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2021年7月27日 (火) 13:49時点における版
岡田 芽武 | |
---|---|
生誕 |
1971年3月15日(53歳) 日本・東京都 |
職業 |
漫画家 漫画原作者 映像作家 |
ジャンル | 青年漫画 |
代表作 | 『SHADOW SKILL』 |
公式サイト | MEGUMU OKADA OFFICIAL HOMEPAGE |
岡田 芽武(おかだ めぐむ、1971年3月15日 - )は、日本の漫画家、漫画原作者。東京都出身。
来歴
1992年に『コミックガンマ』(竹書房)において連載開始した「SHADOW SKILL」でデビューし、代表作に。主に青年誌で作品を発表している。デビュー作である「SHADOW SKILL 」は、ラジオドラマ、OVAなどのメディアミックスを経て、1998年にテレビアニメが放映された。 2003年『チャンピオンRED』において、自身初となる原作付きの漫画「聖闘士星矢EPISODE.G」の連載を開始する[1] 。『聖闘士星矢』関連の原作者以外が漫画を担当する外伝作品の先駆けとなる[2] 。続編として、「聖闘士星矢EPISODE.G アサシン」を連載し、現在は「聖闘士星矢EPISODE.Gレクイエム」 を『マンガクロス』にて連載中である。 また、漫画家としての活動と並行して、画業30周年を記念した実写映画を自身が所属する『Team BLOCKHEADS』のメンバーと共に撮影していた[3]が、新型コロナウイルスが流行し撮影が中断されたため、ソーシャルディスタンスなどに配慮したアニメ「女優エイガトル」を発案、制作している[4]。実写作品は、無報酬、撮影してはリテイクを繰り返す独自の方法を使う為、難航している。
作画、特徴、作風
- スクリーントーンを多用した絵柄、見開きを使った派手な画面効果が特徴。
- 漫画の作画中に吹き出しを使用せずに巨大写植を絵の上に載せ、技を表現する技法を考案した初めての作家[5][6]。
- 「聖闘士星矢EPISODE.G アサシン」の連載開始後数話でのWEB雑誌への移行に伴いフルカラー漫画の連載を開始する。
- 「SHADOWSKILL」などの原作と作画を共に担当する漫画のみではなく、小池一夫や車田正美などの他の作家との共作による作品も多い。また「聖闘士星矢Golden Age」では、小説も執筆している。
作品リスト
漫画作品
- SHADOW SKILL
- 商業誌デビュー作であり、代表作。最初の掲載誌『コミックガンマ』が休刊、次の雑誌『ドラゴンジュニア』では原稿を紛失されるアクシデントにより掲載中止。後に『アフタヌーンシーズン増刊』で連載再開。『ニライカナイ 〜遥かなる根の国〜』掲載終了後は『月刊アフタヌーン』にて掲載。2006年2月号にて一時休載するも、2009年9月号より再開し2014年5月号まで不定期連載。
- 講談社から出版されている単行本(アフタヌーン掲載分)は、巻数に一度リセットがかかっている(詳しくはSHADOW SKILL#漫画を参照)。
- 朧(『月刊コミックドラゴン』)全2巻
- ニライカナイ 〜遥かなる根の国〜(『月刊アフタヌーン』 1999年 - 2003年)全6巻
- 幻想世界英雄烈伝 忍ザード(『コミックガンマ』 1994年 - 1995年)全1巻(2巻は発売されなかった)
- 幻想世界魔法烈伝 WIZバスター(『月刊少年ガンガン』 1996年)全3巻
- 幻想世界英雄烈伝 フェアプレイズ(『コミックボンボン』 2001年 - 2002年)全3巻
- 聖闘士星矢EPISODE.G(原作:車田正美、『チャンピオンRED』 2003年 - 2013年)全20巻
- 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン(原作:車田正美、『チャンピオンRED いちご』→『チャンピオンクロス』→『マンガクロス』 2014年 - 2019年)全16巻
- 木偶 〜Block Head〜(原作:小池一夫、『チャンピオンRED』 2013年12月号 - 2014年3月号)
- 萌えの大地(『チャンピオンRED いちご』)単行本未収録
- SMガールズ外伝 セイバーマリオネットZ(原作:あかほりさとる・ねぎしひろし、『アニメV』1995年 - 1996年、STUDIO RESPONSEメンバーとの共同執筆作。岡田はストーリー脚本と統括を担当)
小説(挿絵)
- 「心・影技」 (竹書房ガンマ文庫、著:関島眞頼)
- 「業・影技」(竹書房ガンマ文庫、著:渡辺大祐)
- SHADOW SKILL APOCRYPHA -影技-外典1“FIRE FOX”(富士見ファンタジア文庫、著:富永浩史)
- SHADOW SKILL APOCRYPHA -影技-外典2“ETENDERD”(富士見ファンタジア文庫、著:富永浩史)
- マジカル・シティ・ナイト(スーパークエスト文庫、著:朝松健)
その他
- SDガンダム - CDジャケット担当
- 三国志大戦 - SR馬超などのイラストを担当
- 女優エイガトル - 原作・作画・監督 (モキュメンタリーアニメーション) 「アートにエールを!東京プロジェクト」選出[7]
脚注
- ^ 聖闘士星矢EPISODE.G 1巻 あとがき. 秋田書房 チャンピオンREDコミックス. (2003年6月19日 2003)
- ^ “岡田芽武先生が語る車田正美先生とのエピソード”. Togetter. 2020年9月4日閲覧。
- ^ “映像製作 | TeamBLOCKHEADS「チームブロックヘッズ」”. Team BLOCKHEADS. 2020年7月20日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/meguzou1303/status/1305061107669712896”. Twitter. 2020年10月18日閲覧。
- ^ “巨大写植を使った漫画の必殺技表現、元祖は「影技 SHADOW SKILL」? Twitter議論に作者が降臨”. ねとらぼ. 2020年7月20日閲覧。
- ^ “漫画の技名をフキダシを用いず、巨大な写植で表現する手法の元祖は何か?”. Togetter. 2020年7月20日閲覧。
- ^ “アートにエールを!東京プロジェクト(個人型)”. cheerforart.jp. 2020年7月23日閲覧。
外部リンク
- MEGUMU OKADA OFFICIAL HOMEPAGE
- 岡田芽武 (@meguzou1303) - X(旧Twitter)
- Team BLOCKHEADS HOMEPAGE