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2021年8月4日 (水) 07:17時点における版
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竹浪 比呂央（たけなみ ひろお、1959年 - ）は青森ねぶた祭のねぶたを制作する、ねぶた作家（ねぶた師）である。
人物
1959年（昭和34年）生まれ。青森県木造町（現つがる市）出身[1]。青森県立五所川原高等学校 、東北薬科大学（現 東北医科薬科大学）卒業[2]。親戚の影響を受け薬剤師となり11年間調剤薬局に勤務[1]。1989年（平成元年）に初の大型ねぶたを制作。以降、数々の賞を受賞している。（ねぶた大賞歴 2000年 「今別の伝説より大泊の鬼」 2004年 「孫悟空 閻魔庁を騒がす」 2005年 「小川原湖伝説 道忠幻生」 2016年「蝦夷ヶ島 夷酋と九郎義経」 2018年「岩木川 龍王と武田定清」
2019年 「紀朝雄の一首 千方を誅す」計ねぶた大賞６回 最優秀制作者賞７回...) 30回NHK東北放送文化賞はじめ受賞多数。東京ドームをはじめブダペスト、ロサンゼルスなど国内外でねぶたを制作。竹浪比呂央ねぶた研究所を主宰し、青森ねぶたの制作を行っている[3]。
経歴
- 1989年（平成元年）に大型ねぶた制作者としてデビューし、以後毎年作品を発表している。
- 1996年（平成8年）、ハンガリー建国1100年祭出陣ねぶたをブダペストにて制作。
- 1998年（平成10年）、東京ドームにて行われた、活彩あおもり大祭典に登場するねぶたを制作[4]。
- 2005年（平成17年）、第13回あおぎん賞を受賞。
- 2007年（平成19年）、アメリカロサンゼルス二世ウィーク出陣ねぶたを制作。
- 2010年（平成22年）、竹浪比呂央ねぶた研究所を設立。
- 2012年（平成24年）、第30回NHK東北放送文化賞を受賞。
- 2015年（平成27年）、椎名林檎『長く短い祭／神様、仏様』CDジャケット「大間の天妃神 千里眼と哪吒」使用協力[5]。同年、アメリカロサンゼルス二世ウィーク出陣ねぶたを制作。
- 2016年（平成28年）、青森県佐井村へ「箭根森八幡」中型ねぶたを制作。
- 2017年（平成29年）、ホテル雅叙園東京「和のあかり×百段階段」展示オブジェ《相馬太郎良門 妖術を修る》を制作。
- 2018年（平成30年）、竹組みねぶた《大森彦七と千早姫》を制作、青森市高田地区で運行[6][7][8]。
- 2019年（平成31年）、ねぶたの技法を活用した「灯りの彫刻」を制作、青森市中心商店街にて展示[9]。
弟子
手塚茂樹
2014年より、マルハニチロ侫武多会の大型ねぶたの制作を開始。
- 《雷神》（2014年）[10]
- 《三国志より 張飛 長坂橋に吼える》（2015年）[11]
- 《海神と山幸彦》（2016年）[12]
- 《岩見重太郎 狒々退治》（2017年）[13]
- 《大海原の神 金毘羅大権現》（2018年）[14]
- 《大森彦七と千早姫》（2019年）[15]
野村昂史
竹浪比呂央ねぶた研究所研究生である。展示用小型・中型ねぶた等の制作を行っている[16]。
津川創
竹浪比呂央ねぶた研究所研究生である（2014年 - ）[17]。小学校5年生の頃（2010年）から竹浪比呂央ねぶた研究所に出入りし、ねぶた制作を行っている[18]。小型ねぶたを数多く制作（2013-2019年）。弘前大学医学部医学科に在学中である[19][20][21]。
田中悠志
2018年、弟子入り。竹浪比呂央ねぶた研究所研究生である（2018年 - ）。京都造形芸術大学日本画コース卒（2018年3月）[22]。
脚注
出典
- ^ a b 取材：福永茉那実. “ねぶたを世界へ発信するねぶた師のスゴい人！”. 日刊スゴい人！. 2020年11月18日閲覧。
- ^ “第二十回 豪快無双のねぶた祭りを訪ねる｜歌舞伎美人”. 歌舞伎美人. 2020年11月18日閲覧。
- ^ http://takenami-nebuken.com
- ^ http://www.ame.co.jp/img_regional/nebuta/nebutaao.html
- ^ “大型CMタイアップ2タイトルの両A面シングル発売決定！ ジャケット・アートワーク＆ニュービジュアル公開！”. ユニバーサル ミュージック (2015年6月26日). 2015年9月9日閲覧。
- ^ “戦前ねぶた 青森・高田地区で23日復活｜教育｜青森ニュース｜Web東奥”. Web東奥. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “情緒あふれる竹組みねぶた 青森で運行｜観光・イベント｜青森ニュース｜Web東奥”. Web東奥. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “2018年6月 – お知らせ”. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “お知らせ – 作品のご紹介、展示会やワークショップのご案内。”. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “マルハニチロ侫武多会 - 青森ねぶた祭”. www.nebuta.or.jp. 2018年9月21日閲覧。
- ^ “マルハニチロ侫武多会 - 青森ねぶた祭”. www.nebuta.or.jp. 2018年9月21日閲覧。
- ^ “マルハニチロ侫武多会 - 青森ねぶた祭”. www.nebuta.or.jp. 2018年9月21日閲覧。
- ^ “マルハニチロ侫武多会 - 青森ねぶた祭”. www.nebuta.or.jp. 2018年9月21日閲覧。
- ^ “マルハニチロ侫武多会 - 青森ねぶた祭”. www.nebuta.or.jp. 2018年9月21日閲覧。
- ^ “マルハニチロ侫武多会 - 青森ねぶた祭”. www.nebuta.jp. 2019年9月1日閲覧。
- ^ “2018年6月 – お知らせ”. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “お知らせ – ページ 2 – 作品のご紹介、展示会やワークショップのご案内。”. 2019年3月6日閲覧。
- ^ 津川創 (2013). “ねぶたと自分”. 第35回青森県少年の主張大会報告書「青い雲」: 7.
- ^ “お知らせ – ページ 2 – 作品のご紹介、展示会やワークショップのご案内。”. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “津川創 HajimeTsugawa(@tsuga_haji)さん | Twitter”. twitter.com. 2018年9月21日閲覧。
- ^ “ABOUT”. 津川創 / Hajime Tsugawa. 2019年9月1日閲覧。
- ^ “青森ねぶた制作 長野県出身者が弟子入り｜青森ニュース｜Web東奥” (日本語). Web東奥 2018年9月21日閲覧。
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