「真弓山」の版間の差分
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'''真弓山'''(まゆみやま)は、[[茨城県]][[常陸太田市]]にある標高305mの山。 |
'''真弓山'''(まゆみやま)は、[[茨城県]][[常陸太田市]]にある標高305mの山。 |
2021年5月14日 (金) 00:47時点における版
真弓山 | |
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見晴らし台からの筑波連峰 | |
標高 | 305 m |
所在地 | 日本 茨城県常陸太田市 |
位置 | 北緯36度33分06秒 東経140度35分14秒 / 北緯36.55167度 東経140.58722度座標: 北緯36度33分06秒 東経140度35分14秒 / 北緯36.55167度 東経140.58722度 |
真弓山の位置 | |
プロジェクト 山 |
真弓山(まゆみやま)は、茨城県常陸太田市にある標高305mの山。
概要
常陸五山(他に東金砂山、西金砂山、竪破山、花園山)のひとつで、山岳信仰の聖地とされる。
歴史
陣ヶ峰に鎮座する真弓神社は大同2年(807年)創建で、 坂上田村麻呂、大伴弟麻呂が北征の日に八所権現を祀ったといわれる。また、寛治年間(1087年〜1094年)には源義家が戦勝祈願し、後三年の役で陸奥を平定して凱旋のおり、朱塗りの弓八張を奉納したことから、真弓八所権現と呼ぶようになったという。
以来、武門の神として崇敬を集め、佐竹氏が社殿を造営した。また水戸藩主の徳川光圀は山王大権現の称号を贈り、真弓山が水戸城の鬼門に当たるため、神徳を崇敬して二十余村の大鎮守とし、春季大祭礼には歴代の水戸藩主は御連枝(分家)の殿様を代参させたといわれている。
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真弓神社
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三の鳥居
登山
風神山から北に縦走路が伸びており、多少のアップダウンはあるものの、歩きやすい道となっている。2時間程度で往復できるところも人気の要因となっている。ただし、分岐や迷いやすい複数のルートがあるので、注意が必要である。
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風神山山頂
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風神山から真弓神社へのコース
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コース上から垣間見える常磐自動車道
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東海村の火力発電所(見晴らし台から)
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茨城県庁(見晴らし台から)
自然
爺杉は神社の北側斜面の中腹にある杉の巨木で、茨城県内でも有数の大きさを誇る。茨城県の天然記念物に指定されており、幹周りは10.4メートル。推定樹齢は940年。
真弓山一帯から産出する白い石(大理石)は、寒水石とも呼ばれ建築材として国会議事堂や偕楽園の吐玉泉井筒にも使用されている。また、この石には源義家や天狗にまつわる伝説も残る。
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爺杉
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真弓山の白い石
交通
常磐自動車道日立南太田インターチェンジから約10分。国道6号を日立・常陸太田方面へ向かい石名坂西の交差点を左折、道なりに茨城県道254号日立港線(山側道路)へ合流してすぐに風神山自然公園の道標があるので左折、つき当たりを右折して狭い道を登り詰めるとテレビ中継局の脇が駐車場(約20台)となっている。すぐ奥が風神山の山頂となっている。
脚注
関連項目
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、真弓山に関するカテゴリがあります。