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「VideoStudio」の版間の差分

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| 公式サイト = [http://www.corel.jp/ www.corel.jp]
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2020年12月23日 (水) 21:57時点における版

VideoStudio
開発元 コーレル
最新版
2020 /2020年4月22日 (4年前) (2020-04-22)(パッケージ版)
対応OS Windows
種別 動画編集ソフトウェアオーサリングツール
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.corel.jp
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VideoStudio(ビデオスタジオ)はコーレル株式会社(Corel)が販売している映像編集・スライドショー作成を目的としたノンリニア編集ソフトウェア。略称はビデスタVS (ブイエス)、CVS UVS など。

概要

様々な動画、画像、音声ファイルに対応し、テキスト、エフェクト、トランジションなど様々な編集を経てDVDBlu-ray オーサリングを行ったり、様々な動画ファイルへ保存したり、YouTubeニコニコ動画などにアップロードすることが可能である。

2006年までは上位モデルとしてMediaStudio Proが発売されていた。2020年現在では、同社発売の動画編集ソフトウェアとしてPinnacle Studioが上位モデルに位置している。


特徴的な機能

3つのワークスペース
動画編集の工程である「インポート」「編集」「完了(出力)」が3ステップとして画面上で切り替えて行うことができ、初心者でも編集の流れがつかみやすい。
基本モーション、高度なモーション
基本モーションでは簡単なアニメーションを適用でき、高度なモーションでは自分でアニメーションを細かに設定できる。
分割画面
アルバムのように、1ページに複数の動画や画像をはめ込む機能。Ultimate版では形を自作することが可能。
ストップモーション
Webカメラや一眼レフカメラを接続しスペースキーを押したタイミングまたは一定間隔で撮影して動画にする機能。JPEGや透過PNGを連続で読み込むことも可能。
クロマキー合成
特定の色を透明にして合成が可能。
スマートレンダリング
DVカメラの映像やMPEG形式で行うことができる機能で、必要最小限の箇所のみ再エンコードし画質の劣化を最小限に抑えながら、レンダリングしていないかのようなきれいな画質、スピードで変換を行う機能。Ver.11Plus以降ではAVCHD形式でも使用可能。
MPEGオプティマイザ
スマートレンダリングの拡張機能。複数素材を使用する場合、スマートレンダリング使用率によってエンコード割合が算出でき、品質劣化を最小限に抑えてのエンコード設定が可能。
映像、音のクロスフェード
2つのクリップをタイムライン上に並べて載せた時、その2つのクリップを重ねるように、右側のクリップを左のクリップに重ねるよう動かすことでトランジションを入れる事が可能になります。音声の場合はクロスフェード(音のスムーズな切り替え)が可能です。
ペインティングクリエイター
映像や静止画の上に文字や絵を描く機能。描いている工程を動画にして再生することが可能である。タブレットにも対応しており、筆圧や透明度の調整も可能なため、本格的なイラストも作画可能である。
スマートプロキシ
ハイビジョンの映像をそのまま編集すると重いので、作業用ファイルを生成する機能。DVD画質のファイルで編集を行い、最後のエンコード時はオリジナルファイルを使用する。(編集の動作が軽く、画質はきれいに)が実現しやすい機能である。(ファイルは自動設定もしくは手動で作成を始める必要がある。大体30分のAVCHDデータをエンコードする場合、VS11だと2時間40分弱、VS12の情報では33弱かかる計算であった。※発売当時の情報、core2 duoのCPU)
ScoreFitter(スコアフィッター)
Pinnacle社で開発されていたBGM自動生成機能。X8以降搭載されている。ジャンルやバリエーションを選ぶことで著作権フリーの音楽として作品に使うことができる。それまでは他社の「SmartSound」が搭載されていた。
VSTプラグイン対応
Virtual Studio Technologyの略で、音楽ソフト等に搭載されている機能。音声データに対しエコー等のエフェクトをかけたり、簡単なボーカルキャンセルなどすることも可能である。作曲機能が無い為、使えない物も存在するが、ネット上に存在するフリーVSTが使えることがある。
マルチカム編集
複数台のカメラで一つの被写体を撮影した際の編集技術。テレビなど1カメ、2カメを切り替える感覚で映像を選択できる、専用のエディタ上での編集になり、編集が終了するとVideoStudio上で一つの動画のファイルとして扱うことができる。ただし、ハイビジョンの場合は、映像を複数一気に扱う関係上、PCへの負荷が高くなりやすい。
Mutical Capture Lite
PC上の操作を録画できる機能。簡易版だが、Webカメラとの同時録画も可能。それぞれタイムラインで編集ができる。

