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「ChargeSPOT」の版間の差分

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=== モバイルバッテリー ===
=== モバイルバッテリー ===
モバイルバッテリー内には3種類のケーブルが内蔵されており、[[ユニバーサル・シリアル・バス|マイクロUSB]]や[[USB Type-C]]、[[アップル (企業)|アップル]]の[[Lightning (インターフェイス)|Lightning]]に対応している。そのため、INFORICHは日本国内において流通しているほぼ全てのスマートフォンへの充電が可能だとしている<ref name=":0" />。
モバイルバッテリー内には3種類のケーブルが内蔵されており、[[ユニバーサル・シリアル・バス|マイクロUSB]]や[[USB Type-C]]、[[Apple]]の[[Lightning (インターフェイス)|Lightning]]に対応している。そのため、INFORICHは日本国内において流通しているほぼ全てのスマートフォンへの充電が可能だとしている<ref name=":0" />。


== 料金 ==
== 料金 ==

2021年5月20日 (木) 13:13時点における版

ChargeSPOT(チャージスポット)とは、香港発のスマートフォン充電器(モバイルバッテリー)のシェアリングサービスのことである。日本では株式会社INFORICHが2018年4月19日から運営している。

歴史

2017年4月に香港の実業家デイヴィス・チャンが前身となるチャ・チャ・ステーション(Cha Cha Station)という充電機レンタルサービスを開始した[1]。2017年6月2日には香港共享充電寶(Hong Kong Shared Battery)を法人として設立している。2017年9月21日に中国広東省広州市天河区に東共享出行科技有限公司を設立し、中国市場に参入する。その後、共享出行環球股份(Cha Cha Station (Global) Holdings)に改名。2017年11月に日系香港人の実業家である陳日華(日本名:秋山広宣、英語名:Stephen Chan)が社長を務める株式会社INFORICHが共享出行環球股份を買収する。2018年4月に香港を含めブランド名をChargeSPOTに変更している。

「日本初の持ち運び可能なスマホ充電器シェアリングサービス」として日本においても2018年4月19日から運営を開始した[2]

サービス名のChargeSPOTはモバイルバッテリーを貸し出す筐体の名称にもなっており、駅やカフェ、スポーツスタジアムなどに設置されているChargeSPOTからモバイルバッテリーを借りて、使用後にChargeSPOT(別の場所にあるChargeSPOTでも可能)に返却するシステムになっている[2]

2020年2月の時点で全国に13,000台のChargeSPOTを設置しており、年内に50,000台の設置を予定している[3]。海外では香港台湾などの中華圏タイにおいて、既にChargeSPOTを展開しており、今後はアメリカハワイ)にも設置する計画がある[4]

モバイルバッテリー

モバイルバッテリー内には3種類のケーブルが内蔵されており、マイクロUSBUSB Type-CAppleLightningに対応している。そのため、INFORICHは日本国内において流通しているほぼ全てのスマートフォンへの充電が可能だとしている[2]

料金

全て税別。

2019年1月31日まで

  • 初回利用時に端末保証代金(デポジット)として1,500円(後に1,980円に変更)を預かる[2][5]
  • 最初の1時間は100円。
  • 1時間以降から48時間(2日)未満は200円。
  • 48時間(2日)以内に返却しなかったり、紛失や破損が発生した場合は前述の端末保証代金全額を徴収する[2]

2019年2月1日から

  • 料金改定に先駆けて、2019年1月25日からデポジット制度は廃止。
  • 最初の1時間は150円。
  • 1時間以降から48時間(2日)未満は300円。
  • 48時間(7日)以内に返却しなかった場合は2,280円。バッテリーは返却不要となる[6]

2019年12月3日12時から

  • 1時間未満は150円。
  • 1時間以降から48時間(2日)未満は300円。
  • 48時間(2日)以降から72時間(3日)未満は450円。
  • 72時間(3日)以降から96時間(4日)未満は600円。
  • 96時間(4日)以降から120時間(5日)未満は750円。
  • 120時間(5日)以降から144時間(6日)未満は900円。
  • 144時間(6日)以降から168時間(7日)未満は1,050円。
  • 168時間(7日)以内に返却しなかった場合は前述の6日から7日の利用料金とは別に違約金として1,230円が発生し、合計で2,280円を徴収する[7]

出典・脚注

  1. ^ 陳德群.屋邨小子的初創記 キャピタル香港誌、 2019年3月20日
  2. ^ a b c d e 株式会社INFORICH (2018年4月19日). “日本初上陸!持ち運び可能なスマホ充電器のシェアリングサービス 株式会社INFORICH、「ChargeSPOT」を4/19(木)より提供開始し致します。”. PR TIMES. 2021年1月31日閲覧。
  3. ^ 株式会社INFORICH (2020年2月26日). “国内シェアNo1※1,スマホ充電器レンタル「ChargeSPOT」設置台数が13,000台を突破!オリンピックまでに30,000台設置完了予定”. PR TIMES. 2021年1月31日閲覧。
  4. ^ バッテリーシェア「ChargeSPOT」、日本・アジアで本格展開へ”. ケータイ Watch (2019年4月9日). 2021年1月31日閲覧。
  5. ^ 株式会社INFORICH (2018年12月10日). “モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」が無料で使えるキャンペーン実施!!auスマートパスプレミアム会員限定で配布開始いたします。”. PR TIMES. 2021年1月31日閲覧。
  6. ^ 株式会社INFORICH (2019年1月21日). “モバイルバッテリーシェアングサービス「ChargeSPOT」がデポジット廃止のリニューアル!”. PR TIMES. 2021年1月31日閲覧。
  7. ^ スマホ充電器レンタル「ChargeSPOT」、レンタル期間が最大7日に”. Impress Watch (2019年11月18日). 2021年1月31日閲覧。

外部リンク