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「穎明館中学・高等学校」の版間の差分

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{{混同|叡明館中学校・高等学校}}
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}}
{{日本の高等学校
{{Infobox 日本の学校
|校名=穎明館中学高等学校
|校名 = 穎明館中学高等学校
|画像= EMK.highschool.2020.jpg
|画像 = Eimeikan.Highschool.20202.jpg
|過去校名=
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|理念 = Experience(経験)<br/>Morality(道徳)<br/>Knowledge(知識) 、仁智は無窮 穎才を研きよき地球人たれ
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仁智は無窮 穎才を研きよき地球人たれ
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}}'''穎明館中学・高等学校'''(えいめいかんちゅうがく・こうとうがっこう)は、[[東京都]][[八王子市]][[館町 (八王子市)|館町]]に位置し、[[中高一貫教育]]を実施する私立[[中学校]]・[[高等学校]]。高等学校においては生徒を募集しない[[完全中高一貫校]]<ref>[http://koukou.passnavi.com/index.php/jsearch?id=60080 穎明館中学校の学校情報(中学受験パスナビ)]の冒頭に「※系列高校での募集はない。」と掲示されている。</ref>。 通称は略称及び教育理念の頭文字をとって「'''EMK'''」。
}}
'''穎明館中学高等学校'''(えいめいかんちゅうがくこうとうがっこう)は、[[東京都]][[八王子市]][[館町 (八王子市)|館町]]に位置し、[[中高一貫教育]]を実施する私立[[中学校]]・[[高等学校]]。高等学校においては生徒を募集しない完全型[[中高一貫校]]<ref>[http://koukou.passnavi.com/index.php/jsearch?id=60080 穎明館中学校の学校情報(中学受験パスナビ)]の冒頭に「※系列高校での募集はない。」と掲示されている。</ref>。創立者堀越克明によってイギリスの名門パブリックスクールであるイートン校をモデルに設立された。


== 概要 ==
== 概要 ==
[[Image:Eton Chapel 20040214.png|thumb|300px|創立においてモデルとなった英国イートン・カレッジ]]
[[ファイル:Eton Chapel 20040214.png|thumb|創立においてモデルとなった英国イートン・カレッジ]]
[[学校法人堀越学園 (東京都)|学校法人堀越学園]]理事長[[堀越克明]]が、[[イギリス]]の[[イートン校]]をモデルとして優れた資質を秘めた向学心旺盛な若人を受け入れて、[[21世紀]]の国家を担い、国際社会でも羽ばたく真のリーダーを育成するという志のもとに設立した。
[[File:EMK.open.ceremony.1985.jpg|thumb|1982年9月10日の開校式典]]
学校法人[[堀越学園]]の理事長である堀越克明によって、イギリスの名門パブリックスクールである[[イートン校]]をモデルにした優れた素質を持った向学心旺盛な若人を受け入れて、21世紀の国家を担い、国際社会でも羽ばたく真のリーダーを育成するという志のもとに、[[高尾山]]の麓に設立された。


穎明館」の字は堀越修一郎が刊してい穎才新誌」という雑誌に由来する<ref> https://www.emk.ac.jp/intro/history.html </ref>
校名は堀越修一郎が刊した雑誌の[[穎才新誌]]に由来する<ref>[https://www.emk.ac.jp/intro/history.html 建学の精神・沿革] - 穎明館中学高等学校</ref>


[[中高一貫教育]]を採用している為、高校生は4年生~6年生と称される。
[[中高一貫教育]]を採用し、高校生は4年生 - 6年生と称される。5年生から理系と文系のコースにわかれ、6年生で国立理系・文系、私立理系・文系のクラスに編成される。昼食は給食または持参の弁当の選択制である。各学年180人前後


グローバル教育を重視している為、アメリカ合衆国ワシントン州[[シアトル]]の私立高校ブッシュスクールと提携を結んでおり、高校1年生はUSAカナダの研修旅行の際に体験入学をする他、ブッシュスクールからも交換留学生を迎えている<ref>https://www.emk.ac.jp/education/global.html </ref>
開校以来[[シアトル]]の私立高校ブッシュスクールと提携を結んでおり、高校1年生は[[アメリカ合衆国|USA]][[カナダ]]の研修旅行の際に体験入学をする他、ブッシュスクールからも交換留学生を迎えている<ref name=":global">[https://www.emk.ac.jp/education/global.html グローバル教育] - 穎明館中学高等学校</ref>


== 教育方針など ==
希望する生徒はイギリスのイートン校やオーストラリアへのターム留学や語学留学も可能。
Experience(経験)、Morality(道徳)、Knowledge(知識)を教育の柱にしている。
; モットー
: 仁智は無窮 穎才を研きよき地球人たれ
; 校訓
: 人生は何ごとに依らず その目標は高く設定すべきである その推進には高い知性と理性を必要とする
; 生活三条を毎朝唱和する
: 一つ 希望の朝を迎え 二つ 勤勉の昼を過ごし 三つ 感謝の夕べを送る
; 授業
: ・毎回、授業開始前には黙想を行う。
: ・中高共に完全6日制・50分授業。
: ・中学の学習内容は2年までに、高校の学習内容は5年の2学期までに修得し、6年では少人数による大学入試対策演習授業が中心となる。
: ・高校過程において英数国理はα β γの3段階に分かれたグレード別授業を行う。(毎学期、定期試験の結果によってクラス変動あり)
: ・かつてはホームルーム開始が9時、90分・70分授業やリフレッシュタイム(午前の中休み)といった独自の授業形態があったが、現在では一般の高校と大差がなくなっている。


