「三木家住宅 (兵庫県福崎町)」の版間の差分
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'''三木家住宅 '''(みきけじゅうたく)は[[兵庫県]][[神崎郡]][[福崎町]]にある歴史的建造物。 |
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2021年5月13日 (木) 21:50時点における版
三木家住宅 | |
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玄関 | |
所在地 | 兵庫県神崎郡福崎町西田原1106 |
位置 | 北緯34度57分21.56秒 東経134度45分50.5秒 / 北緯34.9559889度 東経134.764028度座標: 北緯34度57分21.56秒 東経134度45分50.5秒 / 北緯34.9559889度 東経134.764028度 |
類型 | 庄屋住宅 |
形式・構造 | 木造一部2階、土蔵造、入母屋造、瓦葺 |
延床面積 | 900m2 |
建築年 | (主屋)1737年(元文2年) |
文化財 | 県重要有形文化財 |
三木家住宅 (みきけじゅうたく)は兵庫県神崎郡福崎町にある歴史的建造物。
概説
三木家は姫路藩英賀城主の後裔で、1655年(明暦元年)に姫路藩主の榊原家に新田開発を命じられ、辻川の地に移ったと伝えられる名家。以来1871年(明治4年)の廃藩置県まで、代々姫路藩の大庄屋として地域に貢献した。 大庄屋であった当時の屋敷・門塀・蔵が現存し、江戸時代の民具、書物など約15,000点を所蔵した。
また、民俗学の祖とされる柳田國男が10歳から12歳頃まで三木家で生活し、著書『故郷七十年』に「三木家の四千冊余の蔵書を乱読したことが民俗学の基礎となった」と書き記している。
2004年11月、三木家当主より福崎町へと移管された。町は、三木家住宅内に体験型の資料館を「2005年度中にも開設する予定」だったという。
各箇所の老朽化による全面修理が2010年11月から行われている[1]。
文化財
- 9棟および表座敷 - 兵庫県指定重要有形文化財(1972年3月24日指定)
建築概要
- 構造 - 木造、土蔵造、一部2階建
- 延床面積 - 約900m2
- 所在地 - 〒679-2204 兵庫県神崎郡福崎町西田原1106
交通アクセス
周辺情報
- 旧辻川郵便局(隣接)
- 柳田國男生家・柳田國男記念館
- 福崎町立神崎郡歴史民俗資料館(明治19年竣工の西洋館、兵庫県指定重要文化財)
- 神積寺 - 991年創建、播磨天台六山の一つ。薬師如来坐像は国の重要文化財
脚注
- ^ 改修の囲いに巨大屏風絵 福崎・大庄屋三木家住宅:神戸新聞(2012年12月11日)
参考資料
- 兵庫県神崎郡福崎町教育委員会編『兵庫県指定文化財 三木家住宅 総合調査報告書』1999年