各グレード

現在、VideoStudioは3種類の同時発売となっている。 機能と価格が違い、目的に応じて購入することができる。

VideoStudio

一番シンプルな低価格モデル。標準である「Pro」から次の機能が制限されている newblueなど他社フィルター/360度映像編集機能非対応/広角レンズ補正機能/マルチカム編集は2台/Corel MyDVD

VideoStudio Pro

標準モデル。360度映像の編集や、広角レンズ補正機能も搭載している。マルチカム編集は同時に4台まで可能。オーサリング機能は標準のほかにCorel MyDVDを搭載している。

VideoStudio Ultimate

上位モデル。映像制作に便利な機能が多数追加されており、そのエフェクト、文字機能、手振れ補正プラグインなどは、計算すると1100ドル以上の価値があるとしている[1]

VideoStudio本体
  • (2019)カラーグレーディング
  • (2019)シームレストランジション
  • (2018)分割画面テンプレートクリエーター
  • (2018)3Dタイトルエディター
  • (X10)マスククリエーター
  • (X9)MXFの読み込み
  • (X9)マルチカムエディタのトラック増(4→6)
他社プラグイン
  • (X4)proDAD Mercalli SE(手ぶれ補正フィルター)
  • (X5)proDAD RotoPen(マップウォーキング)
  • (X5)proDAD VitaScene(ビデオフィルタ70種類、トランジション80種追加)
  • (X5)NewBllueフィルター(10カテゴリー、83種類追加)
  • (X6)proDAD Handscript(筆記体の手書きアニメーション)
  • (X6)Newblue FX Color Fast(高性能色調補正フィルター)
  • (X8)NewBlueFX Essentials IV(銀残し(ブリーチバイパス)やタイムクロック表示、赤外線カメラのようなナイトショットやムービーの任意の部分を拡大する虫眼鏡)
  • (X9)NewBlue VideoEssentials VII(カラーや範囲対象でのモザイク機能やコントラストや色味が総合的に調整できるVideoTuneup Plusなど10種類のフィルタセット)
  • (X10)proDAD Adorage Volume 9(雪や炎、蛍のようなパーティクルもある、300以上の粒子、オブジェクト効果トランジションやフィルター)
  • (X10)Boris Title Studio(べベルや塗りつぶし、スタイルを適用したモーショングラフィックスや 2D/3D タイトルを作成)
  • (X10)NewBlue Titler Pro 5 (フィルター加工した2D、3D タイトルの作成)


  • VideoStudio 8~12では、通常版を発売してから約半年後に、Blu-rayライティング機能などの付加機能を搭載した上位版として「VideoStudio Plus」を発売していた。
  • VideoStudio X3~X9では、通常版を「Pro」、上位版を「Ultimate」と名前を変更し、同時発売している。
  • VideoStudio X10以降は、さらに機能を絞り名前から「Pro」を削ったものと、Blu-rayプラグインや画像加工ソフトPaint Shop ProWinDVDが同梱されたSuiteの4種類展開となる。
  • VideoSutdio 2020ではSuiteが廃止された。

