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2020年12月25日 (金) 10:10時点における版

稲富 修二
いなとみ しゅうじ
生年月日 (1970-08-26) 1970年8月26日(54歳)
出生地 日本の旗 福岡県大野城市
出身校 東京大学法学部
コロンビア大学国際公共政策大学院
前職 丸紅従業員
松下政経塾
所属政党民主党→)
民進党→)
希望の党→)
旧国民民主党→)
立憲民主党
称号 学士(政治学)
公共管理学修士
公式サイト 衆議院議員 いなとみ修二(福岡県第2区)公式ホームページ

選挙区福岡2区→)
比例九州ブロック
当選回数 2回
在任期間 2009年8月30日 - 2012年11月16日
2017年10月23日 - 現職
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稲富 修二(いなとみ しゅうじ、1970年8月26日 - )は、日本政治家立憲民主党所属の衆議院議員(2期)。

来歴

福岡県大野城市生まれ[1]白陵中学校・高等学校卒業後[2]、2年間の浪人生活を経て東京大学法学部に入学[3]1995年、大学を卒業し丸紅に入社。人事部に配属されるが、翌1996年に退社し、松下政経塾に入塾した[3]2000年、松下政経塾を卒塾し、2002年コロンビア大学国際公共政策大学院を修了[3]

2005年第44回衆議院議員総選挙民主党公認で福岡11区から出馬したが[4]郵政民営化法案の衆議院本会議における採決で造反し無所属で出馬した武田良太自由民主党公認の山本幸三の争いに埋没し、得票数3位で落選した(武田が当選、山本は比例復活[5]

2007年、民主党・社会民主党の推薦を受け、福岡県知事選挙無所属で立候補。「知事の在任期間は3期12年まで」「知事の公舎売却、退職金廃止、公用車の見直し」を公約の柱に掲げ、4選を目指す麻生渡知事への対決姿勢を明確にしたが[6]、落選した[3]

2009年第45回衆議院議員総選挙では福岡2区から民主党公認で出馬し、自由民主党副総裁防衛庁長官建設大臣を歴任した山崎拓らを破り、初当選した[7]

2012年第46回衆議院議員総選挙では、福岡2区から民主党公認で出馬したが、自民党新人の鬼木誠に3万7千票超の大差で敗れ、比例復活もできず落選した[8]2014年第47回衆議院議員総選挙にも民主党公認で福岡2区から出馬し、再び自民党の鬼木に敗れ、前回より票差を縮めたものの、惜敗率では同じ民主党所属の緒方林太郎福岡9区)に70票及ばず、落選した[9]

2017年第48回衆議院議員総選挙に際し、前原誠司民進党代表が9月27日、民進党を事実上解党し、希望の党からの立候補を容認する方針を表明[10]。稲富は希望の党に公認を申請し[11]、同党公認を受けて立候補した[12][13][14]。福岡2区では自民党の鬼木に敗れたが、8千票あまりまで票差を縮め、比例九州ブロックで当選し、5年ぶりに国政復帰を果たした[15]

2018年5月7日、民進党と希望の党の合流により結党された国民民主党に参加した[16]

家族は、子ども6人(2男・4女)を含む9人家族。

政策・主張

政治資金

政党交付金が使途不明

2007年、民主党の推薦を受けて福岡県知事選挙に立候補した際、民主党側から推薦料の名目で、同党の政党交付金から4000万円の資金提供を受けていたが、選挙後、うち約1900万円の使途が不明のままになっていた。稲富の選挙運動費用収支報告書によれば、収支差による余剰金19,091,594円が発生していたが、稲富の政治団体や民主党の支部には寄付されていなかった[18]

鳩山首相側からの資金提供

しんぶん赤旗の報道によれば、2007年から2008年にかけて、鳩山由紀夫衆議院議員(後に首相)が実母から提供を受けた12億円あまりの資金から、200万円を鳩山の資金管理団体「友愛政経懇話会」を通して受け取っていた[19]

