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== miniPC ==
== miniPC ==
AOpen が提供している MoDT ソリューションの中で有名なものとしては AOpen [[miniPC]] が挙げられる。これは [[Mac mini]] にデザインがよく似ており、[[Linspire]](LindowsOS)のプリインストールが可能である。Mac mini の発売後に AOpen の miniPC が発表されたこともあり、miniPC のデザインは独創的ではないと批判され、一部からはあからさまに Mac mini のデザインを盗んだとまで言われた。それに対して AOpen の技術サポートスタッフは「AOpen は miniPC の製作とマーケティングに2年を費やしている。miniPC のコンセプトは Mac mini よりも早い時期に決まっていた。」と主張している<ref>{{cite web | title=AOpen technical support staff respond to users' accusations of industrial plagiarism (Traditional Chinese) | work=AOpen Technical Support Forums | url=http://club.aopen.com.tw/forum_Big5/viewmessage.asp?forumID=62&MessageID=5480 |accessdate=2008-05-03}}</ref>。miniPC のデザインのベースが Mac mini かどうか、もしくはその逆かどうかは不明だが、以下に興味深い点を挙げる。
AOpen が提供している MoDT ソリューションの中で有名なものとしては AOpen [[miniPC]] が挙げられる。これは [[Mac mini]] にデザインがよく似ており、[[Linspire]](LindowsOS)のプリインストールが可能である。Mac mini の発売後に AOpen の miniPC が発表されたこともあり、miniPC のデザインは独創的ではないと批判され、一部からはあからさまに Mac mini のデザインを盗んだとまで言われた。それに対して AOpen の技術サポートスタッフは「AOpen は miniPC の製作とマーケティングに2年を費やしている。miniPC のコンセプトは Mac mini よりも早い時期に決まっていた。」と主張している<ref>{{cite web | title=AOpen technical support staff respond to users' accusations of industrial plagiarism (Traditional Chinese) | work=AOpen Technical Support Forums | url=http://club.aopen.com.tw/forum_Big5/viewmessage.asp?forumID=62&MessageID=5480 |accessdate=2008-05-03}}</ref>。miniPC のデザインのベースが Mac mini かどうか、もしくはその逆かどうかは不明だが、以下に興味深い点を挙げる。
* [[アップル (企業)|アップル]]は AOpen を訴えていない
* [[Apple]]は AOpen を訴えていない
* AOpen の miniPC の商品紹介ページは、アップルのそれとデザイン及びレイアウトの両方で非常に良く似ている
* AOpen の miniPC の商品紹介ページは、アップルのそれとデザイン及びレイアウトの両方で非常に良く似ている
* 2006年3月に、AOpen は第二世代 miniPC のデザイン変更をアナウンスした
* 2006年3月に、AOpen は第二世代 miniPC のデザイン変更をアナウンスした

2021年5月20日 (木) 11:49時点における版

エーオープン
建碁股份有限公司
AOPEN Inc.
種類 公開会社
市場情報 TWSE3046
本社所在地 中華民国の旗 台湾
114
台湾台北市内湖区新湖一路128巷15號5樓
設立 1996年
業種 電気機器
事業内容 産業用向けデジタル・サイネージ端末機器全般
代表者 会長 陳俊聖
主要株主 エイサー
外部リンク http://www.aopen.com/global/home
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エーオープンジャパン株式会社
AOPEN Japan Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
101-0021
東京都千代田区外神田2丁目4番地4号
第一電波ビル3階
設立 2000年10月17日
業種 卸売業
事業内容 デジタルサイネージ機器、PCパーツの製造・卸・販売
代表者 蔡 文鋒
資本金 1,000万円
外部リンク http://aopen.jp/
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AOpen Inc.(エーオープン インコーポレイテッド 繁体字:建碁股份有限公司)とは、マザーボード光ディスクドライブ入力機器などのコンピュータパーツを製造する台湾の電機メーカーである。

