コンテンツにスキップ

「両崖山」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m 曖昧さ回避ページ戦国時代へのリンクを解消、リンク先を戦国時代 (日本)に変更(DisamAssist使用)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
7行目: 7行目:
|座標={{ウィキ座標2段度分秒|36|21|12|N|139|26|52|E|type:mountain_region:JP|display=inline,title}}
|座標={{ウィキ座標2段度分秒|36|21|12|N|139|26|52|E|type:mountain_region:JP|display=inline,title}}
|所在地 = [[栃木県]][[足利市]]
|所在地 = [[栃木県]][[足利市]]
|地図={{Embedmap|139.447778|36.353333|300}}<small>両崖山の位置</small>{{日本の位置情報|36|21|12|139|26|52|両崖山|36.353333, 139.447778|両崖山|nocoord=Yes}}
|地図={{Location map|Japan Mapplot|coordinates={{Coord|36.353333|139.447778}}|caption=|width=300}}<small>両崖山の位置</small>{{日本の位置情報|36|21|12|139|26|52|両崖山|36.353333, 139.447778|両崖山|nocoord=Yes}}
}}
}}



2021年5月14日 (金) 00:44時点における版

両崖山
南側から見た両崖山
標高 251[1][2] m
所在地 栃木県足利市
位置 北緯36度21分12秒 東経139度26分52秒 / 北緯36.35333度 東経139.44778度 / 36.35333; 139.44778座標: 北緯36度21分12秒 東経139度26分52秒 / 北緯36.35333度 東経139.44778度 / 36.35333; 139.44778
両崖山の位置(日本内)
両崖山
両崖山の位置
プロジェクト 山
テンプレートを表示

両崖山(りょうがいさん)は、栃木県足利市にある標高251mの山。足利城跡でもある。

概要

両崖山は、恋人の聖地にもなっている織姫神社から、日本三毘沙門天の最勝寺や大岩山、また関東百名山に選定されている行道山へと縦走できる中継地となっている。また、天狗山へと周回するコースの拠点にもなっている。

両崖山の山頂は足利城跡にもなっており、山頂部が本丸跡で、三方の尾根に作られた段郭と堀切などからなっており、かつての城の名残をとどめている。平安時代後期の天喜2年(1054年藤姓足利氏の初代足利成行が築城し、5代120年間使われた。その後、戦国時代には、足利長尾氏三代の長尾景長岩井山城から足利城に移り、修築したが、天正18年(1590年小田原北条氏に味方した六代の長尾顕長の没落とともに廃城となった。

山頂にはタブノキ自生樹が六本ある。タブノキはクスノキ科常緑広葉樹暖帯林のものである。以前はこの辺り一帯に自生していたようだが、度々の伐採のためほとんどなくなっており、僅かに六本残っているだけである。樹齢は約200〜250年と推定され、暖帯林の北限に自生の姿をとどめているものとして貴重である

両崖山を北上すると大岩トンネル上から北関東自動車道を眺めることができる。

2021年令和3年)2月21日午後、山頂付近で山林火災が発生した。強風の影響もあり消火活動は難航したが、3月15日に鎮火が発表された[3]

登山

織姫神社から約1時間程度で登ることができ、最勝寺へも約1時間程度で縦走できる。コースは関東ふれあいの道にもなっている。山頂手前は急峻な斜面となっているので、注意が必要である。

ギャラリー

脚注

関連項目