柳家小里ん

柳家 小里ん（やなぎや こりん）は、柳派に属する落語家の名跡。当代は特に代数を振っていないが、八代目朝寝坊むらくが「柳家小里ん」と名乗っている時期があるため、当代は二代目となる。

• 先代柳家小里ん - 後∶八代目朝寝坊むらく
• 当代（二代目）柳家小里ん - 本項で記述

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柳家（やなぎや） 小里（こり）ん
柳家小里ん定紋「剣かたばみ」
本名	安田（やすだ） 雅行（まさゆき）
生年月日	(1948-01-22) 1948年1月22日（76歳）
出身地	日本・東京都台東区
師匠	五代目柳家小さん
弟子	柳家海舟 柳家小もん
名跡	1. 柳家小たけ （1969年 - 1974年） 2. 柳家小里ん （1974年 - ）
出囃子	春雨
活動期間	1969年 -
所属	落語協会
受賞歴
略歴の項目参照。

柳家 小里ん（やなぎや こりん、1948年（昭和23年）1月22日 - ）は、東京浅草出身の落語家。落語協会所属。本名∶安田 雅行。出囃子は「春雨」。紋は剣片喰（けんかたばみ）。血液型はA型。

経歴

東京都立江北高等学校卒業。高校時代は落語研究会で活躍するほか体操部にも所属。高校3年の時、高校総体に出場。タンブリングという種目で金メダルを取った。浅草演芸ホールで毎年行われている吉例納涼住吉踊りでトンボを切るなど抜群の運動神経の持ち主である。

高校卒業後、大学受験にチャレンジするも失敗、5代目柳家小さんの門をたたき、内弟子として目白の師匠の家に住み込みで修行に励む。内弟子として共に修行した兄弟弟子には、柳家小太郎、柳家小よし、柳家小二三がいる。1974年に二つ目昇進「小里ん」に改名。1983年9月に 蝶花楼花蝶、林家源平、林家正雀と共に真打昇進、現在に至る。

趣味は相撲観戦、相撲の形態模写も得意。

略歴

• 1969年1月10日∶5代目柳家小さんに入門。前座名は「小たけ」。
• 1974年5月∶二ツ目昇進。「小里ん」に改名。
• 1980年∶日刊飛切落語会・努力賞を受賞。
• 1981年∶第7回 国立演芸場 花形∶若手演芸会新人賞・銀賞を受賞。受賞演目は「お化け長屋」。
• 1983年9月∶真打に昇進。
• 1985年∶第23回 国立演芸場 花形若手演芸会新人賞・金賞を受賞。受賞演目は「五人廻し」。
• 1986年∶第6回 国立演芸場 花形新人大賞・大賞を受賞。
• 1986年∶芸術祭賞を受賞。
• 1987年∶昭和61年度 第3回 浅草芸能大賞・新人賞を受賞。

弟子

真打

• 柳家海舟

二ツ目

• 柳家小もん

元弟子

• 柳家小たけ - 六代目三遊亭円楽門下へ

著書

• 五代目小さん芸語録 （初版発行： 2012年5月)　共著：石井徹也

外部リンク

• 柳家小里ん - 落語協会