コンテンツにスキップ

「恵山 (砕氷艦)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
2行目: 2行目:


== 概要 ==
== 概要 ==
日本海軍は砕氷艦[[大泊 (砕氷艦)|大泊]]の運用経験を元に、より大型の新型砕氷艦の建造を計画した。この新型砕氷艦は[[1942年]](昭和17年)度の[[⑤計画]]において仮称第846号艦として1隻が[[函館どつく|室蘭造船所]]にて建造を予定されていた。その後、[[ミッドウェー海戦]]による[[改マル5計画]]への移行に伴い、新たに仮称第5419号艦として1隻の建造が予定され、設計も完了していたが、着工される事は無かった。なお、「恵山」は第5419号艦に予定されていた艦名である。
日本海軍は砕氷艦[[大泊 (砕氷艦)|大泊]]の運用経験を元に、より大型の新型砕氷艦の建造を計画した。この新型砕氷艦は[[1942年]](昭和17年)度の[[⑤計画]]において仮称第846号艦として1隻が[[函館どつく|室蘭造船所]]にて建造を予定されていた。その後、[[ミッドウェー海戦]]による[[改計画]]への移行に伴い、新たに仮称第5419号艦として1隻の建造が予定され、設計も完了していたが、着工される事は無かった。なお、「恵山」は第5419号艦に予定されていた艦名である。


== 諸元 ==
== 諸元 ==

2021年7月21日 (水) 11:38時点における版

恵山(えさん)は、大日本帝国海軍が建造を計画した砕氷艦。艦名は北海道渡島半島東端に位置する恵山岬に由来する。

概要

日本海軍は砕氷艦大泊の運用経験を元に、より大型の新型砕氷艦の建造を計画した。この新型砕氷艦は1942年(昭和17年)度の⑤計画において仮称第846号艦として1隻が室蘭造船所にて建造を予定されていた。その後、ミッドウェー海戦による改⑤計画への移行に伴い、新たに仮称第5419号艦として1隻の建造が予定され、設計も完了していたが、着工される事は無かった。なお、「恵山」は第5419号艦に予定されていた艦名である。

諸元

  • 搭載航空機:水上偵察機1機
  • その他:1mの砕氷能力

関連項目

参考文献