「オオマシコ」の版間の差分

オオマシコ
	オオマシコ♂
保全状況評価
	LEAST CONCERN; (IUCN Red List Ver.3.1 (2001));
分類
学名
	Carpodacus roseus; (Pallas, 1776)
和名
	オオマシコ
英名
	Rosefinch

削除された内容追加された内容

インライン

2021年6月6日 (日) 20:58時点における版

オオマシコ（大猿子、学名：Carpodacus roseus）は、スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種である。

中央シベリアから東シベリアにかけての亜寒帯の地域で繁殖し、冬季はモンゴル、中国東部、朝鮮半島に渡り越冬する。

日本では、冬鳥として本州中部以北に渡来するが、数はそれほど多くない。

体長約17cm。日本産のマシコ類では大き目の体である。V字型の尾は他のマシコ類に比べるとやや短い。

雄成鳥は、頭部と背中、胸から腹にかけて鮮やかな紅色であり、額と喉に銀白色がはいる。また背と肩羽に黒い縦斑がある。雌は全体に淡褐色で、頭部、背中、胸、腹が淡く紅色がかっている。喉から胸のあたりまで細い褐色の縦斑がある。

平地から山地の林、林縁の草地、農耕地などに生息する。萩の実などを好む。

地鳴きは「チーッ」、「フィッ」など。

シブリー・アールキスト鳥類分類
スズメ目 Passeriformes スズメ亜目 Passeri スズメ小目 Passerida スズメ上科 Passeroidea アトリ科 Fringillidae アトリ科 Fringillinae ヒワ族 Carduelini

@@ 39行目: / 39行目: @@
 |[[スズメ上科 (Sibley)|スズメ上科]] Passeroidea
 |[[アトリ科 (Sibley)|アトリ科]] [[w:Fringillidae|Fringillidae]]
-|[[アトリ亜科 (Sibley)|アトリ亜科]] Fringillinae
+|[[アトリ科]] Fringillinae
 |[[ヒワ族 (Sibley)|ヒワ族]] Carduelini
 }}