; グローバル教育
5年生から理系と文系のコースにわかれ、6年生で国立理系・文系、私立理系・文系のクラスに編成される。昼食は給食{{Efn2|[[グリーンハウス (フードサービス)|グリーンハウス]]委託。平成23年度まではシダックス。}}または持参の弁当の選択制である。
: ・ 1・2年生は少人数クラスでのネイティブ講師による英会話授業を週2時間設けている他、4年生より第二外国語(英語上級会話、フランス語、中国語)を学習する。またGTECとTEAPを高校生は全員受験する。
: ・アメリカシアトルの私立高校ブッシュスクールと提携を結んでおり、当校生徒のUSAカナダ研修旅行での体験入学やブッシュスクールからの交換留学生を迎えている。
: ・希望する生徒を対象に英国イートン校への語学研修と[[オーストラリア]]へのターム留学が行われる<ref name=":global" />。
: ・海外大学進学協定校推薦入試制度(UPAS)も利用可能。


;その他
リベラルで自由な校風であり、黒髪で清廉潔白な髪型にすること、校内での携帯電話の使用禁止、アルバイトの禁止以外に特別厳しい校則が存在しない。
: ・個別指導塾のスクールTOMASと連携を結んでいる。

また各学年180人前後で男女比は7:3 - 6:4である。


== 沿革 ==
== 沿革 ==
* [[1982年]][[9月10日]] - 穎明館高等学校開校が決定される。
* [[1982年]]9月10日 - 穎明館高等学校開校が決定される。
* [[1985年]][[4月5日]] - 第1期生入学。
* [[1985年]]4月5日 - 第1期生入学。
* [[1986年]] - 初海外研修プログラム(韓国)
* [[1987年]][[4月1日]] - 穎明館中学校開校。
* [[1987年]][[10月1日]] - 第1回体育祭開催。
* [[1987年]]
* [[1988年]][[25]] - 第1回卒業式
** 41日 - 穎明館中学校開校
** 10月1日 - 第1回体育祭開催。
* [[1989年]] - 高校制服変更
* [[1992年]][[101]] - 第1回文化祭開催
* [[1988年]]25日 - 第1回穎明館高等学校卒業式
* [[1997]][[9月10日]] - 無窮館(図書館)竣工
* [[1989年]] - 中高6学年揃う。高校制服変更
* [[1990年]] - 第1回穎明館中学校卒業式。中学校の学年定員を80名から120名に拡大。全校給食制度開始。
* [[2001年]][[8月23日]] - 21世紀記念館〔2001 GEDENK HALLE〕竣工。
* [[1992年]]10月1日 - 第1回文化祭開催。
* [[2004年]] - [[第86回全国高等学校野球選手権大会|第86回全国高等学校野球選手権]]西東京大会で準優勝する。
* [[1993年]] - 穎明館中学・高等学校の各学年定員が160人となる。
* [[2006年]][[4月7日]] - 1年1学期制を採用。
* [[1997年]]9月10日 - 創立10周年を記念して無窮館(図書館)が竣工。
* [[2007年]] - 高校からの生徒募集停止、完全中高一貫校へと移行。
* [[2008年]][[41]] - 3テスト制を開始
* [[2001年]]823日 - 21世紀記念館(2001 GEDENK HALLE)竣工
* [[2012年]] - 制服変更
* [[2006年]]4月7日 - 1年1学期を採用。
* [[2007年]] - 高校からの生徒募集停止、完全中高一貫校へと移行。(180名 36×5クラス)
* [[2019年]] - 橋本好広が3代目校長に就任。
* [[2008年]]4月1日 - 3テスト制を開始。

* [[2012年]] - 制服変更。
== 教育方針・留学制度等 ==
* [[2016年]]4月1日 - 国際交流部を設置。
'''Experience(体験)/ Morality(道徳)/ Knowledge(知識)'''
* [[2019年]] - EMK未来プロジェクトスタート。

'''仁智は無窮 穎才を研きよき地球人たれ'''

'''人生は何ごとに依らず その目標は高く設定すべきである'''
'''その推進には高い知性と理性を必要とする'''
[[file:Emk.op.jpg|thumb|]]
*生活三条を毎朝唱和する
** 一つ 希望の朝を迎え 二つ 勤勉の昼を過ごし 三つ 感謝の夕べを送る

* 中高共に完全6日制・50分授業。

*中学の学習内容は2年までに、高校の学習内容は5年の2学期までに修得し、6年では少人数による大学入試対策演習授業が中心となる。

* グローバル教育の一環で1.2年生は少人数クラスでのネイティブ講師による英会話授業を週2時間設けている他、4年生より第二外国語(英語上級会話、フランス語、中国語)を学習する。またGTECとTEAPを高校生は全員受験する。

* アメリカシアトルの私立高校ブッシュスクールと提携を結んでおり、当校生徒のUSAカナダ研修旅行での体験入学やブッシュスクールからの交換留学生を迎えている。

* 希望する生徒を対象に[[英国]][[イートン校]]への語学研修と[[オーストラリア]]へのターム留学が行われる。<ref>
(English Language and Cultural Course for Japanese Students)
https://www.etoncollege.com/eton-outwards/summer-schools/</ref>


