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2021年8月4日 (水) 00:51時点における版

福田 千鶴(ふくだ ちづる、1961年12月15日[1] - )は、日本の歴史学者九州大学教授。日本近世政治史・史料学を専攻。幕藩制におけるお家騒動や武家の奥向に関する研究を行っている。

略歴

福岡県福岡市生まれ。福岡県立福岡高等学校を経て、1985年九州大学文学部史学科(国史学専攻)卒。卒業論文のテーマは福岡藩お家騒動である黒田騒動。 修士論文では当初豊臣秀頼をテーマに史料収集を行っていたが、卒論以来のテーマであるお家騒動に変更された。1993年同大学院文学研究科博士課程中退。

同年国文学研究資料館助手、1997年「幕藩制の確立と御家騒動に関する研究」で九州大学より博士(文学)を受く。2000年旧・東京都立大学人文学部助教授[2]首都大学東京都市教養学部准教授を経て2008年九州産業大学国際文化学部教授[3]、2014年九州大学基幹教育院教授。福岡市史編集委員会近世専門部会専門委員。

受賞歴

  • 2019年、『近世武家社会の奥向構造 江戸城・大名武家屋敷の女性と職制』により第17回「徳川賞」を受賞。

著書

単著

  • 『幕藩制的秩序と御家騒動』校倉書房(歴史科学叢書)1999
  • 酒井忠清吉川弘文館(人物叢書)2000
  • 『江戸時代の武家社会:公儀・鷹場・史料論』校倉書房 2005
  • 『御家騒動:大名家を揺るがした権力闘争』中公新書 2005
  • 淀殿 われ太閤の妻となりて』ミネルヴァ書房(ミネルヴァ日本評伝選)2007
  • 徳川綱吉 犬を愛護した江戸幕府五代将軍』山川出版社(日本史リブレット)2010
  • の生涯:徳川将軍家御台所の役割』中公新書、2010 
  • 徳川秀忠 江が支えた二代目将軍』新人物往来社、2011年 
  • 豊臣秀頼』吉川弘文館(歴史文化ライブラリー)、2014年
  • 後藤又兵衛 大坂の陣で散った戦国武将』中公新書、2016年 
  • 春日局 今日は火宅を遁れぬるかな』ミネルヴァ書房(ミネルヴァ日本評伝選)2017年 
  • 『近世武家社会の奥向構造 江戸城・大名武家屋敷の女性と職制』吉川弘文館、2018年
  • 『城割の作法:一国一城への道程』吉川弘文館、2020年

編纂

論文

脚注

  1. ^ 『文藝年鑑』2016
  2. ^ 『酒井忠清』著者紹介
  3. ^ 『徳川綱吉』著者紹介

外部リンク