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「Mopria」の版間の差分

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[[2013年]][[9月]]に[[ヒューレット・パッカード|HP]]や[[キヤノン]]などを中心とするMopria Allianceが発足し<ref>{{Cite web|url=http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130924_616667.html|title=キヤノンなど4社、モバイル印刷の標準規格構築団体「Mopria Alliance」発足|publisher=Impress Watch|accessdate=2015-02-05}}</ref>、[[エプソン]]や[[ブラザー]]など主要プリンターメーカー各社が名を連ねている。
[[2013年]][[9月]]に[[ヒューレット・パッカード|HP]]や[[キヤノン]]などを中心とするMopria Allianceが発足し<ref>{{Cite web|url=http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130924_616667.html|title=キヤノンなど4社、モバイル印刷の標準規格構築団体「Mopria Alliance」発足|publisher=Impress Watch|accessdate=2015-02-05}}</ref>、[[エプソン]]や[[ブラザー]]など主要プリンターメーカー各社が名を連ねている。


通常、モバイル機器からプリンターへ印刷するためには、プリンターメーカーや機種ごとに専用の[[アプリケーション]](ドライバー)をユーザーがインストールしなければならないが、Mopriaに対応したプリンターであれば、各機種ごとのアプリをインストールせずにMopriaプラグインを通じて印刷が可能である。同様の仕組みとして、[[アップル (企業)|Apple]]の[[AirPrint]]や[[Google]]の[[Google Cloud Print]]などがある。
通常、モバイル機器からプリンターへ印刷するためには、プリンターメーカーや機種ごとに専用の[[アプリケーション]](ドライバー)をユーザーがインストールしなければならないが、Mopriaに対応したプリンターであれば、各機種ごとのアプリをインストールせずにMopriaプラグインを通じて印刷が可能である。同様の仕組みとして、[[Apple]]の[[AirPrint]]や[[Google]]の[[Google Cloud Print]]などがある。


[[2014年]]から、[[Android (オペレーティングシステム)|Android]] 4.4(KitKat)用のMopriaプラグインの公開、およびMopria対応プリンターが発売されている。2015年現在ではAndroidのみのサポートとなっているが、Mopria Allianceでは、他のOSやプラットフォームに対しても拡大していくとしている<ref>{{Cite web|url=http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140704_656491.html|title=モバイル印刷の業界標準を目指す「Mopria」、印刷対応アプリの開発を呼びかけ|publisher=Impress Watch|accessdate=2015-02-05}}</ref>。
[[2014年]]から、[[Android (オペレーティングシステム)|Android]] 4.4(KitKat)用のMopriaプラグインの公開、およびMopria対応プリンターが発売されている。2015年現在ではAndroidのみのサポートとなっているが、Mopria Allianceでは、他のOSやプラットフォームに対しても拡大していくとしている<ref>{{Cite web|url=http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140704_656491.html|title=モバイル印刷の業界標準を目指す「Mopria」、印刷対応アプリの開発を呼びかけ|publisher=Impress Watch|accessdate=2015-02-05}}</ref>。

2021年5月20日 (木) 22:30時点における版

Mopria
開発元 Mopria Alliance
対応OS クロスプラットフォーム
公式サイト www.mopria.org
テンプレートを表示

Mopria(モプリア)とは、スマートフォンタブレットなどのモバイル機器から、個別のドライバーを必要とせずにワイヤレスで印刷をするための規格である。プリンターメーカーなどで構成する業界団体Mopria Allianceが、規格の策定や普及活動を行っている。

概要

2013年9月HPキヤノンなどを中心とするMopria Allianceが発足し[1]エプソンブラザーなど主要プリンターメーカー各社が名を連ねている。

通常、モバイル機器からプリンターへ印刷するためには、プリンターメーカーや機種ごとに専用のアプリケーション(ドライバー)をユーザーがインストールしなければならないが、Mopriaに対応したプリンターであれば、各機種ごとのアプリをインストールせずにMopriaプラグインを通じて印刷が可能である。同様の仕組みとして、AppleAirPrintGoogleGoogle Cloud Printなどがある。

2014年から、Android 4.4(KitKat)用のMopriaプラグインの公開、およびMopria対応プリンターが発売されている。2015年現在ではAndroidのみのサポートとなっているが、Mopria Allianceでは、他のOSやプラットフォームに対しても拡大していくとしている[2]

関連項目

脚注

外部リンク