== 基礎データ ==
*選択授業が多くなるが、将来の進路選択の幅を早くから狭めない為に5年までは、全員が理・社を含む5教科を履修することになっている。
=== アクセス ===
[[京王バス]]「穎明館高校前」停留所があり、登下校時は京王バスが構内に乗り入れるほか、[[橋本駅 (神奈川県)|橋本駅]]からスクールバス([[神奈川中央交通]]委託)の運行もある<ref>[https://www.emk.ac.jp/access/ アクセス] - 穎明館中学高等学校</ref>


=== 象徴 ===
* 鞄、カーディガンやコートなど学校指定のEMKブランドがある。
; 制服
* 開校当初はフォレストグリーンのジャケットにチェックの開襟シャツという個性的な冬服だったが、1989年度からデザイン変更された。
: 独自ブランドの指定ローファーとブレザースタイルの制服である。
* かつてはホームルーム開始が9時、90分・70分授業やリフレッシュタイム(午前の中休み)といった独自の授業形態があったが、現在では一般の高校と大差がなくなっている。
: 冬服はEMKロゴ入りのエンブレムワッペンの黒のブレザーに深紅が入った黒のネクタイ。
* 開校当初はホームルーム開始が9時20分で9時から自習タイム。自習タイムは2年で廃止→ホームルーム開始時間の繰り上げ。
: 女子はネクタイとリボンを自由選択。夏服は黒または白のポロシャツに半袖シャツ。どちらも青色でEMKの刺繍が入っている<ref>[https://www.emk.ac.jp/intro/uniform.html 制服紹介] - 穎明館中学高等学校</ref>。
* 2019年、「EMK未来プロジェクト」と称して、中学生の生徒を対象の放課後教育プログラムの改革を実施。
: 2007年と2012年に制服が変更されており、特に2007年以前の制服は建学の精神に基づき、欧米の私立学校の制服を模していた物である。
* 上記のプロジェクトにより、中学3年生から「アドバンストクラス」を設置。成績上位者を集め、中学校から習熟度別授業を行う。高校生では3段階グレード別授業である。α β γがある。
: 開校当初はフォレストグリーンのジャケットにチェックの開襟シャツという冬服だったが、1989年度からデザイン変更された。
* 上記のプロジェクトにより、「EMK未来館」を導入。放課後、自学自習を行ってから帰宅する、という学校完結型の学習が出来るようになった。個別指導塾のスクールTOMASとの連携を結んでいる。
: 鞄、カーディガンやコートなど学校指定のEMKブランドがある。
*授業の前には、精神統一のため黙想をする。
; 校歌
: 作詞:堀越克明、作曲:[[藤山一郎]]。各学期の始業式・終業式やEMK祭及び入学式や卒業生等の行事の際に歌われる。


== 施設 ==
== 施設 ==
広大な敷地に大ホール、天文台、温水プール等の様々な設備を備えている。
[[File:Eimeikan.mukykan.jpg |thumb|無窮館天文台]]
* 21世紀記念館(講堂、PCルーム、学習室、中学一年生教室棟)
* 中学棟(MPルーム、学習室、中学生教室)
* 高校棟(食堂、理科室I、理科室II、理科準備室、保健室、家庭科室、美術室、生徒会室、学習室、高校生教室)
* 無窮館(図書館、PCルーム、学習室)
* 無窮館天文台
* 体育館(テニスコート、温水プール、武道場、和室)
* サッカーコート
* 堀越球場(堀越学園野球部の生徒が使用する為穎明館の生徒は常時立ち入り禁止)
* 堀越学園八王子学習センター(堀越学園の生徒の学習施設の為穎明館の生徒は常時立ち入り禁止)
<ref> https://www.emk.ac.jp/intro/facility.html</ref>


*EMK BRIDGE
== 制服・校歌 ==
*21世紀記念館(大ホール)
*制服
*中学棟
[[File:EMK.uniform3654.jpg|thumb|女子制服]]
*高校棟
*食堂
*無窮館
*体育棟
*400mトラック(芝生コート併設)
*堀越球場


== 学校行事 ==
独自ブランドの指定ローファーとブレザースタイルの制服である。冬服はEMKロゴ入りのエンブレムワッペンの黒のブレザーに深紅が入った黒のネクタイ。女子はネクタイとリボンを自由選択。夏服は黒または白のポロシャツに半袖シャツ。どちらも青色でEMKの刺繍が入っている。<ref> https://www.emk.ac.jp/intro/uniform.html</ref>
* 4月 - 入学式・始業式
* 5月 - 生徒総会
* 6月 - 1年菅平林間学校、2年広島平和体験学習、3年奈良京都体験学習、4年USA・カナダ体験学習、球技大会
* 7月 - オープンスクール、イートンサマースクール
* 8月 - 夏期講習、6年入試対策講習
* 9月 - EMK学校祭(文化祭、体育祭)
* 11月 - 芸術鑑賞(1年は[[鎌倉市|鎌倉]]校外学習、2年は[[能]]・[[狂言]]、3年は[[歌舞伎座]]での[[歌舞伎]]鑑賞)
* 12月 - 6年センター対策講習
* 1月 - 新春中学生百人一首大会
* 2月 - 生徒会選挙
* 3月 - 高校卒業式・終業式・中学課程卒業証書授与式
<ref>[https://www.emk.ac.jp/life/event.html 学校行事] - 穎明館中学高等学校</ref>


