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'''ポール・プレストン'''('''Paul Preston'''、[[1950年]] - )は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]、[[イリノイ州]]の出身の[[医療人類学]]博士(カリフォルニア大学)であり、『Mother Father Deaf: Living Between Sound and Silence 』の著者である。本書は[[渋谷智子]]と[[井上朝日]]により、『聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち-ろう文化と聴文化の間に生きる人々』として日本語に翻訳された。
'''ポール・プレストン'''('''Paul Preston'''、[[1950年]] - )は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]、[[イリノイ州]]の出身の[[医療人類学]]博士(カリフォルニア大学)であり、『Mother Father Deaf: Living Between Sound and Silence 』の著者である。本書は[[渋谷智子]]と[[井上朝日]]により、『聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち-ろう文化と聴文化の間に生きる人々』として日本語に翻訳された。

2021年8月3日 (火) 23:34時点における最新版

ポール・プレストンPaul Preston1950年 - )は、アメリカイリノイ州の出身の医療人類学博士(カリフォルニア大学)であり、『Mother Father Deaf: Living Between Sound and Silence 』の著者である。本書は渋谷智子井上朝日により、『聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち-ろう文化と聴文化の間に生きる人々』として日本語に翻訳された。 現在は、カリフォルニア州バークレー在住。 障害をもつ親をサポートする非営利団体Through the Looking Glassで働いている。

ポール・プレストン自身は聴者であるが、彼の両親がろう者であったため、コーダとして育った。

1992年 "Mother Father Deaf" 出版。 研究者の視点、当事者の視点を融合させて、従来のろう文化研究ではあまり焦点が当てられてこなかったCODAのアイデンティティや家族の問題を執筆。

2003年:日本手話学会(日本手話学会第29回大会)の基調講演者として来日。

著書の中で、インタビューしたCODAの人たちを「インフォーマント」という言葉を使用して表現している。 この理由は、本を執筆当時はCODAという言葉がそれほど浸透していなかったこと、抵抗感を示す人たちもいたのでインフォーマントという言葉を使用したことによる。 CODAという手話(手でCという形をつくって、”ろう”の手話をやる)は日本だけのようで、アメリカでは指文字で「C・O・D・A」とやる。本人いわく、手でCという形をつくって、”ろう”と表す手話は日本で初めて見たということであった。