コンテンツにスキップ

「エティエンヌ・テリュス」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
 
25行目: 25行目:
友人には、同じ「ルシヨン」地域の画家、彫刻家[[アリスティド・マイヨール]](1861-1944)や、しばらく南フランスで活動した、[[アンドレ・ドラン]]や[[アンリ・マティス]]がいる。マイヨールを通じて「[[ナビ派]]」の画家との交流もあった。
友人には、同じ「ルシヨン」地域の画家、彫刻家[[アリスティド・マイヨール]](1861-1944)や、しばらく南フランスで活動した、[[アンドレ・ドラン]]や[[アンリ・マティス]]がいる。マイヨールを通じて「[[ナビ派]]」の画家との交流もあった。


長く忘れられた画家であったが、故郷のエルヌで再評価する動きがでて、1994年にテリュス美術館(musée Terrus)が設立された。2018年に美術館のテリュスの作品とされた収蔵作品の140点のうち82点がテリュスの作品でないことが発表された<ref>{{Internetquelle | url= http://www.sueddeutsche.de/kultur/frankreich-mehrzahl-der-bilder-in-terrus-museum-gefaelscht-1.3961141 | titel= Mehrzahl der Bilder in Terrus-Museum gefälscht | autor= | hrsg=[[Süddeutsche Zeitung]] | datum=2018-04-28 | zugriff=2018-04-29}}</ref>。
長く忘れられた画家であったが、故郷のエルヌで再評価する動きがでて、1994年にテリュス美術館(musée Terrus)が設立された。2018年に美術館のテリュスの作品とされた収蔵作品の140点のうち82点がテリュスの作品でないことが発表された<ref>{{cite web2|title=Mehrzahl der Bilder in Terrus-Museum gefälscht|periodical=|publisher=[[Süddeutsche Zeitung]]|url=http://www.sueddeutsche.de/kultur/frankreich-mehrzahl-der-bilder-in-terrus-museum-gefaelscht-1.3961141|url-status=|format=|access-date=2018-04-29|archive-url=|archive-date=|last=|date=2018-04-28|year=|language=|pages=|quote=}}</ref>。


== 作品 ==
== 作品 ==

2021年4月15日 (木) 22:25時点における最新版

エティエンヌ・テリュス
Étienne Terrus
誕生日 1857年9月21日
出生地 フランスの旗 フランス,エルヌ
死没年 1922年6月22日
死没地 フランスの旗 フランス,エルヌ
テンプレートを表示

エティエンヌ・テリュス(Étienne Terrus、1857年9月21日 - 1922年6月22日)はフランスの画家である。かつてカタルーニャ君主国の領地だった「ルシヨン」と呼ばれる地域の風景を描いた。

略歴[編集]

フランスの南端、スペイン国境に位置するピレネー=オリアンタル県エルヌで生まれた。絵の才能を早くから示し、17歳の1874年の冬に、パリに出てエコール・デ・ボザールに入学し、アレクサンドル・カバネルのスタジオで学ぶが、パリの生活には馴染めず、エルヌに戻り、近傍の「ルシヨン」と呼ばれる地域の風景を描く生活を続けた。

友人には、同じ「ルシヨン」地域の画家、彫刻家アリスティド・マイヨール(1861-1944)や、しばらく南フランスで活動した、アンドレ・ドランアンリ・マティスがいる。マイヨールを通じて「ナビ派」の画家との交流もあった。

長く忘れられた画家であったが、故郷のエルヌで再評価する動きがでて、1994年にテリュス美術館(musée Terrus)が設立された。2018年に美術館のテリュスの作品とされた収蔵作品の140点のうち82点がテリュスの作品でないことが発表された[1]

作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ "Mehrzahl der Bilder in Terrus-Museum gefälscht". Süddeutsche Zeitung. 28 April 2018. 2018年4月29日閲覧

参考文献[編集]

  • Emmanuel Bénézit: Dictionnaire critique et documentaire des peintres, sculpteurs, dessinateurs et graveurs de tous les temps et de tous les pays. Grund, Paris 1966 ff., Bd. ?, S. ?.
  • Heinz Fuchs (Hrsg.): Die Nabis und ihre Freunde („Les Nabis et leurs amis“). Kunsthalle, Mannheim 1963 (Katalog der gleichnamigen Ausstellung, 23. Oktober 1963 bis 6. Januar 1964), S. ?.
  • Madeleine Raynal, « Étienne Terrus », Conflent, n° 181, janvier-février 1993, S. 2–6.