=== 学園祭 ===
学園祭は文化祭と体育祭を合わせたEMK学校祭と呼ばれている。例年9月に行われ、文化祭は土日の二日開催で体育祭は翌週の土曜に実施される。


文化祭は生物部、吹奏楽部、鉱物研究部、鉄道研究部の発表、青空ステージ(青ステ)や女装コンテスト等も行われる。 一日目閉幕後の2時間は生徒限定参加の中夜祭も催される。
2007年と2012年に制服が変更されており、特に2007年以前の制服は極めて特徴的なものであった。これは建学の精神に基づき、欧米の私立学校の制服を模していた物である。
*校歌
穎明館中学高等学校校歌(作詞:[[堀越克明]]、作曲:[[藤山一郎]])


体育祭は1 - 6年生の5組がそれぞれ5色に別れて競う。各色応援団による応援合戦やムカデ競争などが行われる。
各学期の始業式・終業式やEMK祭及び入学式や卒業生等の行事の際に歌われる。


== 部活動・委員会 ==
== 大学進学実績と傾向 ==
===進学実績===
=== 体育系 ===
* 合気道部

* 剣道部
170人前後の少人数から東大・一橋大・東京工業大・東京農工大・横浜国立大などの難関国立大のほか、早稲田大・慶應義塾大・上智大・国際基督教大学などの難関私立大や医学部医学科へ進学する生徒を毎年多数輩出している。<ref> https://www.emk.ac.jp/guidance/performance.html</ref>
* サッカー部

* 水泳部
最新2020年の主な合格実績
* 卓球部

* ダンス部
*東京大学...2名
* 硬式テニス部
*京都大学...1名
* バスケットボール部
*他旧帝大...5名
* バドミントン部
*難関国立大...20名
* バレーボール部
*他国公立...12名
* 中学軟式野球部
*早慶上理ICU...72名
* 高校硬式野球部
*GMARCH...145名
* 陸上競技部
*医学部医学科...18名
* 柔道部

===傾向===
例...2015年の合格実績
*東京大学...6名
*京都大学...2名
*他旧帝大...9名
*他国立大...24名
*早慶上理...121名
*MARCH...176名
*医学部医学科...8名

最難関私大の中では早稲田が39名と一番多く上智が17名と最も少ない。
またMARCHの中では明治大学に進学する生徒が最も多く、他多摩地区にキャンパスを持つ中央大学への進学者が次いで多い。
早稲田の併願にされやすい明治大学の合格者数が67名と多い事から、中間層では早稲田大学の志望者がとても多いと見られる。
また近年の進学実績低下が指摘されているが、医学部医学科への合格者数は2015年の8名から2020年には18名と向上している。
<ref> http://www.emk.ac.jp/event_2.php#192{{リンク切れ|date=2020年10月}}</ref>

== 学校行事 ==
[[File:EMK.uscanada.photo.png|thumb|USAカナダ研修での提携校ブッシュスクールの歓迎式]]
[[File:EMK.nara.t535798.png|thumb|奈良京都修学旅行]]
* 4月 入学式・始業式 進学ガイダンス
* 5月 - 球技大会{{Efn2|中学と高校に分かれて行う。}}{{Efn2|2020年(令和2年)度は[[2019新型コロナウイルス|新型コロナウイルス]]の影響により中止となった。}} 生徒総会
* 6月 - 1年菅平林間学校{{Efn2|ただし、39期生は新型コロナウイルスの影響により中止となった。}}、2年広島平和体験学習{{Efn2|ただし、38期生は新型コロナウイルスの影響により中止となった。}}、3年奈良京都体験学習{{Efn2|ただし、23期生は[[豚インフルエンザ]]、37期生は新型コロナウイルスの影響により、中止となった。}} 中学球技大会・高校球技大会
* 7月 -[[シアトル]]・[[バンクーバー]]体験学習{{Efn2|ただし、当初は韓国訪問、19期生は[[重症急性呼吸器症候群|SARS]]の影響により[[オーストラリア]]へ変更、25期生は豚インフルエンザの影響により中止となり、11月にフランス・オランダに行った。また36期生は新型コロナウイルスの影響により中止となった。}}
オープンスクール 夏期講習 6年入試対策講習
* 9月 - EMK祭(文化祭、体育祭){{Efn2|開校から2年間は生徒数が少ないため[[堀越高等学校]]と合同開催されていた。2020年度は新型コロナウイルスの影響で体育祭及び文化祭は来校者を入れずネット配信の形での開催となった。}} 進学講演会
* 11月 - 芸術鑑賞(1年は[[鎌倉]]校外学習、2年は[[能]]・[[狂言]]、3年は[[歌舞伎座]]での[[歌舞伎]]鑑賞)
* 12月 6年センター対策講習
* 1月 - 新春中学生百人一首大会
* 2月 次年度生徒会執行部役員選挙、演説会
* 3月 高校卒業式・終業式・中学課程卒業証書授与式 <ref> https://www.emk.ac.jp/life/event.htm{{リンク切れ|date=2020年10月}}</ref>

== 部活動・同好会活動 ==
[[File:EMK-BUNKASAI-seibutubu.jpg|thumb|]]
[[File:EMK.trainclub.jpg|thumb|]]
[[File:EMK.music.Xmas.jpg|thumb|]]
部活動においては伝統的にかるた部強豪校であり、多摩地区私学の競技かるたの先駆者である。

