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2021年6月20日 (日) 01:51時点における版

狐山古墳（きつねやまこふん）は、石川県加賀市二子塚町に所在する前方後円墳である。1932年（昭和7年）国の史跡に指定された^[1]。

概要

全長55.8m^[2]
前方部幅26.5ｍ、高さ5.1ｍ
後円部径26.5ｍ、高さ6.5ｍ

前方部を西に向ける。葺石が施され、埴輪が検出されている。幅10ｍ前後の周堀が巡る。築造年代は5世紀後半と推定される^[2]。

昭和7年（1932年）、土取り工事によって後円部から長さ2.7ｍの凝灰岩製箱形石棺が発見され、棺内からは壮年男子の遺骨とともに、神獣鏡や銀製帯金具、玉類、短甲、衝角付冑、直刀、剣、鉄鏃など大量の副葬品が出土した^[2]^[3]。また、昭和48・49年に石川県や加賀市が実施した発掘調査で、同古墳の周辺に36基以上の古墳が分布することが確認された^[3]。

現在後円部は覆い屋で保護され、出土遺物の一部も併設された収蔵庫に保存されている。

脚注

外部リンク

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座標: 北緯36度18分29.5秒東経136度22分46.8秒 / 北緯36.308194度東経136.379667度 / 36.308194; 136.379667

[1] 狐山古墳 - 文化遺産オンライン（文化庁）

[nihon-2] 「日本古墳大辞典」188頁

[maizo-3] 狐山古墳　石川県埋蔵文化財センター

[1]

[2]

[3]

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 == 関連項目 ==
 * [[日本の古墳一覧]]
-* [[中部の史跡一覧]]
+* [[中部地方の史跡一覧]]
 * [[大須二子山古墳]] - かつて[[愛知県]][[名古屋市]]にあった古墳。同范鏡が出土している。