コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「World of Tanks」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m 記事名は日本語ではない。
Cewbot (会話 | 投稿記録)
22行目: 22行目:
}}
}}
{{コンピュータゲーム
{{コンピュータゲーム
| Plat = [[IOS (Apple)|iOS]]<br />[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]<br />Windows10
| Plat = [[iOS (Apple)|iOS]]<br />[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]<br />Windows10
| Dev = [[ウォーゲーミング|Wargaming.net]]
| Dev = [[ウォーゲーミング|Wargaming.net]]
| Pub = Wargaming.net
| Pub = Wargaming.net
47行目: 47行目:
[[ロシア]]で[[2010年]][[8月12日]]にリリースされ<ref name="4gamer_100823">{{Cite web|url = http://www.4gamer.net/games/114/G011469/20100823005/|title = 世界の戦車が大集合。ロシアでサービスが始まった戦車MMO「World of Tanks」。現在日本の戦車を開発中で,さらに日本語化も検討中!?|publisher = [[4Gamer.net]]|date = 2010-08-23|accessdate = 2013-06-08}}</ref>、1年後には、[[ヨーロッパ]]、[[北米]]、[[東南アジア]]、[[ベトナム]]、[[中華人民共和国]]、[[大韓民国|韓国]]などに[[サーバ]]が設置された。
[[ロシア]]で[[2010年]][[8月12日]]にリリースされ<ref name="4gamer_100823">{{Cite web|url = http://www.4gamer.net/games/114/G011469/20100823005/|title = 世界の戦車が大集合。ロシアでサービスが始まった戦車MMO「World of Tanks」。現在日本の戦車を開発中で,さらに日本語化も検討中!?|publisher = [[4Gamer.net]]|date = 2010-08-23|accessdate = 2013-06-08}}</ref>、1年後には、[[ヨーロッパ]]、[[北米]]、[[東南アジア]]、[[ベトナム]]、[[中華人民共和国]]、[[大韓民国|韓国]]などに[[サーバ]]が設置された。


2014年1月31日からは、初のコンシューマー移植版となる[[Xbox 360]]用ソフト『[https://console.worldoftanks.com/ja/content/about/ World of Tanks: Xbox 360 Edition]』ダウンロード版をリリース<ref>[http://www.gamespark.jp/article/2014/02/03/46118.html 『World of Tanks: Xbox 360 Edition』がベータ参加者向けに正式ローンチ!一般リリースは後日予定]</ref>。Xbox Liveゴールドメンバーシップ加入者はPC版同様に基本プレイ無料。未加入者は体験版として7日間プレイ可能。2014年に[[IOS (Apple)|iOS]]専用[[スマートフォン]]アプリとして、やや遅れて[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]専用スマートフォンアプリとして、『[[World of Tanks Blitz]]』(ワールドオブタンクスブリッツ、略称:wotb)がリリースされた。2015年7月28日には[[Xbox One]]版もリリースされた<ref>[http://www.4gamer.net/games/292/G029217/20150728077/ Xbox One版「World of Tanks」の正式サービスが開始。新規モデリングやシステムを搭載し,Xbox 360版とのクロスプラットフォームにも対応]</ref>。Xbox One版はXbox 360版との[[クロスプラットフォーム]]に対応しており、両機種のプレイヤー同士での対戦が可能で、プレイヤーデータも両機種で共有となる。
2014年1月31日からは、初のコンシューマー移植版となる[[Xbox 360]]用ソフト『[https://console.worldoftanks.com/ja/content/about/ World of Tanks: Xbox 360 Edition]』ダウンロード版をリリース<ref>[http://www.gamespark.jp/article/2014/02/03/46118.html 『World of Tanks: Xbox 360 Edition』がベータ参加者向けに正式ローンチ!一般リリースは後日予定]</ref>。Xbox Liveゴールドメンバーシップ加入者はPC版同様に基本プレイ無料。未加入者は体験版として7日間プレイ可能。2014年に[[iOS (Apple)|iOS]]専用[[スマートフォン]]アプリとして、やや遅れて[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]専用スマートフォンアプリとして、『[[World of Tanks Blitz]]』(ワールドオブタンクスブリッツ、略称:wotb)がリリースされた。2015年7月28日には[[Xbox One]]版もリリースされた<ref>[http://www.4gamer.net/games/292/G029217/20150728077/ Xbox One版「World of Tanks」の正式サービスが開始。新規モデリングやシステムを搭載し,Xbox 360版とのクロスプラットフォームにも対応]</ref>。Xbox One版はXbox 360版との[[クロスプラットフォーム]]に対応しており、両機種のプレイヤー同士での対戦が可能で、プレイヤーデータも両機種で共有となる。


2016年1月20日からは、[[PlayStation 4]]版が正式にリリースされた<ref>[http://console.worldoftanks.com/ja/news/pc-browser/general-news/ps4-keydates/ PlayStation 4 版 World of Tanks 正式リリース日程発表!]</ref>。[[PlayStation Network|PSN]]のアカウント所持者であれば無料プレイ可能、[[PlayStation Plus]]加入者には特典が用意される。
2016年1月20日からは、[[PlayStation 4]]版が正式にリリースされた<ref>[http://console.worldoftanks.com/ja/news/pc-browser/general-news/ps4-keydates/ PlayStation 4 版 World of Tanks 正式リリース日程発表!]</ref>。[[PlayStation Network|PSN]]のアカウント所持者であれば無料プレイ可能、[[PlayStation Plus]]加入者には特典が用意される。

2021年5月23日 (日) 04:28時点における版

World of Tanks
World of Tanks Console
ジャンル サードパーソン・シューティングゲーム
対応機種 Windows 7~10 / Xbox 360 / Xbox One
macOS
PlayStation 4
開発元 Wargaming.net
運営元 Wargaming.net
人数 30人(15対15)
メディア ダウンロード
運営開始日 2010年8月12日
利用料金 基本無料(アイテム課金
対象年齢 17歳以上
デバイス キーボードマウス
必要環境 CPU
7以降 - 2.2GHz以上
Memory
7以降 - 2GB以上
VRAM
- 256MB以上
DirectX 9.0c対応
その他 通信速度256kbps以上
テンプレートを表示
World of Tanks Blitz
ジャンル サードパーソン・シューティングゲーム
対応機種 iOS
Android
Windows10
開発元 Wargaming.net
運営元 Wargaming.net
人数 14人(7対7)
メディア ダウンロード
運営開始日 iOS / Android
2014年
Win
2015年12月16日
Switch
2020年8月26日
利用料金 基本無料(アイテム課金
対象年齢 12歳以上
CEROA(全年齢対象)
その他 通信速度256kbps以上
テンプレートを表示