また学校祭では学校内外から生物部、鉱物研究部、吹奏楽部による発表・研究・展示の評価が高い。


=== 文化系 ===
=== 文化系 ===
* かるた部
*社会・茶道部
*かるた
* 軽音楽
* 室内楽部
*生物部
* 社会・茶道部
*科学部
*歴史
* 将棋
*天文
* 吹奏楽
*研究
*物部
*鉄道研究
* 天文
*美術部
* 美術部
*吹奏楽
* 演劇
*室内楽
* 鉱物研究
*軽音楽
* 鉄道研究
* 合唱同好会
*演劇部
* マスメディア研究会
*将棋部
*マスメディア研究会
*釣り同好会
* English Club
* English Club
* 歴史部
* 新聞同好会
* マジック同好会


=== 体育 ===
=== 委員会 ===
* 文化祭実行委員会
*柔道部
* 体育祭実行委員会
*合気道部
* 球技大会実行委員会
*剣道部
* 選挙管理委員会
*水泳部
* 保健委員会
*卓球部
* 図書委員会
*バスケットボール部
* 整備委員会
*バレーボール部
<ref>[https://www.tokyoshigaku.com/pamphlet/data/118503/html5m.html#page=18 クラブ] - 穎明館中学高等学校デジタルパンフレット</ref>
*テニス部
*バドミントン部
*ダンス部
*陸上部
*中学サッカー部
*高校サッカー部
*中学軟式野球部
*高校硬式野球部
<ref> https://www.emk.ac.jp/life/club.html</ref>


=== 委員会 ===
== 国内外の提携校 ==
* {{仮リンク|ブッシュスクール|en|Bush School (Washington)}} {{Flagicon|USA}}
*生徒会執行部
*: 開校当初からの提携校。2校間で生徒の交換訪問や体験入学等を行っている。
2019年に今池陸晃生徒会長が日本生徒会大賞を受賞する等活発的に活動を行っており、台湾の私立高校と協力した慈善事業も行っている。
* [[堀越高等学校]] {{Flagicon|JPN}}
*選挙管理委員会
*: 姉妹校。ただし、学校の特色が異なる為2校間での交流は現在は無い。
その年の新たな生徒会執行部選挙の告示・演説会進行・集計等を行う。
* [[イートン・カレッジ]] {{Flagicon|UK}}

*: 創立のモデルとなっているパブリックスクール。イートン校主催のサマースクール参加校でありグローバル教育の一環で毎年生徒を参加させている<ref name=":global" />。
毎年冬に行われる生徒会執行部選挙及び演説会は名物イベントであり、他校の生徒会長からの推薦状や前期委員からの応援演説が行われるなど本当の選挙さながらの伝統的な催しでもある。
*文化祭実行委員会
*体育祭実行委員会
*保健管理委員会
*整備委員会
*図書委員会
*放送委員会(某国の軍歌を流した生徒がおり、それにより2018年度から現在まで廃止中である)
<ref> https://www.emk.ac.jp/life/club.html</ref>

== EMK祭 ==
文化祭と体育祭を合わせた学園祭。

例年9月に行われ、文化祭は土日の二日開催で体育祭は翌週の土曜に実施される。

[[File:EMK.bunkasai.2019.jpg|thumb|2019年度スローガンは百祭練磨]]

=== 文化祭 ===
前項の通り生物部、吹奏楽部、鉱物研究部の発表が内外より高い評価を得ている他、女装コンテスト等も行われ盛大に盛り上がる。
一日目閉幕後の2時間は生徒限定参加の中夜祭も催される。
{{Efn2|2020年度は公開開催は行わずオンライン配信をした}}

=== 体育祭 ===
1 - 6年生のA.B.C.D.E組がそれぞれ5色に別れて競う。各色応援団による応援合戦や、コスプレリレーが名物イベントである。

== アクセス・立地 ==
広大な山を切り開いて建設されており都心の私立学校と比べて非常に広大な敷地を持つ。学校内へ入る為には通称EMKブリッジと呼ばれる谷に架かった巨大な橋を渡る必要があり、校内行きの京王バス急行便や専用スクールバスもこの橋を通って構内へ乗り入れる。
<ref> https://www.emk.ac.jp/access/</ref>
法政大学八王子キャンパスと山を隔てて接している。昆虫等が多く生息している他、裏山には珍しい植物も群生しており当学校の生物部は多種多様な動植物を採集可能な環境で部活動を行っている。八王子市の中でも南端の山がちな地域であり真冬には大雪で10センチ以上の積雪になる事も珍しくない。
[[File:EMK-snow-day-365468-2573mg.jpg|thumb|大雪の日のブリッジ前バス停]]
* [[中央本線|JR中央線]]・[[京王高尾線]][[高尾駅 (東京都)|高尾駅]]南口より
**[[京王バス]] 館ヶ丘団地行にて穎明館高校前バス停下車 徒歩2分
**京王バス 急行便穎明館構内行にて穎明館構内バス停(記念館前)下車
**校内乗り入れの急行便(途中無停車)で、通常は構内行きは朝のみ、高尾駅行きは放課後のみの運行。学校祭開催時等には特別ダイヤが組まれる。
*[[横浜線|JR横浜線]]・[[相模線|JR相模線]]・[[京王相模原線]][[橋本駅 (神奈川県)|橋本駅]]北口より穎明館構内行きの専用スクールバスで約30分{{Efn2|このスクールバスは学校説明会、または行事公開時に限り、臨時ダイヤが組まれる。}}
[[File:EMK.keio.bus.mgw.jpg|thumb|穎明館構内行き便]]

== 入試 ==
完全型中高一貫校であり、高校入試を行わない。
東京都の私立共学校での完全中高一貫校は[[渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校]]と穎明館のみである。