歴史

元々、台湾に本社を置くユーリードが開発・販売を行っていた。日本の販社はバージョン3までは住友金属工業株式会社が行い、バージョン4より「Ulead VideoStudio(UVS)」として各店舗などで販売していた。2007年にコーレルに買収された後はコーレル株式会社の開発、販売となる。(2012〜2014年の間のみ、日本での販売、サポートをイーフロンティアが行い、バージョンX8にて再びコーレルとなった。) 2019年11月からソースネクストが日本でのコンシューマ向け独占販売権を取得し、サポートを行っている。(法人向け・ライセンスなどはコーレル株式会社)



バージョン遍歴

発売日 バージョン 主な追加機能
98/11/27 3 現在でも継承されているステップ方式(8ステップ)を用いた、初心者向けビデオ編集ソフトとして19800円で販売された[2]
00/04/21 4 MPEG-2の入出力、MP3の入力に対応。4GB越の動画作成が可能に。また、DV静止画キャプチャ機能、テキストを無制限に重ねる機能などが盛り込まれた。また、はじめてアカデミック版などのラインナップが増えた。また、値段価格帯が14800円台に下がった。
01/04/06 5 Pentium 4のSSE2命令に対応。それ専用のトランジションも追加された。
02/04/05 6 オーバーレイトラックとテキストトラックがはじめて追加された。それまではテキストはそれだけの映像になってしまっていたが、映像の上に文字が載るようになった。
03/04/04 7 "Windows Media 9"の入力、編集が可能に。また動画のスピード可変、オールドフィルム、レンズフレア、稲妻などのビデオフィルタを35種類追加。
04/06/18 8 自動でスライドショーなどを作ってくれる「おまかせモード」を新搭載。画像へのパン&ズーム機能の搭載や16:9への対応、フィルタやトランジションなどが追加。
05/06/17 9 「クイックDVDウィザード」を新搭載。また、「おまかせモード」にオートパン&ズーム機能を搭載し、BGMのリズムパターンを検出、トランジションのタイミングを調整する"ミュージック分析エンジン"も装備
06/06/30 10 新インターフェイス、オーバーレイの追加(計6本)、HDV編集ネイティブ対応、MPEG-4出力、スマートプロキシ、Dolby Digital 5.1、チャプタ設定機能
06/11/10 10 Plus H.264/MPEG-4 AVC出力、HD DVDオーサリング、PhotoImpact 10 SE付属(当Verのみ)
07/06/15 11 AVCHD形式入力、HDVへの書き戻し、撮影日インポート(DVのみ)、MPEGオプティマイザ、スマートパッケージ、ホワイトバランス、タイトルの回転、レンダリングの一時停止機能
07/10/26 11 Plus AVCHD DVDオーサリング、Blu-ray Disc オーサリング機能、Mpeg4/H.264スマートレンダリング、YouTubeアップロード機能、フルハイビジョン対応、
08/04/18 12 ペインティングクリエイター、タイトルトラックの追加(計2本)、各機能の速度向上(レンダリング速度やプロキシファイル生成速度等)、Core2Quad対応、UIの自由度の向上、サムネイルのリセット機能、音楽のクロスフェード、エフェクト機能の向上(オーバーレイへ適用可能に)(Blu-ray オーサリング機能削除される)
08/09/12 12 Plus Blu-ray Disc オーサリング機能、FLV形式の出力、AVCHD形式保存時のビットレート変更、3GPP、3GPP2形式の入出力、NewBlue 社フィルムエフェクト72種類同梱
10/04/16 X3 Pro [取り込み][編集][完了]の3ステップUIへの変更。BDMV(MPEG2,H.264)のBlu-ray Discオーサリング機能を搭載。Windows7の各機能に対応(ジャンプリストなど)、オーディオトラックの本数増量(1→3)、への対応、ハードウェアアクセラレータへの対応(Core i7Nvidia Cuda等)
10/04/16 X3 Ultimate NewBlue社のフィルタープラグイン(部分モザイクが可能な「ピクセラレーター」やX,Y,Z軸で動かせる「ピクチャーインピクチャー」)、Newblue社製トランジション、オーディオフィルター、CorelFXフィルターの追加。また、BD-Jへの対応(カレンダーメニュー)
10/11/12 VideoStudio X3 & PaintShop Photo Pro X3 VideoStudio X3、同社が発売している写真加工ソフトPaint Shop Pro x3のセットパッケージ。コーレル25週年記念の一環で、2500本限定で出荷された。
