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「テンキー」の版間の差分

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[[ノートパソコン]]のキーボードには、テンキーがなく、[[修飾キー]](Fnキー)と文字キーを同時押しすることでテンキーの機能を提供するものもある。大型のノートパソコン(一般的には17インチ以上の画面を持つもの)にはテンキーが設置されているものもある。また、テンキーだけを分離して、USBによって接続できるようにしたキーボードも発売されている。そのような分離型のテンキーには、[[スペースキー]]や、[[キャッシュレジスター]]や[[電卓]]によくある「00キー」が追加されているものもある。
[[ノートパソコン]]のキーボードには、テンキーがなく、[[修飾キー]](Fnキー)と文字キーを同時押しすることでテンキーの機能を提供するものもある。大型のノートパソコン(一般的には17インチ以上の画面を持つもの)にはテンキーが設置されているものもある。また、テンキーだけを分離して、USBによって接続できるようにしたキーボードも発売されている。そのような分離型のテンキーには、[[スペースキー]]や、[[キャッシュレジスター]]や[[電卓]]によくある「00キー」が追加されているものもある。


テンキーは2つのモードを持つ。NumLockがオフになっているとき、8・2・6・4が[[方向キー]](上・下・右・左)、7・1・9・3が[[ホームキー]]・[[エンドキー]]・[[ページアップキーとページダウンキー|ページアップキー・ページダウンキー]]として動作する。NumLockがオンになっているとき、数値計算用キーとして動作する。[[アップル (企業)|アップル]]の[[Macintosh]]にはNumLockキーがなく、テンキーは常に数値計算用キーとして使用される。
テンキーは2つのモードを持つ。NumLockがオフになっているとき、8・2・6・4が[[方向キー]](上・下・右・左)、7・1・9・3が[[ホームキー]]・[[エンドキー]]・[[ページアップキーとページダウンキー|ページアップキー・ページダウンキー]]として動作する。NumLockがオンになっているとき、数値計算用キーとして動作する。[[Apple]]の[[Macintosh]]にはNumLockキーがなく、テンキーは常に数値計算用キーとして使用される。


== 電話のテンキー ==
== 電話のテンキー ==

2021年5月20日 (木) 11:08時点における版

テンキーは、コンピュータキーボードやボタン式の電話機にある数値入力用のキーである。0から9までの10個のキーがあることからテンキー(ten key)と呼ばれる。

コンピュータのテンキー

コンピュータのテンキー

コンピュータのテンキーは、通常キーボードの右側に設けられる。数値だけでなく、計算に多用するキーもまとめてある。英語ではnumeric keypad(数値キーパッド), number pad(数値パッド), numpadとも言う[1][2][3]

テンキーには、0から9までの数字と、加算(+)、減算(-)、乗算(*)、除算(/)に使用する記号、小数点(.)、NumLockキーエンターキーの各キーが配置される[4]

ノートパソコンのキーボードには、テンキーがなく、修飾キー(Fnキー)と文字キーを同時押しすることでテンキーの機能を提供するものもある。大型のノートパソコン(一般的には17インチ以上の画面を持つもの)にはテンキーが設置されているものもある。また、テンキーだけを分離して、USBによって接続できるようにしたキーボードも発売されている。そのような分離型のテンキーには、スペースキーや、キャッシュレジスター電卓によくある「00キー」が追加されているものもある。

テンキーは2つのモードを持つ。NumLockがオフになっているとき、8・2・6・4が方向キー(上・下・右・左)、7・1・9・3がホームキーエンドキーページアップキー・ページダウンキーとして動作する。NumLockがオンになっているとき、数値計算用キーとして動作する。AppleMacintoshにはNumLockキーがなく、テンキーは常に数値計算用キーとして使用される。

電話のテンキー

テンキーには、0から9までの数字と、*(スター、実際には×印に横線)と、#(井桁)が配置される。

これらのキーを押すと音が出る仕組みで、この音によって交換機などとやり取りすることとなる。携帯電話でも通話中にキーを押すと音が出るようになっている。

通常の電話ではスター、井桁には機能が割り当てられていないが、井桁は短縮ダイヤルや自動応答システムなどのサービスで利用されている。また、井桁から始まる特殊な電話番号も存在する。

また、キャプテンシステムではEnterキー(CRキー)同様の役割も持っていた。

スマートフォンやタブレット端末でも、ソフトウェアキーボードとして搭載されている。

キー配列

コンピュータと電話機では、数字の部分のキー配列が異なる。コンピュータのテンキーは上段が7・8・9だが、電話機のテンキーは上段が1・2・3である。

詳細はキー配列#テンキーを参照。

関連項目

出典

  1. ^ What Is a Ten Key? (with pictures)”. WiseGeek. 2014年1月8日閲覧。
  2. ^ Pasewark, William Robert; Knowlton, Todd (1995-01-01). Ten-Key Skill Builder for Computers. South-Western Educational Pub.. ISBN 9780538629195. http://books.google.com/books?id=eLzucpC8ZhMC 
  3. ^ Stroman, James; Wilson, Kevin; Wauson, Jennifer (2011-09-01). Administrative Assistant's and Secretary's Handbook. AMACOM Div American Mgmt Assn. p. 224. ISBN 9780814417607. http://books.google.com/books?id=licD-9tqwX0C&pg=PA224 
  4. ^ numeric keypad at FOLDOC