*2月1日入試..募集人数60名
(帰国子女入試枠は国・数・英の3科目で受験可能)
*2月2日入試..募集人数80名
*2月4日入試..募集人数30名

*編入試験..海外滞在1年+帰国後1年後の生徒のみ受験可能
英・国・数及び二次面接で受験
<ref> https://www.emk.ac.jp/info/point.html</ref>


== 主な出身者・関係者 ==
== 主な出身者・関係者 ==
*堀越克明 - 学校法人堀越学園学長
* [[堀越克明]] - 教育者、[[学校法人堀越学園 (東京都)|堀越園]]理事
* [[半藤英明]] - 元[[熊本県立大学]]学長、元本校教諭
*久保田宏明 - [[駒場東邦中学校・高等学校]]校長
* [[桑原秀範]] - 元野球部監督
*岡本武男 - [[攻玉社中学校・高等学校]]校長・[[都立国立高等学校]]校長
* [[川崎秀人]] - [[日本の国会議員|衆議院議員]]
*半藤英明 - [[熊本県立大学]]学長
*[[一ノ瀬颯]] - 俳優
* [[一ノ瀬颯]] - 俳優
* [[小室瑛莉子]] - [[フジテレビジョン|フジテレビ]][[アナウンサー]]
*今成優太 - [[埼玉県]][[富士見市]]市議会議員
*山本 健太郎 - [[日本公認会計士協会]]準会員会代表
*江川雄亮 - [[九州大学]]先進宇宙ロケット工学研究所博士、JAXAエンジニア
*竹内正人 - [[チームラボ]]所属アーティスト


== 当校が舞台となった作品 ==
== 当校が舞台となった作品 ==
*TVアニメ「ファンタジスタドール」
* TVアニメ「[[ファンタジスタドール]](2013年7月 - 9月放送)
*: 主人公が在籍する共学の私立中高一貫校「私立聖悠学館」として登場。当校の校舎、講堂やEMKブリッジをモデルとしている。

* TVアニメ「[[Re:ステージ!]]ドリームデイズ」(2019年7月 - 9月放送)
(2013年7月 - 9月放送 製作フッズエンタテインメント)
*: 主人公達が在籍する高尾山麓の中高一貫校の「私立稀星学園高尾校」として登場する。

主人公が在籍する共学の私立中高一貫校「私立聖悠学館」として登場。当校の校舎、講堂やEMKブリッジをモデルとしている。

舞台になった理由はアニメ監督の[[谷口悟朗]]の子息が穎明館へ通っていたことからである。

*TVアニメ「Re:ステージ!ドリームデイズ」
(2019年7月 - 9月放送 原作team yoree.)

主人公達が在籍する高尾山麓の中高一貫の進学校の「私立稀星学園高尾校」として登場する。


== その他 ==
== その他 ==
男子校である[[桐朋中学校・高等学校]]との併願受験者が多い為男女比が9:1の時代もあったが、2012年の制服変更後は女子志願者も増えており2021年度入学の40期生の男女比はほぼ3:2になっている。
中学入試第1回~第4回での成績優秀生徒への初年度授業料免除がある。

また、毎年3学期末の終業式にて学業面に秀でて、なおかつ人格的に模範となる生徒を各学年から1名ずつ表彰しており、その生徒は次年度「堀越克明奨学金」が支給され授業料が免除される。

男子校である[[桐朋中学校・高等学校]]との併願者が多い為男女比が9:1の時代もあったが、2012年の制服変更後は女子志願者も増えている。

入試問題の算数の配点が高い為、理系志向の生徒が多い。

== 余談 ==
[[学校法人堀越学園]]によって設立された為、堀越高校とは姉妹校の関係にある。しかし多摩地区の進学校である穎明館と、芸能科やスポーツ科がメインである都心の堀越高校は地理的に遠く学校としての意義が全く異なっている為か二校の交流は全く無い。

1982年の開校以来躍進を遂げ2015年には卒業生180人から旧帝大17名、難関私大300名弱の合格者を出し、都内の私立共学校では渋谷教育学園渋谷に次ぐ実績の進学校となった。<ref> http://www.emk.ac.jp/event_2.php#192{{リンク切れ|date=2020年10月}}</ref>しかし緩やかな凋落傾向に入り、2017年以降は都立人気がきっかけで偏差値暴落が起こりかつての[[桐蔭学園中学校・高等学校]]や[[桐朋中学校・高等学校]]同様に凋落校となった。

2019年就任の新校長の元で、中学入試に帰国子女枠の設置やEMK未来プロジェクト等の実施で学力向上及び実績回復への大胆な改革が行われている。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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== 参考文献 ==
{{No footnotes|section=1|date=2020年10月31日 (土) 13:07 (UTC)}}
(2020年穎明館高等学校東大・京大・難関大学 合格者数インターエデュ)
https://www.inter-edu.com/univ/2020/schools/25/jisseki/

(他項目{{どれ|date=2020年10月}} 穎明館中学高等学校公式ホームページ)
https://www.emk.ac.jp/

(日本生徒会大賞2019の審査結果について)
https://seitokai.jp/archives/4298

(人気国公立・早慶上智編 2020年度入試で学力を伸ばした中高一貫校は?【中学受験】)
https://benesse.jp/juken/202009/20200928-1.html

(理系力・文系力育てる最強校はどこだ? 【東洋経済オンライン】)
https://toyokeizai.net/articles/amp/26060?display=b&amp_event=read-body