11/04/15 X4 Pro UIのパレット化。MovieWriter 7ベースのオーサリングシステム、タイトルクリップをオーバーレイに配置可能、Core i7 Sandy bridgeへの最適化、ハードウェアアクセラレータのプレビュー時の対応、X3 Ulimateに搭載されていたCorelFx, NewBlueフィルターの標準搭載。64-bit OSへの最適化(ネイティブではない)、ストップモーションキャプチャー機能、タイムラプス機能の追加など
11/04/15 X4 Ultimate 【Boris Graffiti(文字アニメーション強化機能。フィルタも30種類追加)】【proDAD Mercalli SE(手ぶれ補正フィルター)】搭載
12/04/20 X5 Pro オーバーレイトラックが6から20(ビデオトラックが計21に)、3Dカメラの入力対応、60p/50pモード搭載、HTML5(WebM)出力機能、パソコンの操作画面の録画機能(Corel Screen Capture)、Paintshop形式でレイヤーを分けて保存した画像を各トラックに振り分ける機能、トラック全体の無効・有効機能、ウィンドウモード(全画面でない)、DVDオーサリング時の字幕作成機能、isoファイルからのライティング機能、属性のコピー時、貼り付ける属性を選択可能に、など
12/04/20 X5 Ultimate X4Ultimateにあったプラグインに加え次のプラグインを搭載。【proDAD RotoPen(マップウォーキング)】【proDAD VitaScene(ビデオフィルタ70種類、トランジション80種追加)】【NewBllueフィルター(10カテゴリー、83種類追加)】
13/03/22 X6 Pro Windows8対応、モーショントラッキング(物体を認識して、特定の場所に画像やフィルターを追従させる)、音声のタイミングにあわせられる字幕作成機能、オーバーレイでの自由変形、移動のタイムライン設定、オーバーレイのパス移動、変速コントロール(だんだん早く、遅くできる)、オーバーレイの重ね順の上下入替機能、効果のランダマイズ設定機能、画面キャプチャのフレームレート変更可能(15、25、30)など
13/03/22 X6 Ultimate X5Ultimateにあったプラグインに加え次のプラグインを搭載。【proDAD Handscript(筆記体の手書きアニメーション)】【Newblue FX Color Fast(色補正フィルター)】
13/05/31 ふたりの ウェディング プロフィールビデオ ステップガイド付き VideoStudio X6にウェディング用テンプレートを追加した上で、次の機能を省き価格を抑えたもの。(モーショントラッキング、ブルーレイディスク作成、トラック交換、3D出力、HTML5ファイルの作成、モーションの調整、オートミュージック、YouTube3Dアップロード、NewBlueフィルター。トラック数はビデオx2、オーディオx2、タイトルx3(ビデオ2+タイトル1)(ただし、テンプレートを使用する場合はテンプレートで使用しているトラック数に依存)
13/09/27 Photo & Video X6 VideoStudio X6と、同社が発売している写真加工ソフトPaint Shop Pro x6のセットパッケージ
14/02/28 X7 完全64bitネイティブ対応(インストール時に選択)、インターフェイスの見直し(完了画面やタイムラインのカラフル化、タブデザインをフラットデザインに変更)、Haswell対応、おまかせモードの復活、4K映像のスマートレンダリング対応、
14/02/28 X7 Ultimate X6Ultimateにあったプラグインと同じ。
15/04/24 X8 オーバーレイオプションの増加(グレーキー、ビデオマスク、加算、乗算)、動画の一時停止、オーディオダッキング(音を認識してBGMの音量を下げる)、プロジェクトの結合、MKVの入力、MOVの出力、素材の整列項目の増加、テキストのアルファチャンネル書き出し、XAVC S(4K)対応、モザイクの変形機能(楕円・長方形、細かさ、タイムラインにそったサイズ変更など)
15/04/24 X8 Ultimate X7 Ultimateまでのプラグインの他、【proDAD Adorage Starter Pack(雪や炎のアニメや蛍のようなパーティクルなどを使ったカスタムトランジション)】、【NewBlueFX Essentials IV(銀残し(ブリーチバイパス)やタイムクロック表示、赤外線カメラのようなナイトショットやムービーの任意の部分を拡大する虫眼鏡)】の追加。