World of Tanks(ワールド オブ タンクス、略称: WoT)は戦車戦を扱った多人数参加型オンラインゲームである。ベラルーシWargaming.net社が開発し2011年からプレイ可能となった。主に1920年代から1960年代前後に開発・設計および構想された戦車が登場し、戦車を使用したプレイヤー対プレイヤーの戦闘が中心となる。基本無料の一部課金制をとっている。

概要

ロシア2010年8月12日にリリースされ[1]、1年後には、ヨーロッパ北米東南アジアベトナム中華人民共和国韓国などにサーバが設置された。

2014年1月31日からは、初のコンシューマー移植版となるXbox 360用ソフト『World of Tanks: Xbox 360 Edition』ダウンロード版をリリース[2]。Xbox Liveゴールドメンバーシップ加入者はPC版同様に基本プレイ無料。未加入者は体験版として7日間プレイ可能。2014年にiOS専用スマートフォンアプリとして、やや遅れてAndroid専用スマートフォンアプリとして、『World of Tanks Blitz』(ワールドオブタンクスブリッツ、略称:wotb)がリリースされた。2015年7月28日にはXbox One版もリリースされた[3]。Xbox One版はXbox 360版とのクロスプラットフォームに対応しており、両機種のプレイヤー同士での対戦が可能で、プレイヤーデータも両機種で共有となる。

2016年1月20日からは、PlayStation 4版が正式にリリースされた[4]PSNのアカウント所持者であれば無料プレイ可能、PlayStation Plus加入者には特典が用意される。

2020年8月26日より、Nintendo Switch版の『Blitz』が配信開始された[5]

日本における展開

当初は日本での展開を予定しておらず、日本語は非対応だったが、日本からの利用者が多いことから対応されるようになった[6]。まず、2012年3月30日に公開されたクライアントバージョン0.7.2よりゲーム内の表記・音声が日本語に対応し、続いて2013年9月5日にはアジア地域のポータルサイトが日本語に正式対応、フルサポートを開始した[7]

更に、サポート開始に合わせてWargaming.net日本支社の創設、及びテレビアニメ『ガールズ&パンツァー』とのコラボレーション『World of Tanks meets ガールズ&パンツァー』プロジェクトが発表された。同作が戦車を大々的に取り扱った作品で、Wargaming.net社のCEOが興味を持っていた事[6]、この作品が人気を博した頃から本作が日本で注目された経緯があるため、コラボが実現した。

しかし最初に提供されたModパックは既にネットに数多く存在したファンサイトや掲示板2ch(当時)に投稿されたスキンや画像データ等を無断で転載した物が多数含まれており、直ぐに公開が停止され騒ぎとなった。

コラボレーションでは『ガールズ&パンツァー』のキャラクターを使用したゲームの解説漫画『はじめての戦車道』の公開[8]やボイスパック(MOD)の配布、CMの放送が行われた。

ゲーム概要

ゲームでは戦車を操作し他のプレイヤーの戦車と戦闘を行う。戦車はソ連ドイツイギリスフランスアメリカ中国日本チェコスロバキアスウェーデンポーランドイタリアから550以上のものが使用可能[9]。なお、中国の戦車の大半は中華民国が運用した戦車であっても中華人民共和国の戦車として赤い星を徽章としているが、台湾で使用された64式戦車に限り中華民国戦車を表す青天白日が徽章となっている。 戦車の操作は非常に簡略化されており、最小限であれば移動キーとマウスのみで操作可能である。 一部例外はあるものの、MMO形式のオンラインゲームとしては、単一サーバに対する同時接続プレイヤー数最多の世界記録を保持している。ロシアサーバにて接続数190,541人を記録し、2013年3月12日にギネス記録として登録された[10]。また同ロシアサーバでは、2012年10月4日に登録者数4000万人に達している。

課金形式

基本的にゲーム内で得た通貨(Credit)のみでもプレイ可能。また、現実通貨を払う事で「Gold」というポイントが購入可能で、このGoldは、戦車間の経験値の受け渡しや、プレミアム戦車の購入、またプレミアムアカウント権購入による報酬の増加(1.5倍)等の為に使用できる。プレミアムアカウントは、姉妹作となる『World of Warplanes』『World of Warships』との共有化が成される。

ゲームモード

ゲームは基本的に30人のプレイヤーが1つのマッチングに参加し、基本は15人対15人の二つのチームに分かれて試合を行う。プレイヤー数が少なければ最小7人対7人になることもある。マップは自動的に決定され、それぞれのチームのメンバーはなるべく均衡した戦力になるよう考慮された上で、サーバー側によって自動的に振り分けられる。 各戦車には大まかに、「Tier」と呼ばれるレベル区分が設けられており、基本的には近いTierの戦車のみがマッチングされる。Tierは和訳すると"段/段数"という意味である。

ランダム戦

最も基本的なモード。以下の3種類の試合形式が存在する。いずれの試合形式でも、敵戦車をすべて撃破することでも勝利となる。通常戦と遭遇戦は最大15分、強襲戦は最大10分の戦闘時間である。戦闘時間内に両チームが勝利条件を達成できなかった場合、または最後まで残った戦車が相討ちになった場合は引き分けとなる。一時国家戦(ヒストリカルモード)も導入されたが[11]、現在は削除されている。

通常戦
それぞれ自分の陣地を持つ二つのチームが、相手側の陣地の占領を目標として戦う試合形式。
強襲戦
陣地を持たない攻撃側のチームと、陣地を持つ防衛側のチームに分かれる試合形式。攻撃側は陣地を占領する事が目標であり、防衛側は戦闘時間終了まで陣地を守り切る事が目標。
遭遇戦
中立の陣地が一つ存在する試合形式。中立の陣地を占領する事が目標。

