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「マリアナ・シルバ」の版間の差分

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==人物==
==人物==
柔道は兄の影響で小学校1年の時に始めた。地元で活躍していたが、2005年にはもっと強くなりたいために日本の[[岡山学芸館清秀中学校・岡山学芸館高等学校|岡山学芸館高校]]へ留学して、元[[1989年世界柔道選手権大会|世界選手権]]3位である[[小林貴子 (柔道家)|小林貴子]]の指導を受けることになった<ref name="teikyouniv">[http://archive-wjudo.teikyouniv.jp/yearbook/yearbook2009/index.html YEARBOOK 2009 女子柔道部]</ref><ref>[https://www.nikkeyshimbun.jp/2017/170513-71colonia.html ブラジル柔道「東京五輪で勝って泣く」＝リオで涙呑んだマリアナさん＝（上）＝日本で5年修行した非日系選手]　[[ニッケイ新聞]]　2017年5月13日</ref>。1年の時には[[全国高等学校総合体育大会柔道競技大会|インターハイ]]63kg級で5位になった。2年のインターハイでは準決勝で[[東北高等学校|東北高校]]3年の[[阿部香菜]]に[[袈裟固]]で敗れるも3位となった。3年のインターハイでは3回戦で敗れた<ref name="nikkey">[https://www.nikkeyshimbun.jp/2017/170516-72colonia.html 柔道「東京五輪で勝って泣く」＝リオで涙呑んだマリアナさん＝（下）＝3年後の日本で恩返し誓う]　[[ニッケイ新聞]]　2017年5月16日</ref>。2008年に[[帝京大学]]へ進学すると、2年先輩に[[松本薫 (柔道)|松本薫]]がいたものの、1年先輩の[[石川慈]]と仲が良かったという<ref name="teikyouniv"/>。2009年の[[全日本学生柔道体重別団体優勝大会|体重別団体]]では2位となった。一方で、[[ポルトガル語圏競技大会]]で優勝すると、[[2009年世界ジュニア柔道選手権大会|世界ジュニア]]では3位になった<ref name="judoinside"/>。その後ブラジルに戻ると<ref name="nikkey"/>、2010年の[[グランドスラム・リオデジャネイロ2010|グランドスラム・リオデジャネイロ]]では3位だった<ref name="judoinside"/>。2012年の[[2012年ロンドンオリンピックの柔道競技|ロンドンオリンピック]]では初戦で中国の[[徐麗麗]]に技ありで敗れた<ref name="olympedia"/><ref name="nikkey"/>。2013年に[[リオデジャネイロ]]で開催された[[世界柔道団体選手権大会|世界団体]]では予選ラウンドに出場するも、決勝の日本戦には出場せずチームも2位にとどまった<ref name="judobase"/>。2015年の[[パンアメリカン競技大会]]では3位だったが、[[ミリタリーワールドゲームズ]]で優勝を飾った<ref name="judoinside"/>。2016年には[[パンアメリカン柔道選手権大会|パンナム選手権]]で優勝した。地元ブラジルのリオデジャネイロで開催された[[リオデジャネイロオリンピックにおける柔道競技|リオデジャネイロオリンピック]]では準々決勝で元世界チャンピオンであるイスラエルの[[ヤーデン・ジェルビ]]を有効で破るも、準決勝で世界チャンピオンであるスロベニアの[[ティナ・トルステニャク]]に[[縦四方固]]で敗れると、3位決定戦でもオランダの[[アニカ・ファンエムデン]]に有効で敗れて5位にとどまった<ref name="olympedia"/><ref name="nikkey"/>。
柔道は兄の影響で小学校1年の時に始めた。地元で活躍していたが、2005年にはもっと強くなりたいために日本の[[岡山学芸館清秀中学校・岡山学芸館高等学校|岡山学芸館高校]]へ留学して、元[[1989年世界柔道選手権大会|世界選手権]]3位である[[小林貴子 (柔道)|小林貴子]]の指導を受けることになった<ref name="teikyouniv">[http://archive-wjudo.teikyouniv.jp/yearbook/yearbook2009/index.html YEARBOOK 2009 女子柔道部]</ref><ref>[https://www.nikkeyshimbun.jp/2017/170513-71colonia.html ブラジル柔道「東京五輪で勝って泣く」＝リオで涙呑んだマリアナさん＝（上）＝日本で5年修行した非日系選手]　[[ニッケイ新聞]]　2017年5月13日</ref>。1年の時には[[全国高等学校総合体育大会柔道競技大会|インターハイ]]63kg級で5位になった。2年のインターハイでは準決勝で[[東北高等学校|東北高校]]3年の[[阿部香菜]]に[[袈裟固]]で敗れるも3位となった。3年のインターハイでは3回戦で敗れた<ref name="nikkey">[https://www.nikkeyshimbun.jp/2017/170516-72colonia.html 柔道「東京五輪で勝って泣く」＝リオで涙呑んだマリアナさん＝（下）＝3年後の日本で恩返し誓う]　[[ニッケイ新聞]]　2017年5月16日</ref>。2008年に[[帝京大学]]へ進学すると、2年先輩に[[松本薫 (柔道)|松本薫]]がいたものの、1年先輩の[[石川慈]]と仲が良かったという<ref name="teikyouniv"/>。2009年の[[全日本学生柔道体重別団体優勝大会|体重別団体]]では2位となった。一方で、[[ポルトガル語圏競技大会]]で優勝すると、[[2009年世界ジュニア柔道選手権大会|世界ジュニア]]では3位になった<ref name="judoinside"/>。その後ブラジルに戻ると<ref name="nikkey"/>、2010年の[[グランドスラム・リオデジャネイロ2010|グランドスラム・リオデジャネイロ]]では3位だった<ref name="judoinside"/>。2012年の[[2012年ロンドンオリンピックの柔道競技|ロンドンオリンピック]]では初戦で中国の[[徐麗麗]]に技ありで敗れた<ref name="olympedia"/><ref name="nikkey"/>。2013年に[[リオデジャネイロ]]で開催された[[世界柔道団体選手権大会|世界団体]]では予選ラウンドに出場するも、決勝の日本戦には出場せずチームも2位にとどまった<ref name="judobase"/>。2015年の[[パンアメリカン競技大会]]では3位だったが、[[ミリタリーワールドゲームズ]]で優勝を飾った<ref name="judoinside"/>。2016年には[[パンアメリカン柔道選手権大会|パンナム選手権]]で優勝した。地元ブラジルのリオデジャネイロで開催された[[リオデジャネイロオリンピックにおける柔道競技|リオデジャネイロオリンピック]]では準々決勝で元世界チャンピオンであるイスラエルの[[ヤーデン・ジェルビ]]を有効で破るも、準決勝で世界チャンピオンであるスロベニアの[[ティナ・トルステニャク]]に[[縦四方固]]で敗れると、3位決定戦でもオランダの[[アニカ・ファンエムデン]]に有効で敗れて5位にとどまった<ref name="olympedia"/><ref name="nikkey"/>。


