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「SourceForge Enterprise」の版間の差分

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'''TeamForge''' は、協働型[[バージョン管理システム|バージョン管理]]・[[ソフトウェア開発]]管理システムである。各種ソフトウェア開発サービスのフロントエンドを提供し、[[PostgreSQL]]や[[Apache Subversion|Subversion]]といった[[FLOSS]]アプリケーションを統合している。かつては、SourceForge Enterpriseという名称だった。
'''TeamForge''' は、協働型[[バージョン管理システム|バージョン管理]]・[[ソフトウェア開発]]管理システムである。各種ソフトウェア開発サービスのフロントエンドを提供し、[[PostgreSQL]]や[[Apache Subversion|Subversion]]といった[[FLOSS]]アプリケーションを統合している。かつては、SourceForge Enterpriseという名称だった。


元々は、SourceForge.netで採用されていたシステム自体が[[オープンソース]]だったが、v2.5をフォークする形でv3.0から商用化され、[[プロプライエタリソフトウェア]]の SourceForge Enterprise Edition という製品になった。元のv2.0のコードベースから、[[GNUプロジェクト]]によって [[GNU Savannah|Savannah]] として[[フォーク (ソフトウェア開発)|フォーク]]された。また、元々SorceForge.netを開発していた一部のプログラマらが v2.5コードをベースに[[GForge]] という別のフォークを立ち上げている。v4.0からは、完全にJavaベースのシステムにスクラッチから書き直され、元々のSourceForge.netに由来するコードは無くなっている。v5.2より、SourceForgeという名称も外されている。
元々は、SourceForge.netで採用されていたシステム自体が[[オープンソース]]だったが、v2.5をフォークする形でv3.0から商用化され、[[プロプライエタリソフトウェア]]の SourceForge Enterprise Edition という製品になった。元のv2.0のコードベースから、[[GNUプロジェクト]]によって [[GNU Savannah|Savannah]] として[[フォーク (ソフトウェア開発)|フォーク]]された。また、元々SorceForge.netを開発していた一部のプログラマらが v2.5コードをベースに[[GForge]] という別のフォークを立ち上げている。v4.0からは、完全にJavaベースのシステムにスクラッチから書き直され、元々のSourceForge.netに由来するコードは無くなっている。v5.2より、SourceForgeという名称も外されている。


元は[[SourceForge (企業)|SourceForge]]社が販売していたが、[[2007年]][[4月24日]]、[[コラブネット]]に、商用版のソフトウェア事業が売却された<ref>{{cite web | author=Darryl K. Taft| title=CollabNet Acquires SourceForge | url= http://www.eweek.com/article2/0,1895,2121677,00.asp?kc=EWNAVEMNL042707EOAD | date=2007年4月24日 | accessdate=2007-04-29 }}</ref>。
元は[[SourceForge (企業)|SourceForge]]社が販売していたが、[[2007年]][[4月24日]]、[[コラブネット]]に、商用版のソフトウェア事業が売却された<ref>{{cite web | author=Darryl K. Taft| title=CollabNet Acquires SourceForge | url= http://www.eweek.com/article2/0,1895,2121677,00.asp?kc=EWNAVEMNL042707EOAD | date=2007年4月24日 | accessdate=2007-04-29 }}</ref>。

2020年12月23日 (水) 21:41時点における最新版

TeamForge
開発元 コラブネット
種別 バージョン管理およびソフトウェア開発管理システム
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト http://www.collab.net/products/sfee
テンプレートを表示

TeamForge は、協働型バージョン管理ソフトウェア開発管理システムである。各種ソフトウェア開発サービスのフロントエンドを提供し、PostgreSQLSubversionといったFLOSSアプリケーションを統合している。かつては、SourceForge Enterpriseという名称だった。

元々は、SourceForge.netで採用されていたシステム自体がオープンソースだったが、v2.5をフォークする形でv3.0から商用化され、プロプライエタリソフトウェアの SourceForge Enterprise Edition という製品になった。元のv2.0のコードベースから、GNUプロジェクトによって Savannah としてフォークされた。また、元々SorceForge.netを開発していた一部のプログラマらが v2.5コードをベースにGForge という別のフォークを立ち上げている。v4.0からは、完全にJavaベースのシステムにスクラッチから書き直され、元々のSourceForge.netに由来するコードは無くなっている。v5.2より、SourceForgeという名称も外されている。

元はSourceForge社が販売していたが、2007年4月24日コラブネットに、商用版のソフトウェア事業が売却された[1]

元々の出自であるSourceForge.netは、現在もSourceForge社が運営し、日本版のSourceForge.JPOSDN株式会社が運営している。

脚注[編集]

  1. ^ Darryl K. Taft (2007年4月24日). “CollabNet Acquires SourceForge”. 2007年4月29日閲覧。

外部リンク[編集]