小隊

仲間と3人の小隊(MMORPGにおけるパーティのようなもの)を組んでランダム戦に参加することもできる。戦闘中は小隊のメンバーとだけ会話できる、音声チャットが利用可能となる

チームトレーニング

プレイヤーが部屋を作成し、プレイするマップを選ぶことができるモード。このモードではクレジットや経験値は得られない。車両の修理費は無料だが弾薬費、消耗品の費用は有料である。

拠点戦

クラン同士が単一tierの車両を用いて戦闘を行う。基本的に同じクランのプレイヤーでないとそのクランのチームに参加することはできないが、一定人数まで「傭兵」というクラン外のプレイヤーを参加させることができる制度が存在する。通話ソフトなどを用いて参加プレイヤーが連携するのでランダム戦とは全く違う試合展開になることが多い。アジアサーバーでは以下の2種類の試合形式が存在する。


前衛戦 

  tier6,8の二部門がありtier6は7人、tier8は10人がチームを組んで戦う。一試合の勝利判定はランダム戦の通常戦と同一である。クラン同士の勝敗はその一試合で決まり、基本的に同じクランと連続してマッチングする事はないようになっている。

進撃戦

  tier10の一部門が存在し、15人がチームを組んで戦う。マッチングが特殊であり、各時00分までに戦闘準備が完了しているクラン同士でマッチングする。一試合の勝利判定はランダム戦の通常戦と同一である。進撃戦全体の勝敗は敵クランの要塞を占領するか、時間終了時にどちらの方が敵側に攻め込んでいたかで決定される。

チームバトル

5人以上7人以下のプレイヤーでチームを組み、チーム単位で試合を行う。試合形式は10分間の通常戦のみであり、戦場は一部のマップだけに限定されている。選択可能な戦車はTier8までであり、Tierの合計は42が上限である。なお、Tier合計の上限値はチームのメンバーが1人欠けるごとに1減少するという試合形式だったが、v1.6.0をもって削除された。


グランドバトル

Tier10の戦車のみで30人対30人の二つのチームに分かれて行う。マップは通常戦とは違うものとなり、広域の戦場が用意される。

戦車

種別

このゲームには大きく分けて5種類の戦車が登場する。国籍はソ連、ドイツ、アメリカ、フランス、イギリス、中国、日本、チェコスロバキア、スウェーデン、ポーランド、イタリアの11ヵ国である。

軽戦車(Light tank)(LT)
軽戦車は、主に偵察に使用する戦車である。優秀な視界と軽快な機動性を持つ。また車体が小さいため隠れやすく、発見されにくい。しかし、装甲が薄いため防御力が低く、一部を除き小型の砲しか搭載できないため攻撃力も低い。
過去のバージョン(v9.17.1以前)ではTier4 以上の軽戦車は偵察が主な役割となり、一部の戦車を除いてほぼ自車両より Tier が上の戦車としかマッチングしなかったが、v9.18アップデートに伴い、ほかの車種と同様のマッチング形式になった。
例)T-100 LT、Ru 251M24 ChaffeeAMX 13 75、etc
中戦車(Medium tank)(MT)
中戦車は、軽戦車と重戦車の中間的性能を持つ万能型戦車である。強力な主砲と装甲を持つ重戦車に近い車両や、軽装で機動性の高い軽戦車に近い車両など様々な種類が存在する。火力・装甲・機動性のバランスの取れた戦車が多数を占める。戦場においては、機動力を活かし敵戦車の背後・側面に回ったり、あるいは味方重戦車を援護する等の状況に応じた立ち回りが求められ、中・上級者プレーヤー向き。
例)T-54 PantherM4A3E8 Sherman、B-C 25 t、etc
重戦車(Heavy tank)(HT)
重戦車は、強力な主砲と強固な装甲を持つ戦車である。それと引き換えに機動性が低く、車体が大きいため遠方からでも発見されやすい。また視認距離が短めであり、一方的に射撃される危険性も少なからずある。チームの戦力の柱となる戦車である。
例)IS-3Tiger IAMX 50BConqueror、etc
駆逐戦車(Tank Destroyer)(TD)
駆逐戦車は砲撃に特化した特殊な戦車であり、後方から前衛戦車の支援を行い、戦線突破や陣地防衛を行う。
基本的に火力・隠蔽/機動性重視の後方支援型、火力・防御重視の前線支援型といった傾向に分かれていることが多い。
優秀な火力を有する反面、全周旋回砲塔を持たなかったり、最高速度や旋回速度が遅かったり、耐久値が低かったりと極端な弱点を背負っている。
例)JagdtigerISU-152M18 HellcatStrv 103B、etc
自走砲(Self Propelled Gun, Artillery)(SPG)
自走砲は大口径榴弾砲を装備する支援車輛である。史実的には敵陣地へ砲弾を投射するのが主任務であり、正確には戦車ではない。
この車種のみ、Shiftキーなどを押すことで上空からマップを眺める俯瞰視点に切り替わり、攻撃地点を指定して砲撃するとそこに砲弾が着弾する。砲弾は放物線を描いて飛んで行くため、遮蔽物を越えての超遠距離射撃が可能。
ただし、装甲・耐久値・機動性に乏しく、装填時間が非常に長いので接近戦は苦手であり、非常に打たれ弱い。
なおv0.9.18アップデートで特性が大きく変わり、着弾範囲内にいた車輛にデバフを与えるスタン効果が追加された。
またスマホ版のblitzではデータ容量の関係上、他のシリーズに比べてマップが狭いため、ゲームバランス確保の為に未実装である。
例)SU-14-1、G.W Tiger、M44、AMX 13 F3 AM、etc

