「安良岳 (沖縄県)」の版間の差分
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'''安良岳'''(やすらだけ)は、[[沖縄県]][[石垣市]]の[[石垣島]]の[[平久保半島]]北部に位置する標高336mの[[山]]である。 |
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2021年5月14日 (金) 00:24時点における版
安良岳 | |
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画像募集中 | |
標高 | 336 m |
所在地 |
日本 沖縄県石垣市 |
位置 | 北緯24度34分19.6秒 東経124度18分50.8秒 / 北緯24.572111度 東経124.314111度座標: 北緯24度34分19.6秒 東経124度18分50.8秒 / 北緯24.572111度 東経124.314111度 |
山系 | 安良岳山系[1] |
種類 | 岩石山 |
| |
プロジェクト 山 |
安良岳(やすらだけ)は、沖縄県石垣市の石垣島の平久保半島北部に位置する標高336mの山である。
地理
平久保半島の最高峰である[2]。
東の太平洋側に流れる安良川(ヤッサカーラ)、西の東シナ海側に流れるジーバ川の水源である。安良川の河口から約1km南にある小安良川(ヤッサマカーラ)の河口にかけてはハスノハギリが自生しており、2013年(平成25年)に「平久保安良のハスノハギリ群落」として国の天然記念物に指定されている[3]。
山の東斜面は、トムル層変成岩の礫岩層で農耕には不適で、第二次世界大戦前から平久保牧場の一部として利用されているため、樹木はほとんどない。一方、西斜面には樹木が繁茂している[4]。
遺跡
東麓には、1753年(宝暦3年)に村建てされ、1912年(明治45年)に廃村となった安良村跡がある。海岸近くの御嶽は安良村が廃村になった後も引き続き信仰されており、2007年(平成19年)には石垣市の有形民俗文化財に指定されている[5][6]。山頂には旧日本軍の野営地の跡が残っている[2]。
脚注
- ^ 金子慶之「石垣島東北部地域の地質」(PDF)『地域地質研究報告 5万分の1地質図幅』宮古島(19)第6号、産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2003年、2018年2月11日閲覧。
- ^ a b 金子慶之「5万分の1地質図幅 「石垣島東北部」」(PDF)『地質ニュース』第598巻第4号、産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2004年6月、68-71頁、2018年2月11日閲覧。
- ^ 平久保安良のハスノハギリ群落 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会 『角川日本地名大辞典 47 沖縄県』 角川書店、p.607
- ^ “石垣島の風景と自然 61.廃村・安良(やすら)村跡”. 石垣市教育委員会市史編集課. 2018年2月11日閲覧。
- ^ “「安良村跡を後世に」御嶽とハスノハギリ群落所有者に文化財指定書”. 八重山毎日新聞. (2007年6月9日) 2018年2月11日閲覧。