「火の山 (山口県)」の版間の差分
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'''火の山'''(ひのやま)は、[[山口県]][[下関市]]椋野にある山。 |
'''火の山'''(ひのやま)は、[[山口県]][[下関市]]椋野にある山。 |
2021年5月13日 (木) 22:54時点における版
火の山 | |
---|---|
門司埼灯台付近からの眺望 | |
標高 | 268.2 m |
所在地 | 日本 山口県下関市 |
位置 | 北緯33度58分27.6秒 東経130度57分38.3秒 / 北緯33.974333度 東経130.960639度座標: 北緯33度58分27.6秒 東経130度57分38.3秒 / 北緯33.974333度 東経130.960639度 |
火の山の位置 | |
プロジェクト 山 |
概説
“火の山”の名は、かつて山頂に敵の襲来を都に知らせるための狼煙台が設けられていたことに由来する。1890年(明治23年)には山頂に砲台が置かれ、以後下関要塞の一部として重要な軍事拠点となり、戦後に開放されるまで民間人の入山が禁じられていた。
瀬戸内海国立公園の最西端にあたり、関門海峡に面した風光明媚な場所にあることから、多くの観光施設がある。
- 置局住所:下関市みもすそ川町
周辺施設
山麓
山腹
山頂
- 下関市向けであるが、関門海峡を挟んで北九州市などでも受信可能である。詳細は次項参照。
- 火の山と海峡ゆめタワーのいずれか(または両方)にカメラを備えている。
テレビ・ラジオ送信所
下関市街地にほど近く、周辺に比べて標高の比較的高い山であることもあり、下関市街地向けのテレビジョン放送およびFM放送の送信所が設けられている。なお、AM放送の送信所は下関市街地の丘陵地に設けられている。
地上デジタルテレビ放送
リモコン キーID |
放送局名 | 物理 チャンネル |
空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
Gガイド 局名表記 (×はマルチ 放送の番号) |
ワンセグ 局名表記 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | NHK 山口総合 |
16ch | 100W | 1kW | 山口県 | 約16万3000世帯 | NHK総合×・山口 | NHK携帯G・山口 |
2 | NHK 山口教育 |
13ch | 930W | 全国 | NHKEテレ×山口 | NHK携帯2 | ||
3 | tys テレビ山口 |
18ch | 950W | 山口県 | tysテレビ山口× | tysテレビ山口携帯 | ||
4 | KRY 山口放送 |
20ch | 山口放送× | 山口放送携帯 | ||||
5 | yab 山口朝日放送 |
26ch | yab山口朝日× | yab山口朝日携帯 | ||||
|
地上アナログテレビ放送
チャンネル | 放送局名 | コールサインなど | 空中線電力 (映像/音声) |
ERP (映像/音声) |
放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
開局年月日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | KRY 山口放送 関門局 |
JOPM-TV | 500W/125W | 2.2kW/550W | 山口県 | 約11万世帯 | 1962年 (昭和37年) 4月1日 |
21 | yab 山口朝日放送 |
(下関中継局) | 1kW/250W | 10kW/2.5kW | 1993年 (平成5年) 10月1日 | ||
33 | tys テレビ山口 |
11kW/2.7kW | 1970年 (昭和45年) 4月1日 | ||||
39 | NHK 山口総合 |
11kW/2.8kW | 1970年 (昭和45年) 3月31日 | ||||
41 | NHK 山口教育 |
全国 |
- KRY関門局は当初、親局(関門テレビ局)として免許を受け、かつては周南本局と別の番組を送出していた(山口放送の該当項参照)。それ以外の各局は、開局時から下関局を名乗る中継局である。
- 旧市街地では、NHK北九州放送局をはじめとする福岡県域局を受信している世帯も多い。同局のデジタルテレビ開始により、当初は受信障害の発生が懸念されていた。
- 山口県のテレビ局は、北九州デジタル局が山口県方面の出力を絞っていることを利用し、「完全デジタル化後、大半の地域では北九州のテレビは見られなくなるから、地元中継局にアンテナを向けるように」というキャンペーンを、2010年(平成22年)7月24日以降大々的に始めており、特にNHK山口放送局が代表して、下関市出身の演歌歌手の山本譲二を地デジ化応援隊メンバーに起用しアピールしている(但し、地元にない系列であるテレビ西日本、TVQ九州放送は福岡県域局を受信する)。
FMラジオ放送
周波数 (MHz) |
放送局名 | 空中線電力 | 実効輻射電力 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
開局年月日 |
---|---|---|---|---|---|---|
77.7 | FMY エフエム山口 |
50W[1][2] | 165W[1] | 山口県 | 約7万世帯[要出典] | 1985年 12月1日[要出典] |
83.1 | NHK 山口FM |
160W[2] | 1970年 3月31日[要出典] | |||
92.3 | KRY 山口放送[3] |
100W[4] | 400W[5] | - | 2017年5月21日[6] |
COME ON! FM(コミュニティFM)は火の山の約1.5km北方の霊鷲山から送信している。山口放送はKRY下関FM(FM補完中継局)として2016年度予算として交付が決定され[4]、2017年5月15日に本免許が総務省中国総合通信局から付与された[4]。
注釈
- ^ a b 無線局免許状等情報(エフエム山口(総務省)
- ^ a b 無線局免許状等情報(NHK-FM(総務省)
- ^ [1]KRYラジオ【公式】 @kryradio(2017年4月10日、2017年5月24日閲覧)
- ^ a b c 下関市及びその周辺地域でAMラジオの難聴が解消 <山口放送のFM補完中継局の免許を付与> 総務省中国総合通信局報道資料 2017年5月15日
- ^ 無線局免許状等情報 (KRY下関FM(総務省)
- ^ [2]KRYラジオ【公式】 @kryradio(2017年5月19日、2017年5月24日閲覧)
関連項目
- 北九州市のホテル屋上に設けられているが、NHK山口放送局などによると、当山に向けたほうが良好な受信結果を得られる地域も多いという。山本譲二出演のスポットCMでもこの点をアピールしたものがあった。