射撃方式

大きく分けて二種類に分かれる。

1:単発方式

通常砲。多くの戦車に適用される射撃方式である。ほとんどの場合装填時間は火力が高いほど長くなる。

2:オートローダー方式

自動装填砲。瞬間的な火力に優れる。史実においてドラム式自動装填装置を搭載した戦車がこの機能を有している事が多い。
リボルバーのパーカッションのように何発かの弾を一度に装填し、短い間隔で射撃を行うものである。
戦車によって弾倉への装填数・装填時間・射撃間隔が異なり、長いものだと30~40秒、短いものだと10~20秒程となる。その長い装填が終わると一定間隔で射撃ができる。
Cキーを押す事で残弾の有無に関わらず、即座に弾倉の再装填が始まる。
しかし、1弾倉を撃ち切ると大きな隙が生じるため、そこをどう対応するかの判断能力が問われる。

3:オートリローダー方式

イタリアツリーの高Tier中戦車は特殊な「自動再装填」方式となっている。
これは弾倉内に1発入った段階から即座に射撃可能であり、残弾数が多くなるほど装填時間が短縮されていく。
オートローダーの欠点である長い装填時間を克服できる仕様だが、残弾0の状態では火力の割に装填速度が極めて遅くなるため、通常砲とオートローダー砲の特性を器用に使い分けていく必要がある。

4:2連砲システム方式

ソ連ツリーの高Tie戦車が持つ主砲であり、連装砲やダブルバレルと呼ばれる事が多い。 オートリローダーと同じように、弾倉に複数の砲弾をストックすることができ、単発砲よりも短時間で連射が可能である。 更に同時に2発の砲弾を発射する「斉射」も行う事ができる。

性能値

このゲームの戦車は、主砲の口径装甲厚、エンジン出力等といった現実の戦車と同じパラメータのほかに、ゲーム独自のパラメータとしてヒットポイントや視認範囲、装填速度などといったパラメータを有する。これら独自のパラメータによってゲームバランスを調整し、またこれらの「味付け」の違いによって同種の戦車間の差別化をも図っている。

避弾径始・装甲厚
このゲームの被弾時における計算には比較的詳細なモデルが用いられており、各部の装甲厚はもちろん、避弾径始についても考慮されていて、カタログ数値上は近い装甲厚の車両間でも、装甲の傾斜角の違いによって実際の砲弾に対する防御力に大きな差があったりもする。この装甲厚や傾斜角を考慮せず漫然と射撃した場合、容易に貫通できるはずの車両にすら跳弾を許してしまったりなどするため、良い戦果を上げることが難しくなる。また、自車両が跳弾した弾が味方に当たった場合もその味方にダメージが入るようになっている。なお本ゲームでは履帯に空間装甲の効果が与えられている。
視認範囲・隠蔽率
このゲームにおいては、軽戦車の存在意義を生み出すため、また、史実における車高による視認性の違いなどを反映するため、視認範囲と隠蔽率というパラメータが用いられている。視認範囲は、そのまま「視認できる範囲」という意味に加えて「敵の見つけやすさ」を、隠蔽率は文字通り「見つかりにくさ」を表している。これらの数値は各車両固有のもので、軽戦車は基本的にこの両数値が高く、重戦車は基本的に両数値が低い。また、隠蔽率については、軽戦車を除き静止時と移動時にそれぞれ別の数値が割り振られており、静止時の隠蔽率の方が高くなっている。車高の低い駆逐戦車は基本的にこの静止時隠蔽率が高く、待ち伏せ戦術を行うのに適したものとなっている。また後述の拡張パーツの内の「迷彩ネット」を使う事でも隠蔽率を上げる事が出来る。

装備

このゲームの戦車はごく一部を除き、主砲などを複数の選択肢から選ぶことができる。 その大半は、フランス技術ツリーのB1->B1 bisへの改造、ティーガーIIの「ポルシェ砲塔」から「ヘンシェル砲塔」への変遷などのように、初期型から改型への変遷をたどるものであり、改型のほうが性能が良いものが多数である。ただし、一部の戦車は、上記のパラメータ調整などの影響もあり、改型以外の装備が好まれているものもある。 また、史実では8,8 cm KwK 36 L/56を搭載していたティーガーIに、より長砲身の8,8 cm KwK 43 L/71を搭載できる等、史実では計画・試作のみで終わった装備なども搭載できるものもある。

技術ツリー

ソ連、ドイツ、アメリカ、フランス、イギリス、中国、日本、チェコスロバキア、スウェーデン、ポーランド、イタリアの国家ツリーが実装されている。 戦闘で獲得した経験値を使用することで、主砲、砲塔、無線機、エンジン、履帯の各装備や戦車を開発することができる。 装備によっては他の戦車と互換性もあり、ティーガーIで8,8 cm KwK 43 L/71を開発済みであればポルシェティーガーでは開発せずとも装備可能である等、その装備については開発の必要はない。経験値は各戦車で獲得した分しか使用できないが、戦闘で獲得した経験値の5%が全戦車で使用可能なフリー経験値となるため、これを貯めることで一度も使用していない戦車の開発を進めることも可能である。技術ツリー上のすべての装備や戦車の開発を終わらせると、その戦車はエリート化と呼ばれる状態になる。エリート化した戦車はGoldを使用することでその戦車で獲得した経験値をフリー経験値に変換することができるほか、戦車が獲得する経験値を搭乗員の育成に振り分けることで、搭乗員の育成を促進することもできる。

迷彩

各戦車には、史実で利用された迷彩塗装や歴史的・非歴史的なペイントを行うこともできる。 迷彩塗装を行うと外見上の変化だけではなくゲーム内計算においても有用な効果が発揮される。(隠蔽率が上がるなど。)ただし、種類により有郊的なマップは異なる。 徽章や銘刻の変更も同様に行うことができる。ペイント・徽章・銘刻は単純に外見を変えるためのものであり、ゲーム内計算における迷彩効果はない。

