「桴海於茂登岳」の版間の差分
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'''桴海於茂登岳'''(ふかいおもとだけ)は、[[沖縄県]][[石垣市]]桴海にある標高477mの[[山]]である。 |
'''桴海於茂登岳'''(ふかいおもとだけ)は、[[沖縄県]][[石垣市]]桴海にある標高477mの[[山]]である。 |
2021年5月14日 (金) 00:39時点における版
桴海於茂登岳 | |
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北東の浦底湾から望む桴海於茂登岳 | |
標高 | 477 m |
所在地 |
日本 沖縄県石垣市 |
位置 | 北緯24度26分31.61秒 東経124度11分38.36秒 / 北緯24.4421139度 東経124.1939889度座標: 北緯24度26分31.61秒 東経124度11分38.36秒 / 北緯24.4421139度 東経124.1939889度 |
山系 | 於茂登山系[1] |
種類 | 岩石山 |
プロジェクト 山 |
桴海於茂登岳(ふかいおもとだけ)は、沖縄県石垣市桴海にある標高477mの山である。
概要
於茂登岳の北東約2kmに位置し、石垣島では於茂登岳に次いで2番目に高く、沖縄県では於茂登岳、与那覇岳に次いで3番目に高い山である[2]。地質的には、新第三紀中新世の花崗岩から成る[3]。
方言ではフカイウムトゥダギと呼ばれ、地元では桴海大岳(フカイフーダギ)とも呼ばれる[3]。
白保方面から見るとマンタ(ナンヨウマンタ)が空に向かっているように見えることから、「マンタ山」として、石垣市の「島人ぬ宝さがしプロジェクト」で新名所のひとつに選定されている[4][5][6]。
植生
頂上部にはリュウキュウチクが密生する[3]。山麓には希少な植物の群落が分布している。北麓の米原にはヤエヤマヤシ群落[7][8]、東麓のンタナーラ川が於茂登トンネル入口を交わる付近にはサキシマスオウノキの群落[9]、南西麓の荒川川付近にはカンヒザクラの自生地[10][11]があり、それぞれ国の天然記念物に指定されている。
脚注
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会 『角川日本地名大辞典 47 沖縄県』 角川書店、p.607
- ^ “沖縄の地理”. 国土地理院 (2015年10月1日). 2018年2月11日閲覧。
- ^ a b c 角川日本地名大辞典編纂委員会 『角川日本地名大辞典 47 沖縄県』 角川書店、p.608
- ^ “島人ぬ宝さがし 新たな島のスポット24カ所発表”. 八重山毎日新聞. (2016年12月10日) 2018年2月11日閲覧。
- ^ “島人ぬ宝さがしプロジェクト”. 石垣市. 2018年2月11日閲覧。
- ^ “マンタ山”. 沖縄県スポーツツーリズム (2017年10月30日). 2018年2月11日閲覧。
- ^ 米原のヤエヤマヤシ群落 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ “石垣島の風景と自然 84.米原のヤエヤマヤシ(八重山椰子)群落)”. 石垣市教育委員会市史編集課. 2018年2月11日閲覧。
- ^ ンタナーラのサキシマスオウノキ群落 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 荒川のカンヒザクラ自生地 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ “石垣島の風景と自然 87.荒川川(あらかわがわ)のカンヒザクラ(寒緋桜)自生地”. 石垣市教育委員会市史編集課. 2018年2月11日閲覧。