概要

acer(中文名:建碁)は自社ブランドの各種コンピュータを販売するほか、日本や欧米の多くのメーカーにマザーボードなどを供給する大手メーカーである。このacerが、1996年にPCを組み立てる個人ユーザに製品を供給する企業として設立した子会社がAOpenである。AOpenは、acerの新竹第三工廠(以前はCD-ROMドライブなどをメインに製造していた)を改組したものである。当初、AOpen製品を日本国内で取り扱っていたのは日本エイサーだった。その後、エーオープンジャパンが設立された。

AOpenが販売する製品の分野は幅広い。現在までに扱ってきた製品は、マザーボードビデオカードサウンドカード、LANカード(NIC)、ケース(housing)、電源装置、CD/DVDドライブ、フロッピーディスクドライブマウスキーボード、CPUクーラー、イーサネットハブなどと多岐に渡っている。しかし、長期に亘って自社で設計、製造しているのはマザーボードとビデオカードくらいで、他はOEM供給を受けていたり、短期に撤退している。例えば電源装置はFSP Groupなどから、CD/DVDドライブはLITE-ONなどから、フロッピードライブはワイ・イー・データから供給を受けている。

以前のエーオープンジャパンは、いささか悪乗りした、マニアごころをくすぐる製品を供給するところがあった。例えば以下のような製品である。

  • Sweet kiss レジストコートがピンク色で赤い唇のイラストがロゴとして使われた。
  • BIOSのエラーを音声で知らせるDr.Voiceに関西バージョン、関東バージョン(コギャル風)があり、「AGP、めちゃくちゃまずいわ」 「フロッピー、サムクナイ?」 などとしゃべる。しかし、Dr.Voiceは起動時にモニタを凝視する必要がなく、便利な機能でもあった。
  • Pentium4用マザーボード「AX4BS PRO まいえんじぇる」は、起動時にさとう珠緒の写真が表示され、「おそい~ずっと珠緒待ったんだから~」としゃべる。もちろん、Dr.Voiceも搭載。
  • Pentium4用マザーボード「AX4B-533 Tube」は、オーディオ出力用に真空管アンプを搭載している。マザーボード下部のPCIスロット3本分のスペースに真空管アンプを配置してある。

Pentium M

本来モバイル用の CPU である Pentium Mデスクトップ用マザーボードに搭載する Mobile on Desktop(MoDT)[1]というソリューションを提供することでも知られている。2004年終わり[1]から2005年初め[2]にかけて Pentium 4 などのデスクトップ用 CPU が Pentium M よりも電力消費効率が悪いことが判明し、多くの製造メーカーは Pentium M を搭載できるデスクトップ用マザーボードを導入した。AOpen はそのようなソリューションを早くから提供し始めた企業の一つである。

miniPC

AOpen が提供している MoDT ソリューションの中で有名なものとしては AOpen miniPC が挙げられる。これは Mac mini にデザインがよく似ており、Linspire(LindowsOS)のプリインストールが可能である。Mac mini の発売後に AOpen の miniPC が発表されたこともあり、miniPC のデザインは独創的ではないと批判され、一部からはあからさまに Mac mini のデザインを盗んだとまで言われた。それに対して AOpen の技術サポートスタッフは「AOpen は miniPC の製作とマーケティングに2年を費やしている。miniPC のコンセプトは Mac mini よりも早い時期に決まっていた。」と主張している[3]。miniPC のデザインのベースが Mac mini かどうか、もしくはその逆かどうかは不明だが、以下に興味深い点を挙げる。

  • Appleは AOpen を訴えていない
  • AOpen の miniPC の商品紹介ページは、アップルのそれとデザイン及びレイアウトの両方で非常に良く似ている
  • 2006年3月に、AOpen は第二世代 miniPC のデザイン変更をアナウンスした


脚注

  1. ^ Quick and Quiet: Pentium M Desktop Boards by AOpen and DFI”. Patrick Schmid, Achim Roos. 2008年5月3日閲覧。
  2. ^ Dothan Over Netburst: Is The Pentium 4 A Dead End?”. Patrick Schmid, Bert Töpelt, Frank Völkel, Uwe Scheffel. 2008年5月3日閲覧。
  3. ^ AOpen technical support staff respond to users' accusations of industrial plagiarism (Traditional Chinese)”. AOpen Technical Support Forums. 2008年5月3日閲覧。

外部リンク