搭乗員

このゲームで戦車を動かすには搭乗員が必要であり、おおよそ史実の車両と同様の人数分だけ必要である。搭乗員は国籍と役職があり、ソ連国籍の操縦手はイギリス戦車に乗せることはできず、ソ連戦車の装填手には配置できない。 ただし、同国戦車の同じ役職なら乗せ換えは可能であり、例えばM3リー中戦車の砲手をM18ヘルキャット駆逐戦車の砲手に就かせるといったこともできる。ただし、異なる車輛間では後述するプライマリスキルや取得経験値が大きく減少し、車種が異なる場合はさらにペナルティが大きくなってしまう。なお、v0.9.6からは、Goldを消費するものの役職変更も可能になった。 搭乗員はそれぞれ「プライマリスキル」と「セカンダリスキル」というものを持っており、プライマリスキルの熟練度が低い搭乗員がいる場合、その戦車の該当性能が数値よりも低い性能しか発揮できない。 セカンダリスキルはプライマリスキルの熟練度が100%に到達した後に修得できる、戦闘を有利に進めるための固有の技能である。 例を挙げると、車長のセカンダリスキル「第六感」は《自車輛が敵に発見された場合、3秒後に電球型の警告マークと警報音が発せられる。》といった便利な探知・危機回避能力を有する。 ゆえにセカンダリスキルは戦果に少なからず影響するものであるが、スキルの取得個数が多くなるほど必要経験値が跳ね上がる為、新戦車を購入した際は育成されている搭乗員を既存戦車から乗せ換えることもよく行われる。

戦闘中、戦車の装甲が撃ち抜かれた場合、もしくは榴弾による爆風を受けた場合、被弾位置によって搭乗員が負傷する事がある。搭乗員が負傷した場合、担当する役職部分の能力が低下してしまう。車長なら視界系、砲手なら精度・照準系、操縦手なら加速力・旋回性、装填手なら装填速度がそれぞれ低下する。 加えて戦車によって役職を兼任しているパターンがあり、車長や装填手が無線手を兼任している事はよくある。当然だが、兼任している役職者が負傷すれば2つ分の能力が低下してしまう。 なお搭乗員全員が負傷してしまった場合、戦車の残HPの量を問わず撃破扱いとなる。 搭乗員の種類は以下の通り。

  • 車長 Commander
  • 砲手 Gunner
  • 操縦手 Driver
  • 無線手 Radio Operator
  • 装填手 Loader

拡張パーツ

各戦車の一部性能を強化できる装備アイテム。 各戦車は拡張パーツを3つまで搭載でき、その性能の一部を強化できる。例えば「迷彩ネット」を装備した場合、車両が完全静止(砲塔旋回を除く)してから数秒後に隠蔽性能が向上し、移動すると解除される。迷彩ネットを除いて拡張パーツは脱着可能な物が少なく、大半はGoldを用いて取り外しを行える。 また車輛によって規格が異なることもあり、大口径用・中口径用・小口径用が存在する装填棒、小・中・大・特大が存在する内張り装甲などが典型例。共通規格のパーツなら取り外して別の車輛に取り付けることもできる。

消耗品

試合中に使用できる使い切りのアイテム。拡張パーツとは異なり、使用すればその名の通り消耗する物が殆どを占めるが、砲弾と同様に在庫として管理され載せ替えにコストはかからない。 基本的には全車共通だが、乗せることのできる車両(国籍)が限られているものも。 試合中に発生した破損したモジュールの修理、負傷した搭乗員の回復、火災の消火、搭乗員能力やエンジン出力を向上させる等のアイテムがある。これらはプレイヤーの任意のタイミングで、あるいは試合開始時から終了時まで自動的に使用される。
乗せているだけで効果があったり、自動で使用されるものもある一方、あるアイテムは一試合中何度でも使用可能である。なお、何度も使用できるアイテムは購入にのみコストがかかり、使用しても追加のコストは発生しない。

プレミアム戦車

いわゆる課金戦車で、Goldの使用やギフトショップでの購入、ミッションの達成、一定期間にログインしたユーザーへの配布などによって入手できる、通常の技術ツリーには存在しない戦車である。このプレミアム戦車は装備が基本的には1つしかなく変更することができない(blitzのIS-6のように例外もある)が、戦闘で獲得できる経験値やクレジットにボーナスが入るという特徴がある。また、通常であれば搭乗員を再訓練せずに他の戦車に乗せ換えると発生するプライマリースキルのペナルティも同じ車種間であれば発生せず、違う車種間でも通常より抑えられる。当初はこれらのボーナスの代償として通常の技術ツリーの同Tireの車両より能力の劣る車両として常時販売する形をとっていたが、現在は非常に強力な戦車を不定期かつ期間限定で販売するという手法をとっている。 アップデートにより、フリー経験値でのみ購入可能な車両も登場している。

撃破関連

本作での戦車はHP制となっている。攻撃を受けた場合、HPが減少して0になると車輌が撃破となる。弾薬庫のモジュールが大破=誘爆した場合、残HPの量を問わず一撃でHPが0となって撃破される。なお、初期の頃ではHPバーが真っ黒になり、HPがゼロになった瞬間、爆発と同時に白い半調の天使をモチーフにしたキャラマーカーが昇天する如く画面を上昇する表現があったが現在はない。

車両が水没状態で撃破された場合は炎上しない。また、弾薬庫引火で撃破された場合砲塔が吹き飛ぶ。撃破された車両にはそれまでと同じ[注釈 1]当たり判定が存在するため、撃破された車両に勢いがついている場合、ぶつかった車両にダメージが入る[注釈 2]。 以前は透明な壁が随所に存在し、基本的には段差から落下できない仕様であったが、アップデートにより現在では落下することができるため、それによるダメージも追加されている。

ガールズ&パンツァー』MODを導入すると、関連する全車輌は撃破=乗員全員脱出扱いとされ、車体は全てのハッチが解放状態となり、作中の設定に従い、特定の位置から、戦車道協会指定の白旗が揚がる仕様に変更される。

World of Tanks Blitz

World of Tanksのモバイル版。iOS/Android/Windows 10/Mac/Nintendo Switchでのプレイが可能である。

ゲームモード

7対7チーム戦であり、ランダム戦では優勢戦と遭遇戦のみ存在する。マップによって自動的に決定され、双方のチームのメンバーはなるべく均衡した戦力になるよう考慮された上で、サーバー側によって自動的に振り分けられる。