* https://www.emk.ac.jp/contact/資料請求{{リンク切れ|date=2020年10月}}


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.emk.ac.jp/ 穎明館中学・高等学校]
* [https://www.emk.ac.jp/ 穎明館中学・高等学校]


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2024年11月17日 (日) 06:36時点における最新版

穎明館中学・高等学校
地図北緯35度37分24.6秒 東経139度17分32.9秒 / 北緯35.623500度 東経139.292472度 / 35.623500; 139.292472座標: 北緯35度37分24.6秒 東経139度17分32.9秒 / 北緯35.623500度 東経139.292472度 / 35.623500; 139.292472
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人堀越学園
理念 Experience(経験)
Morality(道徳)
Knowledge(知識) 、仁智は無窮 穎才を研きよき地球人たれ
設立年月日 1982年
創立記念日 9月10日
創立者 堀越克明
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 完全中高一貫校
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
学校コード C113320100018 ウィキデータを編集(中学校)
D113320100105 ウィキデータを編集(高等学校)
高校コード 13746E
所在地 193-0944
東京都八王子市館町2600番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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穎明館中学・高等学校(えいめいかんちゅうがく・こうとうがっこう)は、東京都八王子市館町に位置し、中高一貫教育を実施する私立中学校高等学校。高等学校においては生徒を募集しない完全中高一貫校[1]。 通称は略称及び教育理念の頭文字をとって「EMK」。

概要

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創立においてモデルとなった英国イートン・カレッジ

学校法人堀越学園理事長堀越克明が、イギリスイートン校をモデルとして優れた資質を秘めた向学心旺盛な若人を受け入れて、21世紀の国家を担い、国際社会でも羽ばたく真のリーダーを育成するという志のもとに設立した。

校名の「穎」は堀越修一郎が刊行した雑誌の穎才新誌に由来する[2]

中高一貫教育を採用し、高校生は4年生 - 6年生と称される。5年生から理系と文系のコースにわかれ、6年生で国立理系・文系、私立理系・文系のクラスに編成される。昼食は給食または持参の弁当の選択制である。各学年180人前後。

開校以来シアトルの私立高校ブッシュスクールと提携を結んでおり、高校1年生はUSAカナダの研修旅行の際に体験入学をする他、ブッシュスクールからも交換留学生を迎えている[3]

教育方針など

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Experience(経験)、Morality(道徳)、Knowledge(知識)を教育の柱にしている。

モットー
仁智は無窮 穎才を研きよき地球人たれ
校訓
人生は何ごとに依らず その目標は高く設定すべきである その推進には高い知性と理性を必要とする
生活三条を毎朝唱和する
一つ 希望の朝を迎え 二つ 勤勉の昼を過ごし 三つ 感謝の夕べを送る
授業
・毎回、授業開始前には黙想を行う。
・中高共に完全6日制・50分授業。
・中学の学習内容は2年までに、高校の学習内容は5年の2学期までに修得し、6年では少人数による大学入試対策演習授業が中心となる。
・高校過程において英数国理はα β γの3段階に分かれたグレード別授業を行う。(毎学期、定期試験の結果によってクラス変動あり)
・かつてはホームルーム開始が9時、90分・70分授業やリフレッシュタイム(午前の中休み)といった独自の授業形態があったが、現在では一般の高校と大差がなくなっている。
グローバル教育
・ 1・2年生は少人数クラスでのネイティブ講師による英会話授業を週2時間設けている他、4年生より第二外国語(英語上級会話、フランス語、中国語)を学習する。またGTECとTEAPを高校生は全員受験する。
・アメリカシアトルの私立高校ブッシュスクールと提携を結んでおり、当校生徒のUSAカナダ研修旅行での体験入学やブッシュスクールからの交換留学生を迎えている。
・希望する生徒を対象に英国イートン校への語学研修とオーストラリアへのターム留学が行われる[3]
・海外大学進学協定校推薦入試制度(UPAS)も利用可能。
その他
・個別指導塾のスクールTOMASと連携を結んでいる。

沿革

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  • 1982年9月10日 - 穎明館高等学校開校が決定される。
  • 1985年4月5日 - 第1期生入学。
  • 1986年 - 初海外研修プログラム(韓国)
  • 1987年
    • 4月1日 - 穎明館中学校開校。
    • 10月1日 - 第1回体育祭開催。
  • 1988年2月5日 - 第1回穎明館高等学校卒業式。
  • 1989年 - 中高6学年が揃う。高校制服変更。
  • 1990年 - 第1回穎明館中学校卒業式。中学校の学年定員を80名から120名に拡大。全校給食制度開始。
  • 1992年10月1日 - 第1回文化祭開催。
  • 1993年 - 穎明館中学・高等学校の各学年定員が160人となる。
  • 1997年9月10日 - 創立10周年を記念して無窮館(図書館)が竣工。
  • 2001年8月23日 - 21世紀記念館(2001 GEDENK HALLE)竣工。
  • 2006年4月7日 - 1年1学期制を採用。
  • 2007年 - 高校からの生徒募集停止、完全中高一貫校へと移行。(180名 36×5クラス)
  • 2008年4月1日 - 3テスト制を開始。
  • 2012年 - 制服変更。
  • 2016年4月1日 - 国際交流部を設置。
  • 2019年 - EMK未来プロジェクトスタート。

基礎データ

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アクセス

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京王バス「穎明館高校前」停留所があり、登下校時は京王バスが構内に乗り入れるほか、橋本駅からスクールバス(神奈川中央交通委託)の運行もある[4]