著書

脚注

  1. ^ “稲富修二(小選挙区・福岡県)【衆議院選挙2017】”. 読売新聞. http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/profile/YTPSRAYA40002XXX002.html 2017年11月25日閲覧。 [リンク切れ]
  2. ^ 第8回 東京白陵高校同窓会 - 東京白陵会
  3. ^ a b c d プロフィール - 衆議院議員 いなとみ修二(福岡県第2区)公式ホームページ
  4. ^ “〈追跡・政界流動〉「比例は公明」やめた 福岡11区自民陣営”. 朝日新聞. (2005年9月8日). http://www.asahi.com/senkyo2005/special/TKY200509080102.html 2017年11月25日閲覧。 
  5. ^ “小選挙区 福岡:開票結果:総選挙2005”. 読売新聞. http://www.yomiuri.co.jp/election2005/kaihyou/ya40.htm#k11 2017年11月25日閲覧。 
  6. ^ “福岡 推薦なしでも政党色:ドキュメント 統一地方選”. 読売新聞. (2007年3月30日). http://www.yomiuri.co.jp/election/local2007/feature/0006/fe_006_070330_01.htm 2017年11月25日閲覧。 
  7. ^ “自民・山崎拓元副総裁が落選、復活ならず”. 読売新聞. (2009年8月30日). http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news/20090830-OYT1T00579.htm 2017年11月25日閲覧。 
  8. ^ “小選挙区 福岡:開票結果:総選挙2012”. 読売新聞. http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/kaihyou/ya40.htm#k002 2017年11月25日閲覧。 
  9. ^ “【2017衆院選・福岡】浪人生活5年間 稲富修二、斯く戦えり(前)”. NETIB-NEWS. (2017年10月27日). http://www.data-max.co.jp/291027_dm1718/ 2017年11月25日閲覧。 
  10. ^ “衆院選:民進党、事実上解党 「希望の党」に合流へ”. 毎日新聞. (2017年9月28日). https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170928/k00/00m/010/120000c 2017年11月23日閲覧。 
  11. ^ “立候補予定の8人全員、希望に公認申請へ 民進福岡県連”. 朝日新聞. (2017年9月29日). http://www.asahi.com/articles/ASK9Y3C36K9YTIPE005.html 2017年11月25日閲覧。 
  12. ^ “希望の党が1次公認、福岡の出馬予定者も明暗”. 日本経済新聞. (2017年10月3日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21843320T01C17A0ACYZ00/ 2017年11月25日閲覧。 
  13. ^ “【衆院選】希望の党・第1次公認リスト(192人)”. 産経新聞. (2017年10月3日). http://www.sankei.com/politics/news/171003/plt1710030138-n4.html 2017年11月25日閲覧。 
  14. ^ “2区、稲富氏「地元に晴れて報告」 5区、楠田氏「戦うスタートライン」 「希望」1次公認入り”. 西日本新聞. (2017年10月4日). https://www.nishinippon.co.jp/nnp/representatives_election_2017_fukuoka/article/363431/ 2017年10月7日閲覧。 
  15. ^ “第48回衆院選 福岡”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/senkyo/48shu/area/?kid=40#002 2017年11月25日閲覧。 
  16. ^ “国民民主党、結党大会を開催”. Qnewニュース. (2018年5月7日). https://qnew-news.net/news/2018-5/2018050702.html 2018年5月24日閲覧。 
  17. ^ a b c d e “第48回衆院選 希望 福岡2区 稲富修二”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/senkyo/48shu/meikan/?mid=A40002002002 2017年11月25日閲覧。 
  18. ^ “民主・稲富修二氏に重大疑惑 1900万円使途不明に”. NETIB-NEWS. (2009年9月19日). http://www.data-max.co.jp/2009/09/1900.html 2017年11月25日閲覧。 
  19. ^ “鳩山マネー/民主21議員へ5500万円/落選中の14人 養われた?/07~08年”. しんぶん赤旗. (2010年3月12日). http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-03-12/2010031215_01_1.html 2017年11月25日閲覧。 

外部リンク