ランダム戦

遭遇戦
中立の陣地が一つ存在する試合形式。中立の陣地を占領するか敵戦車を殲滅する事が目標。
優勢戦
3つの中立陣地があり中立陣地を占領し1000ポイントに到達するか敵戦車を殲滅する事が目標。

戦車

技術ツリーは本家とは異なり、ソ連、ドイツ、アメリカ、イギリス、日本、中国、パンユーロ(フィンランド、ポーランド、スウェーデン、イタリア、チェコスロヴァキア)がある。更に本家WoTとは実装されている車両や一部車両の性能が若干異なっている。またマップの狭さから自走砲は登場しない。

搭乗員

World of Tanksと違い搭乗員は予め配置されている。車両を購入の際、搭乗員の熟練度を50%(無料)、 75%(クレジット)、 100%(ゴールド)から選択することができる。搭乗員スキルはそれぞれの軽戦車、中戦車、重戦車、駆逐戦車と車種毎に4つのグループに分かれており、各スキルは7つのレベルに分けられている。

拡張パーツ

各戦車の一部性能を強化できる装備アイテム。各戦車は拡張パーツを9つ搭載でき、その性能の一部を強化できる。

歴史

  • 2008年
    • 12月29日または30日 - 開発者はこのゲームのコンセプトを着想したとしている[12]
  • 2009年
    • 4月24日 - 正式にWargaming.netスタジオよりゲームが発表された。開発者はゲームの予算はCISのゲーム業界で過去最大だったと主張している。ただし証拠や根拠となる情報は存在しない。
    • 9月 - ロシア語版のアルファテストが始まった。SU-85駆逐戦車BT-7軽戦車T-34中戦車Pz IV中戦車、Hummel自走砲、Tiger重戦車の6種類の戦車と1つのマップのみが用意された。
  • 2010年
    • 1月30日 - クローズドβテストが始まり数十台の戦車と3つのマップが完成した。3ヶ月間のテストが行われ、ベータテスター数は4万人近くに増え、40万の戦車による戦いが行われた。
    • 6月24日 - ロシア語版のオープンベータテストが開始、60種類以上のロシアとドイツの戦車と7つのマップが使用可能だった。
    • 7月8日 - 英語版のクローズドベータテストが開始。
    • 8月12日 - ロシア語版が正式にリリースされた[1]。しかし、技術的な問題の為、ゲームサーバーのオープンは8月13日となった。Wargaming.net公式のプレスリリースによると、この時点でのWorld of Tanksのユーザ数はロシアサーバにて50万人(実際の利用者は35万人)を記録。西ロシアのサーバでは20万人(実際の利用者は15万人)を記録。合わせてユーザ数70万人に達した。ピーク時の同時接続ユーザー数は、アメリカサーバーで43,000人、ロシアサーバーで1万人を超えた。活動的なプレイヤーの1日平均プレイ時間は3時間20分だった。2010年9月以来、1,000万以上の戦闘が行われた。
  • 2011年
    • 1月5日 - 同時接続数が74,536を記録[13]。Wargaming.netによると、これは1つのMMOゲームでの単一サーバ同時接続数の世界記録だった。
    • 1月6日 - World of Tanksはロシアのクローズドベータを開始以来1年もかからず、登録アカウント数が世界中(ヨーロッパ、ロシア、米国)で100万を記録した[13]
    • 1月23日 - 正式にギネス・ワールド・レコーズに登録された。この際の記録は同時接続者数91,311人である[10]
    • 1月18日 - World of Tanks公式サイトでの発表によると、ロシアサーバで10万人登録を突破した。
    • 1月27日 - 英語版のオープンベータが開始。正式リリースは2011年4月12日に予定されていた。正式リリースを控え、アメリカとヨーロッパのユーザー向けに特別なセールが実施された。
    • 4月12日 - ヨーロッパと北米でリリースされた。
    • 5月24日 - 3つの全てのサーバーでの合計登録者数が300万人に到達した。ロシアサーバー200万人、ヨーロッパと北米で100万人。
    • 11月18日 - バージョン0.7.0の公開テストを開始。 ノルウェーのフィヨルドや東欧の沼地をモチーフにした2つの新しいマップがリリースされた。また戦車の新しいテクスチャも導入された。
  • 2012年
    • 1月16日 - 中国のプレミアム戦車「Type59」がゲーム内ストアから削除された。理由は「ゲーム内でのType59の使用率が非常に高く、戦車の多様性を大きく減少させたため」とされた。ただしType59はゲーム自体からの削除はされず、既に購入済みのプレイヤーは使用できた。その際、「一定期間を置き再び利用できるようになる」と告知された。
    • 2月2日 - Type59が中国のサーバー上で再び利用できるようになった。
    • 5月14日 - 中国の利用者のために、Wargaming.netはデジタルエンタテインメントサービスのリーディングプロバイダーであるKongZhongコーポレーション(NASDAQ:KONG)と戦略的パートナーシップを形成する一連の協定を締結したと発表した。
    • 9月27日 - World of Tanks 0.8.0にアップデート。新しい戦車や新たな物理グラフィックスエンジンを導入。アップデートプログラムの容量は1.2GBを超えた。
    • 11月1日 - World of Tanks 0.8.1にアップデート。イギリスの装甲車両のラインに新たな戦車の追加、一部マップのリニューアル、3種のプレミアム戦車の導入、ソ連の追加塗装の視認性と内容を修正、各国追加塗装を遠距離からでも確認できるように修正、などアップデートが行われた。
  • 2013年
    • 3月12日 - 同年1月21日のロシアサーバーにおける同時接続者数が190,541人に達し、2年前に達成したギネス記録を更新したと発表した[10]
    • 9月5日 - 日本国内での本格的なサービス展開を開始。アジアサーバーのサイトが日本語に正式対応。以降はアジアサーバーサイトが日本でのポータルサイトとなる。