16/02/26 X9 マルチカム エディタ(4つの動画を日時や音声、マーカーを設定したうえで同期し、カット編集を行う機能)、モーショントラッキングでの、マルチポイントトラッキング機能の追加、FastFlick(おまかせモード)のテンプレートデザイナー、オーディオダッキングの詳細設定(フェードアウト、インのタイム調整)、複数クリップの音声レベル平均化機能、タイムライン上での、トラックの追加、削除が右クリックで可能に、ニコニコ動画アップロード機能(日本、台湾のみ)、Intel第6世代「Skylake」への最適化、HEVCの入出力(ただしWindows10で且つSkylakeプロセッサが必須)
16/02/26 X9 Ultimate X8 Ultimateまでのプラグインの他【NewBlue VideoEssentials VII(カラーや範囲対象でのモザイク機能やコントラストや色味が総合的に調整できるVideoTuneup Plusなど10種類のフィルタセット)】、MXFの読み込み、マルチカムエディタのカメラ台数増加(Proは最大4台、Ultimateは最大6台)
17/02/26 X10 360度カメラ映像への対応、タイムライン上でのグループ化、トラックの透明度調整機能
17/02/26 X10 Ultimate マスククリエイター搭載(映像の上をブラシ・四角、丸などの選択範囲によってマスクを作ることが可能。コマ送りでの調整や、自動検出も可能)また、X9 Ultimateまでのプラグインの他に次のプラグインを追加。【NewBlue Titler Pro 1 (フィルター加工した2D、3D タイトルの作成)】【proDad Adorage Volume 9(雪や炎、蛍のようなパーティクルもある、300以上の粒子、オブジェクト効果トランジションやフィルター)】【Boris Title Studio(べベルや塗りつぶし、スタイルを適用したモーショングラフィックスや 2D/3D タイトルを作成)】
17/07/07 for Wedding Produced by マイナビウエディング X10の基本機能に、専用テンプレートがセットになったもの。
18/03/16 2018 Intel第8世代テクノロジー対応。ツールバーのカスタマイズ機能。
18/03/16 2018 Pro 360度プレビュー機能、「標準から360へ」の強化、Go Proなどのアクションカメラ・魚眼レンズ補正、画面分割ビデオテンプレート機能、トラックの高さ変更可能、スマートガイドアライメントツール(動画自身のトリミング、整列ガイド機能)、パン&ズームの強化、Intel第8テクノロジー対応。
18/03/16 2018 Ultimate 画面分割テンプレートクリエーター、3Dタイトルクリエーター、Newbule Title Pro5
18/03/16 2018 Suite Blu-rayプラグイン、PaintshopPro 2018、WinDVD Pro 12が同梱
19/02/19 2019 マルチメディアトラック(21→50へ)、ツールバーのカスタマイズの保存機能。
19/02/19 2019 Pro 変形トランジション、シームレストランジション、360度動画からSpherical Panorama を作成(タイニープラネットまたはラビットホール)、ライブラリでのキーワード検索、アルファチャンネル動画のインポート・エクスポート、MultiCam Capture Lite
19/02/19 2019 Ultimate カラーグレーディング機能、3Dタイトルエディタの強化、分割画面クリエイターにアニメーション機能追加、ビデオマスククリエイターの強化(なげなわツール、テキストマスク、選択境界線をフェードする"羽毛モード")
19/02/19 2019 Suite Blu-rayプラグイン、PaintshopPro 2018、WinDVD Pro 12が同梱
20/03/10 2020 ベストシーン(AIでの自動編集機能)、アニメーションオーバーレイ、ペインティングクリエイターの機能一新、UIの改善(テキストなどのオプションパレットの改善、タイムライン上のクリップに[モーションの作成・削除]などのアイコンが表示された)、音や図形などのクリエイティブ素材の追加、図形の塗りつぶし機能
20/03/10 2020 Pro 基本機能は2020と同じ。Pro機能部分での新機能や更新はない。
20/03/10 2020 Ultimate ビデオマスククリエイターの強化(画面全体化)

