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'''大塚 正実'''(おおつか まさみ)は、[[シンエイ動画]]に所属する[[日本]]の[[男性]][[アニメーター]]である。
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2021年8月1日 (日) 05:00時点における版

大塚 正実(おおつか まさみ)は、シンエイ動画に所属する日本男性アニメーターである。

来歴・人物

主に『クレヨンしんちゃん』や『劇場版 ドラえもん』を中心に作画監督原画を務め、現在に至るまで同社の看板アニメーターとして活躍している。

個性のあるキャラクターの表情や動きが特徴で、その個性的な作風にしばしば賛否両論が飛び交う。例えば、『クレヨンしんちゃん』は制作方針で元々作画のバラつきが多い作品であるが、大塚が作画監督として参加した回は特にデフォルメが激しく、かつては彼の描く野原みさえの頭部や顔の輪郭が非常に細く尖っていた為、またその髪型から「北海道」と言われることがあった。[1]しかしその反面熱烈なファンも多く存在し、アニメーターとしての業界内外からの評価も高く、彼の作画技術に影響を受けた者は多い。林静香湯浅政明荒川真嗣[1]などといった後進のアニメーターはもとより、山田みちしろ[2]といった先輩アニメーターにも影響をもたらした。

原恵一によると「大塚さんは有名な人。決してアニメマスコミに取り上げられる人ではないが、上手い人たちはよく知っている」人物であるという。

1989年放送の『チンプイ』の第40話「約そく固めマイク」では唯一絵コンテを担当している。

現在は、シンエイ動画の劇場制作班に在籍しており、主に映画『ドラえもん』、『クレヨンしんちゃん』の原画を担当している。『ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜』にでは作画スタッフでは最高の300カット以上の原画を担当し、筆頭テロップでクレジットされている。2014年公開の『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』では監督の高橋渉の指名により長いキャリアの中で初めてキャラクターデザインを担当した。

一方で、2010年以降、『クレヨンしんちゃん』をはじめとするテレビシリーズへの参加はなくなったが、極稀にテレビシリーズの『ドラえもん』の原画に参加している。

主な参加作品

テレビアニメ

劇場映画

関連項目

脚注

  1. ^ 荒川眞嗣 on Twitter」『Twitter』。2018年4月29日閲覧。
  2. ^ WEBアニメスタイル_もっとアニメを観よう”. style.fm. 2018年4月29日閲覧。
  3. ^ 絵コンテ大塚正美表記
  4. ^ 大塚正美表記