    • 9月13日 - 『ガールズ&パンツァー』とのコラボレーションの一環として、WoTの入門書としてルールやシステムを劇中戦車道に準えた漫画『はじめての戦車道』が公開開始。
  • 2014年
    • 1月31日 - Xbox 360用ソフト『World of Tanks: Xbox 360 Edition』を配信開始。日本での発売元は日本マイクロソフト
    • 3月28日 - 『ガールズ&パンツァー』主人公、西住みほの新規録り下ろし音声MODの配布を開始した[14]
    • 4月7日 - アップデートバージョン9.0が配信。しかし、クライアントクラッシュ等の大規模バグが頻発した。これを受けて、9日後の26日に緊急修正パッチを含むマイクロアップデートバージョン9.0.1が配信された。
    • 5月19日 - コラボレーション第二弾"秋山優花里"(装填手)の新規録り下ろし音声MODを提供開始[15]
    • 6月11日 - コラボレーション第三弾"武部沙織"(通信手)の新規録り下ろし音声MODを提供開始[16]
    • 6月20日 - コラボレーション第四弾"五十鈴華"(砲手)の新規録り下ろし音声MODを提供開始[17]
    • 7月11日 - コラボレーション第五弾"冷泉麻子"(操縦手)の新規録り下ろし音声MODを提供開始[18]
      • この時点で同作の主役部隊である「あんこうチーム」全員の音声が使用可能となった。ただし全員の声の同時使用は全てのシステム音声が変更されるために仕様上不可能である。
    • 7月17日 - コラボレーションMOOK本『戦車に夢中です!』(四六倍判/128頁)発売。小学館 ISBN 9784091020635
    • 8月7日 - コラボレーション番外編”ノンナ”(プラウダ高校副隊長)の新規録り下ろし音声MODを提供開始[19]
    • 8月15日 - 『はじめての戦車道』の単行本発行。同日から17日にかけて開催されたコミックマーケット86に合わせて、国際展示場駅周辺にて3日間で13,500部が無料配布された[20]
  • 2015年
    • 3月2日 - 東京ゲームショウ会場限定配布だった『ガールズ&パンツァー TGSスペシャルパック』を新たに『ガールズ&パンツァー インストーラ付きスペシャルパック9.6』 として配布開始。
      • 劇中設定に従った戦車外見や判定機能、車内担当要員のあんこうチーム音声設定、自車輌ガレージの大洗学園艦への変更など、これまで複雑だった操作をインストーラを付属して簡略化したもの。デフォルトではほとんどの機能を一括でGuP対応化する。なお先行配布の各ボイスパックとは排他使用となる。
    • 4月21日 - 『はじめての戦車道 〜 WoT for beginners 〜』スピンオフとして主人公を一年生チームにした、スマートフォンアプリ「WoT Blitz」の入門漫画『はじめての戦車道 Blitz』 が公開開始。
    • 7月28日 - Xbox One版配信開始。360版とのクロスプラットフォーム対応。パッケージ版は存在せずダウンロード配信のみとなる。
    • 9月3日 - 日本戦車技術ツリーに「重戦車」ラインナップが登場。2013年以降これまでアナウンス済みであるにも関らず実装が遅れていた八九式中戦車がType 89 I-Go/Chi-Roとしてようやく正式実装された。
    • 9月16日 - それまでMac向けにはフォーラムでサポート対象外となしながらWineBottlerを用いて起動するようにセットアップする手順を紹介するに止まっていたが、Windows用クライアントを予めWineでラップした「Codeweavers Mac Wrapper World of Tanks」が公式サイトで配布を開始。これにより通常のMac用ソフトと同じようにイメージファイルを開きappファイルをアプリケーションフォルダにコピーするだけでプレイ出来るようになった。
    • 11月19日 - 初のチェコスロバキア戦車Škoda T 40が実装。
    • 12月17日 - チェコスロバキアツリー正式実装。
  • 2016年
    • 1月20日 - PlayStation4版のサービスを開始。同日よりアニメ ガールズ & パンツァーとのコラボにて期間限定ミッションの達成でTier5車両GuP(Girls und Panzer)が手に入る。
    • 2月23日 - blitzにて限定プレミアム車両IS‐3 Defenderがミッションクリアの先着60000名に配布されるイベントが開始。同年3月8日までの期間限定。
    • 10月 - 初のスウェーデン戦車Strv m/42-57 Alt A.2が実装。
    • 12月16日 - スウェーデンツリー正式実装。
  • 2017年
    • 5月3日 - v0.9.18アップデートにより自走砲の仕様が大幅に変更された。火力・貫通力が減少し、代わりにスタン効果が追加された。
    • 同日 - 同アップデートにてTier9・10軽戦車が実装された為、Tier4以上の軽戦車にあった偵察枠マッチング(最大で3つ上のTierとマッチングする)が廃止となり、マッチング範囲に合わせた各種調整がされた。
    • 8月11日 - v0.9.19.1アップデートにより初のポーランド戦車Pudelが実装。ただし、ポーランドツリーの本実装はおよそ1年後となった。
    • 9月5日 - v0.9.20アップデートによってTier10戦車限定のグランドバトル( 30 VS 30 の広域マップモード)が実装された。
  • 2018年
    • 2月13日 - 最後の未HD化戦車であるAMX 40がHD化され、ここまで実装された全車輛がHD化された。
    • 4月 - World of Tanks 1.0実装。既存マップが全てHD化(一部のマップは削除)され、各マップごとに固有のBGMが追加された。
    • 4月中旬 - マラソンイベントで初のイタリア戦車Progetto M35 mod 46が実装。
    • 5月3日 - イタリアツリー正式実装。
    • 9月4日 - ポーランドツリー正式実装。