マニュアル

マニュアルは電子化とヘルプシステムが主になってきている。また、オンライン動画でのチュートリアルもある。

  • 12ではモノクロで100ページ程度のマニュアルが付属。
  • X3では40P前後のクイックリファレンスが付属。
  • X4〜X7は200ページ超のカラーマニュアルが同梱。
  • X8では48ページ程度の「オリジナルハンドブック」が同梱。
  • X9では56ページ程度の「オリジナルハンドブック」が同梱。
  • X10では56ページ程度の「フルカラーハンドブック」が同梱。
  • 2020では298ページのガイドブックのPDFがダウンロードできる。

Blu-rayオーサリング

  • 12Plus以降標準搭載されていたBlu-rayのライティング機能は、バージョンX8では「BD pack」としてダウンロードしなければならなくなった。
  • X8ではパッケージに同梱されている「無償コード」をWebサイト上で入力することでダウンロードが可能になっていた。できるのは1回のみで、プログラムの保存を行わないとダウンロード権が2週間で消滅するため、BDpackを購入するしか無い。(2016年12月31日までのサービス)
  • X9以降はVideoStudioの画面上から購入する必要がある。(約900円前後。為替により変動)バージョン間の互換はなく、バージョンアップ時は新たに購入が必要。同じバージョンの再インストール時は、リストアにて復元可能)
  • X10~2019のSuite版にはBlu-rayのプラグインがあらかじめ同梱されていた。

連携できるソフトウェア

同社発売のソフトと連携させることによりVideoStudioの機能を拡張することが可能である。

MotionStudio 3D
3Dのタイトル、オブジェクトの作成などに対応。パーティクル、花火のような効果を加えることも可能。透過AVIで出力するか、プロジェクトファイルをそのままVideoStudioに入力することが可能である(プロジェクトファイルの読み込み対応はX4以降)
Paint Shop Pro
写真加工ソフトウェア。レイヤーをわけた状態で保存したpsp imageファイルを読み込むと、各オーバーレイトラックにレイヤーごとに展開が可能で、正確な静止画配置などができる。(VideoStudio X5以降)
PhotoImpact
かつて発売されていた写真加工ソフトウェア。VideoStudioのDVDのメニュー画面を作成でき、メニューバリエーションを増やすことが可能であった。(対応バージョンはVideoStudio12まで)

脚注

  1. ^ 花茂 未来 (2013年3月8日). 岩崎ハルコ: “テレビ番組みたいな映像が簡単にできる『VideoStudio』最新版発売”. 週刊アスキー. 株式会社角川アスキー総合研究所. 2018年11月12日閲覧。
  2. ^ ユーリード、PhotoImpactをバージョンアップほか”. PC Watch. 株式会社インプレス (1998年9月28日). 2017年7月17日閲覧。

関連項目

外部リンク

関連書籍

  • 阿部 信行『VideoStudioオフィシャルガイドブック』
  • 石坂あつし『VideoStudio X3 ガイドブック』
  • 西村太一『VideoStudioで始める動画編集講座』