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榎本 了壱(えのもと りょういち、1947年 - )は、東京都出身のアートディレクター。
人物
武蔵野美術大学造形学部商業デザイン学科卒。1969年同校卒業後、寺山修司の映画の美術を担当し、雑誌『ビックリハウスsuper』の編集長を経て、1986年アタマトテ・インターナショナルを主宰する。その後、NHKスタジオパークの企画や展示をプロデュース、「世界デザイン博住友館」の総合プロデュースを担当。広告批評などでデザイン論評を寄せている。
2006年より2013年まで京都造形芸術大学教授・情報デザイン学科長(現在は大学院所属の客員教授)。2019年11月より、大正大学表現学部長。日本文化デザインフォーラム理事・副代表幹事。全税共文化財団舞台芸術分野助成選考委員長。青森県立美術館パフォーミングアーツ推進委員長。
2021年4月に2020年東京オリンピックの愛媛県の松山市で聖火ランナーの公道を走る予定だったが、中止となった。かわりに松山城山公園で点火セレモニーに参加した[1]。
著書
- 『ダサイズムの逆襲』パルコ出版局 1985
- 『脳業手技 榎本了壱のアイディア・ノート』マドラ出版 2000
- 『東京モンスターランド 実験アングラ・サブカルの日々』晶文社 2008
共編著
- 『江戸東京をつくった偉人鉄人』荒俣宏共編 平凡社 2002
- 『ザ・キムラカメラ』木村恒久構成 大竹誠,佐野寛,本郷活平共著 パロル舎 2006
- 『アートウイルス』(ISBN 9784891942397)
- 『ビックリハウス131号 - 「ビックリハウス」なんて知らない!ビックリハウス住宅展示場カタログ』(ISBN 9784891946814)
- 『アーバナートメモリアル1980 - 1999 - 日本グラフィック展・オブジェTOKYO展・アーバナート20年のドキュメント』(ISBN 9784891946029)
- 『おくのほそ道 裏譚』(ISBN 9784797420500)
- 『タタラ風の町』
など。