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アソシエートプロデューサーに2020年[[ノーベル経済学賞]]受賞の[[ポール・ミルグロム|ポールミルグロム]]がいた。
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2012年から2013年にかけ四国一番札所[[霊山寺 (鳴門市)|霊山寺]]の副住職(当時)に雇われ、[[四国八十八箇所|四国霊場]]をカメラを車に乗せて四、五周して撮影旅行しながら、映像作りを独学で学ぶ。所用で東京に向かう飛行機の中、意識を失い、腰椎の圧迫骨折を経験し入院、京都に戻る。
2012年から2013年にかけ四国一番札所[[霊山寺 (鳴門市)|霊山寺]]の副住職(当時)に雇われ、[[四国八十八箇所|四国霊場]]をカメラを車に乗せて四、五周して撮影旅行しながら、映像作りを独学で学ぶ。所用で東京に向かう飛行機の中、意識を失い、腰椎の圧迫骨折を経験し入院、京都に戻る。飛行機の中ではドクターコールが何度もかかり飛行機の中は騒然とした


2014年から2016年まで[[放送芸術学院専門学校]]にて非常勤で三年間映画作りを教える。
2014年から2016年まで[[放送芸術学院専門学校]]にて非常勤で三年間映画作りを教える。

2021年1月4日 (月) 05:15時点における版

さかはら あつし
本名 阪原 淳
生年月日 (1966-08-27) 1966年8月27日(58歳)
出生地 京都市左京区
出身地 京都府
職業 映画監督
公式サイト https://www.atsushisakahara.com/
主な作品
「おはぎ」「AGANAI」
 
受賞
カンヌ国際映画祭

パルム・ドール賞(アソシエートプロデューサー)

IDFA映画祭公式招待
その他の賞

香港国際映画祭WIPLab G2D賞

IDA賞ショートリスト(30選)
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さかはら あつし阪原淳1966年8月27日- )は、映画監督作家コンサルタント大学教員、株式会社Good People 代表取締役。

2020年度より京都精華大学で非常勤講師 、2021年度より大阪市立大学経済学部大学院 非常勤講師、早稲田大学法学部招聘講師、明治大学サービス創新研究所客員研究員。  

来歴

1966年、京都市左京区百万遍に生まれる。京丹波町で幼年期を過ごし、ノートルダム学院小学校長岡京市立長岡中学校京都府立乙訓高等学校滋賀大学経済学部に一年の在籍後、京都大学経済学部に再入学し卒業。

1993年電通入社、同期には高崎卓馬田中泰延本間絹子窪本心介中山泰秀らがいる。マーケティング部門に配属されて勤務したものの1995年地下鉄サリン事件に遭遇した数ヶ月後に退社、退社時にはスイスジュネーヴオークションハウスで働くことが内定していたが、両親の強い反対により断念した。

2000年カリフォルニア大学バークレー校にて経営学修士号 (MBA) 取得。大学院二年生のときからシリコンバレーのベンチャーに参加、2001年、シリコンバレーでの起業に参加中、同作品はカンヌ国際映画祭 短編映画部門でパルムドール賞受賞。

2007年にはアルビレックス新潟マスコットご当地キャラクターの世界観、物語の構築を担当。

2012年短編映画「お前なんかにお父さんと呼ばれたくないな」を制作。

アソシエートプロデューサーに2020年ノーベル経済学賞受賞のポールミルグロムがいた。

2012年から2013年にかけ四国一番札所霊山寺の副住職(当時)に雇われ、四国霊場をカメラを車に乗せて四、五周して撮影旅行しながら、映像作りを独学で学ぶ。所用で東京に向かう飛行機の中、意識を失い、腰椎の圧迫骨折を経験し入院、京都に戻る。飛行機の中ではドクターコールが何度もかかり飛行機の中は騒然とした。

2014年から2016年まで放送芸術学院専門学校にて非常勤で三年間映画作りを教える。

2014年、オウム真理教に関する初長編ドキュメンタリーAGANAI-悪の陳腐さについての新たな報告を制作に取り掛かる。

2018年、AGANAIは香港国際映画祭の企画市の一つWIP Labに選出。G2Dポストプロダクション賞を受賞[1]。そして、2018年には香港国際映画祭がAGANAIを世界に紹介するためのセールスエージェントになった。

2020年、イギリスのシェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭でのプレミア上映を皮切りに世界の映画祭に招待される。

2020年ハリウッドリポーターは「AGANAI」を長編ドキュメンタリーの2021年オスカーの候補の一本として伝えた。

作品

映像作品

  • Bean Cake (デビット・グリーンスパン英語版監督) - 制作助手(アソシエートプロデューサー)として参加。2001年の第54回カンヌ国際映画祭において短編映画部門パルムドール受賞。
  • AGANAI - 悪の陳腐さについての新たな報告 -監督プロデューサーとして参加。2020年シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭、チェコのイフラバ国際ドキュメンタリー映画祭Constellation section(その年の映画祭サーキットの映画祭で一番になった映画を紹介するセクション)など多くの映画祭に公式招待される。長編ドキュメンタリーのオスカーの前哨戦と言われ、ドキュメンタリーの世界でもっとも権威あるIDA Awards2020のShort list(30本)に唯一のアジア映画として選ばれる。

著書

  • The Monsters are Attacking Tokyo. Feral house. 1998年 (ISBN 0922915474)
  • サリンとおはぎ ~扉は開くまで叩き続けろ 講談社、2010年 (ISBN 4062160315)
  • 徹底的自分中心 プロアクティブ学習革命 イースト・プレス、2013年 (ISBN 4781609139)
  • 次世代へ送る〈絵解き〉社会原理序説 dZERO、2014年 (ISBN 4907623089)
  • 地下鉄サリン事件20年 被害者の僕が話を聞きます dZERO(インプレス)、2015年 (ISBN 4844376764)
  • 小さくても勝てます ダイヤモンド社、2017年 (ISBN 978-4478103869)
  • 直線は最短か?〜当たり前を疑い創造的に答えを見つける実践弁証法入門〜 ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス、2020年(ISBN 978-4636972290

メディアへの出演

参考文献

脚注

  1. ^ 香港国際映画祭の企画市への出品に至る経緯について毎日新聞統合デジタル取材センター岸達也記者による記事『地下鉄サリン事件 被害者がドキュメンタリー映画制作 アレフ幹部との対話で迫った「信教の自由」』(2018年3月14日付)を参照。

外部リンク