関連項目

  • 開発元が同じゲーム
  • コラボレーション等
    • ゲーム内に登場するもの
      • ガールズ&パンツァー…劇中で主人公の乗るIV号戦車が"GuP"という名称でプレミアム車両として登場する[注釈 3]他、PC版ではMODの配布なども行われた。また、PS4版ではゲーム機本体のテーマ機能用のコラボテーマが配布された。
        その他、劇場版最終章等にこのゲームを意識した描写がいくつか存在する。
      • フューリー (2014年の映画)…主人公たちのM4A3E8戦車が"Fury"として[注釈 4]登場。搭乗員も再現[注釈 5])されている他、映画で登場するガスマスクのような小物も再現されている。米国籍扱い。通常のコラボ車両と違い、迷彩塗装ができる。
      • 戦場のヴァルキュリアSEGAから販売されたゲームソフト。主人公の車両と、敵の車両(劇中で名称がない)がそれぞれ"Edelweiss"と"Nameless"として登場。それぞれ日本国籍扱いで、搭乗員は再現されているが、搭乗員の載せ替えが一切できず[注釈 6]、付属する搭乗員を他の車両で使うこともできない。
      • タイガー131…現存するティーガーIのうち、唯一走行可能な状態で保管されている車輌であり、前述の映画フュリーにも登場している。この車両も特別仕様として再現されており、換装されたエンジンも再現されている。Tier[注釈 7]は1だけ違うので、戦場で出会う可能性がある[21]
    • ゲーム外
      • ファインモールド…コラボ商品として一式中戦車[チヘ]、四式中戦車[チト]、五式中戦車[チリ]が存在。いずれも1/35の縮尺で、通常のキットに付属する旧日本軍デカールの代わりに、ゲーム内の機能を再現できるデカールが付属。また、宮永忠将氏による(プラモデルの)車両の解説書や、ゲーム内アイテム[注釈 8]との引き換えコードも付属している[22]

脚注

注釈

  1. ^ 部品の破損判定はない
  2. ^ つまり、砲塔が降ってきて大ダメージを受けたり、坂の上や段差の上から落ちてきたり、高速で向かってきた敵の残骸に踏みつぶされる場合もある。止まっている残骸に車両が衝突した場合はノーダメージ。
  3. ^ ただしドイツ国籍扱いで、搭乗員は再現されていない。また、IV号H型の所謂コンパチである。
  4. ^ PC版とPS4版では名前が違う。前者が"M4A3E8 Fury"、後者が"Sherman Fury"。
  5. ^ PS4版では車長のみ
  6. ^ 車両を売却すると搭乗員は削除される。また、このゲームでは1年に1回だけデータの復旧を受け付けてくれるが、この車両に関してはデータ復旧は一切受け付けないと明言されている。
  7. ^ 車両の強さによる組み分け。基本的に、自身の上下2くらいまで味方や相手として出現する可能性がある。
  8. ^ 戦車本体やプレミアムアカウント等が含まれているが、ゲーム内特典車両と模型は同一車種ではない。また、新規プレイヤーのみ受け取れるものもある。ただし、PC版でかつアジアサーバー限定であった。2019年10月31日現在、コードの期限は終了している。

出典

  1. ^ a b 世界の戦車が大集合。ロシアでサービスが始まった戦車MMO「World of Tanks」。現在日本の戦車を開発中で,さらに日本語化も検討中!?”. 4Gamer.net (2010年8月23日). 2013年6月8日閲覧。
  2. ^ 『World of Tanks: Xbox 360 Edition』がベータ参加者向けに正式ローンチ!一般リリースは後日予定
  3. ^ Xbox One版「World of Tanks」の正式サービスが開始。新規モデリングやシステムを搭載し,Xbox 360版とのクロスプラットフォームにも対応
  4. ^ PlayStation 4 版 World of Tanks 正式リリース日程発表!
  5. ^ 『World of Tanks Blitz』Switch版が発表。リアルな挙動の戦車で戦う、スマホやPCでもサービス中のアクションシューティング【Nintendo Direct Mini】”. ファミ通.com (2020年8月26日). 2020年8月31日閲覧。
  6. ^ a b CEOが語る「World of Tanks」成功の理由と日本戦略【TGS 2013】”. 日経トレンディネット (2013年9月19日). 2014年3月30日閲覧。
  7. ^ WIN「World of Tanks」の日本サービス開始が9月5日に決定!”. GameWatch (2013年7月25日). 2014年3月30日閲覧。
  8. ^ はじめての戦車道
  9. ^ World of Tanks asiaサーバー公式戦車辞典
  10. ^ a b c 「World of Tanks」,単一サーバーに対する最多同時接続者数でギネス世界記録を達成”. 4Gamer.net (2013年3月14日). 2013年6月8日閲覧。
  11. ^ 「World of Tanks」アップデート8.11が近日実装に。同国戦車で自動的にチームをマッチングする「国家戦」が実装予定。新マップも登場”. 4gamer.net (2014年1月24日). 2015年10月19日閲覧。
  12. ^ (ロシア語)Интервью с Wargaming.net о World Of Tanks”. Gamestar.ru. 2011年3月7日閲覧。
  13. ^ a b 「World of Tanks」が100万アカウントを達成し,ロシア語圏の正式サービスも好調。世界中の戦車好きが大集合している予感” (2011年1月7日). 2013年6月8日閲覧。
  14. ^ 『ガールズ&パンツァー』ボイスパック第一弾、”西住みほ”を提供開始!”. Wargaming.net. 2014年3月30日閲覧。
  15. ^ 『ガールズ&パンツァー』ボイスパック第二弾、”秋山優花里”を提供開始!”. Wargaming.net. 2014年12月8日閲覧。
  16. ^ 『ガールズ&パンツァー』ボイスパック第三弾、”武部沙織”を提供開始!”. Wargaming.net. 2014年12月8日閲覧。
  17. ^ 『ガールズ&パンツァー』ボイスパック第四弾、”五十鈴華”を提供開始!”. Wargaming.net. 2014年12月8日閲覧。
  18. ^ 『ガールズ&パンツァー』ボイスパック第五弾、”冷泉麻子”を提供開始!”. Wargaming.net. 2014年12月8日閲覧。
  19. ^ 『ガールズ&パンツァー』ボイスパック番外編、”ノンナ”を提供開始!”. Wargaming.net. 2014年12月8日閲覧。
  20. ^ コミックマーケット86に合わせて、コミック本”はじめての戦車道”を無料配布!”. Wargaming.net. 2014年12月28日閲覧。
  21. ^ "Tiger 131 | ドイツ | 戦車事典 | World of Tanks",https://console.worldoftanks.com, 2011年11月1日閲覧
  22. ^ 1/35 World of Tanks プラモデル一覧”. http://www.finemolds.co.jp.+2019年10月31日閲覧。

外部リンク