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2020年9月29日 (火) 00:00時点における版

願昭寺

(左から順に)護摩堂・本堂・五重塔
所在地 大阪府富田林市伏見堂953
位置 北緯34度27分53秒 東経135度35分18秒 / 北緯34.46472度 東経135.58833度 / 34.46472; 135.58833
山号 淨心山
宗派 八宗兼学真修教大本山
本尊 目白不動
別称 目白不動
法人番号 1120105004750 ウィキデータを編集
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願昭寺(がんしょうじ)とは、大阪府富田林市伏見堂にある寺院。山号は淨心山。本尊は目白不動

概要

真言宗系の新宗教である八宗兼学真修教(はっしゅうけんがくしんしゅうきょう)の大本山であり、信者達の手作りによる寺院として知られている。八宗兼学とは、特定の宗旨宗派に偏しない教えで、釈迦如来の教えを八宗の教義を基として兼修することを意味する。八宗とは、わが国古代仏教諸宗の南都六宗と天台宗真言宗の八宗のことを指す。昭和16年、教祖浄心と姉智信により開教。昭和27年に初代願昭大和上と浄心大法尼により開山。昭和29年宗教法人として認証される。

本尊は樹齢800年もののクスノキから一刀彫りで彫り上げられたものである。境内はの名所としても知られている。

2011年11月五重塔が完成した。東日本大震災から1年も経過していなかったため、落慶法要を自粛し、2012年5月に執り行われた。この五重塔は木造では大阪府唯一となる[1]

建造物

  • 本堂:総建坪550坪は真言宗系では戦後最大規模。
  • 護摩堂
  • 開山堂
  • 鐘楼堂:重さ12トンの梵鐘を吊るし、規模は全国4位。総欅造り。
  • 五重塔:大阪で唯一の木造瓦葺き。高さ37mは全国10位。
  • 緋袍大明神

その他

緋袍大明神は本堂などと比べ高い所にあり、近くの展望台からは富田林市内や周辺の河内長野市北部、大阪狭山市などを眺めることができる。晴れていて視界が良ければ、大阪都心部や堺泉北臨海工業地帯大阪湾も眺めることができる。

展望台から見た眺望

交通アクセス

周辺情報

脚注

  1. ^ 大阪唯一の木造五重塔 富田林の願昭寺に完成 - 『日本経済新聞』 2012年5月2日