアイデアを製品に落とし込んでいる<ref name="20080402nikkeibo"/>。また、美希刺工芸の技術力は商品開発だけでなく、商品生産能力にも活かされている。他の企業であれば手作業で行わなければならない作業でも、美希刺工芸では刺しゅう機を活用することにより、[[量産]]体制を築いている。こうした技術は、他社が真似しようと思っても容易に実現できるものではない<ref name="20080402nikkeibo"/>。


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[[パリ・コレクション|パリコレ]]への出展(1999年に初出展)で世界中から注目を集めているほか、[[ジャパン・クリエーション]](日本国内最大の[[繊維]] [[見本市]])、[[ジャパン・テキスタイル・コンテスト]]でも注目を集めており、高い技術力によって世界で活躍する[[中小企業]]の一つといえる<ref name="20080402nikkeibo"/>。
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[[Category:日本の繊維製品メーカー]]
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[[Category:福山市の企業]]
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[[Category:刺]]
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2020年9月15日 (火) 12:58時点における版

株式会社 美希刺繡工芸
種類 株式会社
略称 MEA
本社所在地 日本の旗 日本
729-3103
広島県福山市新市町新市205-11
業種 繊維製品
法人番号 9240001033776 ウィキデータを編集
事業内容 刺しゅう制作
代表者 代表取締役社長 苗代次郎
資本金 1000万円
売上高 1億1000万円(2006年9月期)
従業員数 15名
外部リンク http://www.miki-emb.com/
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株式会社美希刺繡工芸(みきししゅうこうげい)は、広島県 福山市の刺しゅうメーカーである。

企業規模は小さいものの、独自の技術力、提案力から生み出された独創的な商品及び、顧客の要望に応える安定した生産能力を持っており、世界中のデザイナーから注目されている[1]

概要

独自の技術力、提案力から生み出された独創的な商品及び、顧客の要望に応える安定した生産能力を持った刺しゅう会社として、注目を集めている。

「ワラカット刺しゅう」などの独自技術の背景には、社長の苗代次郎が若い頃に縫製企業で培った、ミシンへの豊富な知識がある。あらゆるミシンの修理等で得た知識、経験を刺しゅう機へ応用することにより、独創的なアイデアを製品に落とし込んでいる[1]。また、美希刺繡工芸の技術力は商品開発だけでなく、商品生産能力にも活かされている。他の企業であれば手作業で行わなければならない作業でも、美希刺繡工芸では刺しゅう機を活用することにより、量産体制を築いている。こうした技術は、他社が真似しようと思っても容易に実現できるものではない[1]

パリコレへの出展(1999年に初出展)で世界中から注目を集めているほか、ジャパン・クリエーション(日本国内最大の繊維 見本市)、ジャパン・テキスタイル・コンテストでも注目を集めており、高い技術力によって世界で活躍する中小企業の一つといえる[1]

脚注

  1. ^ a b c d 「パリコレ“埋め尽くす”広島の刺しゅう製作会社」『日経ビジネスオンライン』2008年4月2日付配信、日経BP社