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2021年8月1日 (日) 04:18時点における版
河合 秀和(かわい ひでかず、1933年4月28日 - )は、日本の政治学者。学習院大学名誉教授。専門は、比較政治、イギリス政治。
経歴
京都市生まれ。東京大学法学部卒業。学習院大学法学部教授を経て、中部大学国際関係学部特任教授。2008年3月末を以て中部大学特任教授を退任。
著書
単著
- 『レーニン――革命家の形成とその実践』(中央公論社[中公新書], 1971年)
- 『現代イギリス政治史研究』(岩波書店, 1974年)
- 『政党と階級――イギリス現代政治の転換』(東京大学出版会, 1977年)
- 『チャーチル――イギリス現代史と一人の人物』(中央公論社[中公新書], 1979年、増補版1998年)
- 『先進諸国の政治――欧米・日本の比較研究』(放送大学教育振興会, 1988年)
- 『比較政治・入門――国際情報を整理する』(有斐閣, 1996年)
- 『ジョージ・オーウェル』(研究社出版, 1997年)
- 『トックヴィルを読む』(岩波書店, 2001年)
- 『クレメント・アトリー-チャーチルを破った男』(中央公論新社〈中公選書〉, 2020年)
共著
訳書
- D・コート『ヨーロッパの左翼』(平凡社, 1970年)
- レオナード・シャピーロ『全体主義――ヒットラー・ムッソリーニ・スターリン』(福村出版, 1977年)
- J・ジョル『グラムシ』(岩波書店, 1978年)
- F・W・ディーキン, G・R・ストーリィ『ゾルゲ追跡――リヒアルト・ゾルゲの時代と生涯』(筑摩書房, 1980年)
- R・ベンディクス『国民国家と市民的権利(1・2)』(岩波書店, 1981年)
- バーナード・クリック『ジョージ・オーウェル――ひとつの生き方(上・下)』(岩波書店, 1983年-1984年)
- E・P・トムスン『ゼロ・オプション――核なきヨーロッパをめざして』(岩波書店, 1983年)
- アイザイア・バーリン『バーリン選集(2)時代と回想』(岩波書店, 1983年)
- アイザイア・バーリン『バーリン選集(3)ロマン主義と政治』(岩波書店, 1984年)
- イヴァン・T・ベレンド『ヨーロッパの危険地域――東欧革命の背景をさぐる』(岩波書店, 1990年)
- バートランド・ラッセル『ロシア共産主義』(みすず書房, 1990年)
- バートランド・ラッセル『ドイツ社会主義』(みすず書房, 1990年)
- アイザイア・バーリン『バーリン選集(4)理想の追求』(岩波書店, 1992年)
- I・バーリン, R・ジャハンベグロー『ある思想史家の回想――アイザィア・バーリンとの対話』(みすず書房, 1993年)
- エリック・ホブズボーム『20世紀の歴史――極端な時代(上・下)』(三省堂, 1996年)
- アイザイア・バーリン『ハリネズミと狐――『戦争と平和』の歴史哲学』(岩波書店[岩波文庫], 1997年)
- J・B・エルシュテイン『裁かれる民主主義』(岩波書店, 1997年)
- シリア・サンズ『少年チャーチルの戦い』(集英社, 1998年)
- エリック・ホブズボーム, アントーニオ・ポリート『21世紀の肖像――歴史家ホブズボームが語る』(三省堂, 2000年)
- ロバート・サーヴィス『レーニン(上・下)』(岩波書店, 2002年)
- エリック・ホブズボーム『わが20世紀――面白い時代』(三省堂, 2004年)
- J・L・ガディス『冷戦――その歴史と問題点』(彩流社, 2007年)
- ジョン・グレイ『バーリンの政治哲学入門』(岩波書店、2009年)