象徴

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制服
独自ブランドの指定ローファーとブレザースタイルの制服である。
冬服はEMKロゴ入りのエンブレムワッペンの黒のブレザーに深紅が入った黒のネクタイ。
女子はネクタイとリボンを自由選択。夏服は黒または白のポロシャツに半袖シャツ。どちらも青色でEMKの刺繍が入っている[5]
2007年と2012年に制服が変更されており、特に2007年以前の制服は建学の精神に基づき、欧米の私立学校の制服を模していた物である。
開校当初はフォレストグリーンのジャケットにチェックの開襟シャツという冬服だったが、1989年度からデザイン変更された。
鞄、カーディガンやコートなど学校指定のEMKブランドがある。
校歌
作詞:堀越克明、作曲:藤山一郎。各学期の始業式・終業式やEMK祭及び入学式や卒業生等の行事の際に歌われる。

施設

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広大な敷地に大ホール、天文台、温水プール等の様々な設備を備えている。

  • EMK BRIDGE
  • 21世紀記念館(大ホール)
  • 中学棟
  • 高校棟
  • 食堂
  • 無窮館
  • 体育棟
  • 400mトラック(芝生コート併設)
  • 堀越球場

学校行事

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  • 4月 - 入学式・始業式
  • 5月 - 生徒総会
  • 6月 - 1年菅平林間学校、2年広島平和体験学習、3年奈良京都体験学習、4年USA・カナダ体験学習、球技大会
  • 7月 - オープンスクール、イートンサマースクール
  • 8月 - 夏期講習、6年入試対策講習
  • 9月 - EMK学校祭(文化祭、体育祭)
  • 11月 - 芸術鑑賞(1年は鎌倉校外学習、2年は狂言、3年は歌舞伎座での歌舞伎鑑賞)
  • 12月 - 6年センター対策講習
  • 1月 - 新春中学生百人一首大会
  • 2月 - 生徒会選挙
  • 3月 - 高校卒業式・終業式・中学課程卒業証書授与式

[6]

学園祭

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学園祭は文化祭と体育祭を合わせたEMK学校祭と呼ばれている。例年9月に行われ、文化祭は土日の二日開催で体育祭は翌週の土曜に実施される。

文化祭は生物部、吹奏楽部、鉱物研究部、鉄道研究部の発表、青空ステージ(青ステ)や女装コンテスト等も行われる。 一日目閉幕後の2時間は生徒限定参加の中夜祭も催される。

体育祭は1 - 6年生の5組がそれぞれ5色に別れて競う。各色応援団による応援合戦やムカデ競争などが行われる。

部活動・委員会

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体育系

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  • 合気道部
  • 剣道部
  • サッカー部
  • 水泳部
  • 卓球部
  • ダンス部
  • 硬式テニス部
  • バスケットボール部
  • バドミントン部
  • バレーボール部
  • 中学軟式野球部
  • 高校硬式野球部
  • 陸上競技部
  • 柔道部

文化系

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  • かるた部
  • 軽音楽部
  • 室内楽部
  • 社会・茶道部
  • 将棋部
  • 吹奏楽部
  • 生物部
  • 天文部
  • 美術部
  • 演劇部
  • 鉱物研究部
  • 鉄道研究部
  • 合唱同好会
  • マスメディア研究会
  • English Club
  • 歴史部
  • 新聞同好会
  • マジック同好会

委員会

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  • 文化祭実行委員会
  • 体育祭実行委員会
  • 球技大会実行委員会
  • 選挙管理委員会
  • 保健委員会
  • 図書委員会
  • 整備委員会

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国内外の提携校

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  • ブッシュスクール英語版 アメリカ合衆国の旗
    開校当初からの提携校。2校間で生徒の交換訪問や体験入学等を行っている。
  • 堀越高等学校 日本の旗
    姉妹校。ただし、学校の特色が異なる為2校間での交流は現在は無い。
  • イートン・カレッジ イギリスの旗
    創立のモデルとなっているパブリックスクール。イートン校主催のサマースクール参加校でありグローバル教育の一環で毎年生徒を参加させている[3]

主な出身者・関係者

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当校が舞台となった作品

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  • TVアニメ「ファンタジスタドール」(2013年7月 - 9月放送)
    主人公が在籍する共学の私立中高一貫校「私立聖悠学館」として登場。当校の校舎、講堂やEMKブリッジをモデルとしている。
  • TVアニメ「Re:ステージ!ドリームデイズ」(2019年7月 - 9月放送)
    主人公達が在籍する高尾山麓の中高一貫校の「私立稀星学園高尾校」として登場する。

その他

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男子校である桐朋中学校・高等学校との併願受験者が多い為男女比が9:1の時代もあったが、2012年の制服変更後は女子志願者も増えており2021年度入学の40期生の男女比はほぼ3:2になっている。

脚注

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  1. ^ 穎明館中学校の学校情報(中学受験パスナビ)の冒頭に「※系列高校での募集はない。」と掲示されている。
  2. ^ 建学の精神・沿革 - 穎明館中学高等学校
  3. ^ a b c グローバル教育 - 穎明館中学高等学校
  4. ^ アクセス - 穎明館中学高等学校
  5. ^ 制服紹介 - 穎明館中学高等学校
  6. ^ 学校行事 - 穎明館中学高等学校
  7. ^ クラブ - 穎明館中学高等学校デジタルパンフレット

関連項目

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外部リンク

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