[[国際柔道連盟|IJF]]世界ランキングは368ポイント獲得で68位(20/5/11現在)<ref>[http://www.intjudo.eu/fo-Rankingir World ranking list]</ref>。
[[国際柔道連盟|IJF]]世界ランキングは368ポイント獲得で68位(20/5/11現在)<ref>[http://www.intjudo.eu/fo-Rankingir World ranking list]</ref>。

2020年12月20日 (日) 05:53時点における版

この名前は、ポルトガル語圏の人名慣習に従っています。第一姓（母方の姓）はドス・サントス、第二姓（父方の姓）はシルバです。
2015年
獲得メダル
ブラジルの旗 ブラジル
柔道
世界団体
銀 2013　リオデジャネイロ 63kg級
世界ジュニア
銅 2009　パリ 63kg級

マリアナ・ドス・サントス・シルバ（Mariana dos Santos Silva 1990年2月22日- ）はブラジルのサンパウロ出身の柔道選手。階級は63kg級。身長173cm[1][2][3]。

人物

柔道は兄の影響で小学校1年の時に始めた。地元で活躍していたが、2005年にはもっと強くなりたいために日本の岡山学芸館高校へ留学して、元世界選手権3位である小林貴子の指導を受けることになった[4][5]。1年の時にはインターハイ63kg級で5位になった。2年のインターハイでは準決勝で東北高校3年の阿部香菜に袈裟固で敗れるも3位となった。3年のインターハイでは3回戦で敗れた[6]。2008年に帝京大学へ進学すると、2年先輩に松本薫がいたものの、1年先輩の石川慈と仲が良かったという[4]。2009年の体重別団体では2位となった。一方で、ポルトガル語圏競技大会で優勝すると、世界ジュニアでは3位になった[3]。その後ブラジルに戻ると[6]、2010年のグランドスラム・リオデジャネイロでは3位だった[3]。2012年のロンドンオリンピックでは初戦で中国の徐麗麗に技ありで敗れた[1][6]。2013年にリオデジャネイロで開催された世界団体では予選ラウンドに出場するも、決勝の日本戦には出場せずチームも2位にとどまった[2]。2015年のパンアメリカン競技大会では3位だったが、ミリタリーワールドゲームズで優勝を飾った[3]。2016年にはパンナム選手権で優勝した。地元ブラジルのリオデジャネイロで開催されたリオデジャネイロオリンピックでは準々決勝で元世界チャンピオンであるイスラエルのヤーデン・ジェルビを有効で破るも、準決勝で世界チャンピオンであるスロベニアのティナ・トルステニャクに縦四方固で敗れると、3位決定戦でもオランダのアニカ・ファンエムデンに有効で敗れて5位にとどまった[1][6]。

IJF世界ランキングは368ポイント獲得で68位(20/5/11現在)[7]。

主な戦績

(出典[2]、JudoInside.com)。

脚注

  1. ^ a b c Biographical information
  2. ^ a b c profile
  3. ^ a b c d Judo results
  4. ^ a b YEARBOOK 2009 女子柔道部
  5. ^ ブラジル柔道「東京五輪で勝って泣く」＝リオで涙呑んだマリアナさん＝（上）＝日本で5年修行した非日系選手　ニッケイ新聞　2017年5月13日
  6. ^ a b c d 柔道「東京五輪で勝って泣く」＝リオで涙呑んだマリアナさん＝（下）＝3年後の日本で恩返し誓う　ニッケイ新聞　2017年5月16日
  7. ^ World ranking list

外部リンク

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