「ジョー・アルウィン」の版間の差分
m 誤字修正「コロナ渦」→『コロナ禍』,{{ActorActress}}内の微調整 |
m Bot作業依頼: 改名によるテンプレートおよびテンプレート引数の置き換え依頼 (Template:存命人物の出典皆無) - log |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{ |
{{存命人物の出典皆無|date=2021年4月}} |
||
{{ActorActress |
{{ActorActress |
||
| 芸名 = Joe Alwyn |
| 芸名 = Joe Alwyn |
2021年8月4日 (水) 09:55時点における版
![]() |
ジョー・アルウィン Joe Alwyn | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | |||||||||||||
本名 | Joseph Matthew Alwyn | ||||||||||||
別名義 | William Bowery | ||||||||||||
生年月日 | 1991年2月21日(33歳) | ||||||||||||
出身地 |
![]() | ||||||||||||
国籍 |
![]() | ||||||||||||
身長 | 185cm | ||||||||||||
職業 | 俳優・モデル・ソングライター | ||||||||||||
活動期間 | 2015年 –present | ||||||||||||
著名な家族 |
リチャード・アルウィン(父) ジョナサン・アルウィン(祖父) ウィリアム・アルウィン(曾祖父) | ||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||
『ビリー・リンの永遠の一日』 『女王陛下のお気に入り』 | |||||||||||||
|
ジョー・アルウィン(Joseph Matthew Alwyn, 1991年2月21日-)は、イギリスの俳優、モデル、ソングライター。
略歴
1991年イングランド、ケント州タンブリッジウェルズで生まれ、ノースロンドンのタフネルパーク、クラウチエンドで育つ。父親はドキュメンタリー監督のリチャード・アルウィン、母親は心理療法士・コラムニスト・作家のエリザベス・アルウィン(Elizabeth Meakins)である[1]。祖父は監督・プロデューサーのジョナサン・アルウィン、曾祖父は作曲家・指揮者・フルート奏者・音楽教育者のウィリアム・アルウィンである[2]。大叔父はカトリック司祭で反核活動家のブルース・ケントである。
シティーオブロンドンスクールに奨学金を受けて通った。ブリストル大学で英文学と演劇の学位を取得し、その後セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマで演技の学位を取得した。映画好きの父親と演劇好きの母親の影響で幼少期から演技に興味を持っていたものの、内向的な性格であったため、演劇学校に合格するまで周囲には俳優になるという夢を明かさなかった。演劇学校のオーディションに合格した後両親に俳優になりたいという意向を話したが、彼らは非常に協力的で自身の夢を応援してくれたことを感謝している[3]。
キャリア
俳優
2014年セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマの最終学年が始まってすぐ業界関係者向けの発表会があり、BBCのドラマの主要な役を得る。エージェントと契約し、オーディションテープを撮影した2週間後、オスカー受賞監督であるアン・リーから新作映画「ビリー・リンの永遠の一日」の脚本の一部が送られてきて、すぐにそのシーンを撮影して送って欲しいという要望があった。撮影したテープを送ると、すぐにニューヨークに来てアン・リーに会って欲しいと連絡があった。何が起こっているのか分からないままニューヨークに飛び数時間のオーディションを終えた後、アルウィンはすぐにロンドンに戻るつもりだったが、今からアトランタのセットに移動してカメラテストをして欲しいと要望があり、結局10日間アメリカに滞在した。その後帰国した翌日の朝に主役に決まったとエージェントから電話があった。映画は5か月におよぶ長期の撮影であったため学校を休学し、BBCのドラマは降板することになった[4]。
「ビリー・リンの永遠の一日」は特殊カメラを使った実験作でもあり、上映できる映画館が普及しておらず、ストーリー的にも反米反戦的であったことからアメリカでの興行は振るわなかったが、アルウィンの演技は批評家から高評価を得た。公開後はヨルゴス・ランティモス監督に「女王陛下のお気に入り」の主役エマ・ストーンの相手役に抜擢されるなど、「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」「ある少年の告白」「オペレーション・フィナーレ」など賞レースに絡むような良作に次々とキャスティングされた。アン・リーや経験豊富な俳優陣との長期に渡る撮影を経験したアルウィンは、より多くの優秀な監督・キャストから勉強したいと思うようになった。その為2017年以降は役の大きさよりもスタッフ・キャストから勉強できる作品や、幅広い役に挑戦できるような機会を選んだと話した。
2018年「ビリー・リンの永遠の一日」「ベロニカとの記憶」での演技が評価され、将来の活躍が期待される若手俳優に贈られるカンヌ国際映画祭ショパール・トロフィーを受賞した[5]。
2019年公開の「ハリエット」では主人公ハリエット・タブマンを追い詰める奴隷主の役を演じ、「オペレーション・フィナーレ」でのナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンの息子役、「ある少年の告白」では主人公を陥れるルームメイトなど、ハンサムで優し気なルックスに反した「悪役」を演じる機会が多いことに関してアルウィンは、どうしてそのような行動をとるようになったのかなどキャラクターの人間性を掘り下げて演じることにやりがいを感じると話した。
2019年BBCのミニシリーズ「A Christmas Carol」ではボブ・クラチット役を演じ、ガイ・ピアーズと共演した。
2020年はコロナ禍によって撮影が延期されたが、Hulu・BBC3のドラマシリーズ「Conversations with Friends」のNick役[6]、ルカ・グァダニーノ監督のBBCドラマシリーズ「Brideshead Revisited」の Sebastian Flyte役などにキャスティングされた[7]。
モデル
長身を生かして俳優デビュー当初からモデルとしても活躍している。プラダ(PRADA)の2018年春夏メンズコレクションキャンペーンモデルに起用され、2018年秋冬でも続けて起用された[8]。2020年トム・フォードの新作フレグランス 「Beau De Jour」のキャンペーンモデルに起用された[9]。
ミュージシャン
2020年7月長年の恋人であるテイラー・スウィフトが発表したアルバム「folklore」の作詞作曲者にWilliam Boweryという実在しないソングライターがクレジットされており、当初からアルウィンのペンネームではないかと噂されていた。11月スウィフト自身がWilliam Boweryはアルウィンのペンネームであり、「betty」「exile」の2曲を共作したことを明かした[10]。スウィフトによると、アルウィンは普段からよく楽器を弾いて作曲をしており、何気なく作っていた曲を気に入ったスウィフトがコロナ禍による隔離生活でやることもないから一緒に曲を作らないかと提案して実現したと明かした。12月に発表された姉妹アルバムである「evermore」ではさらに「coney island」「champagne problems」「evermore」の3曲を共作した[11]。2021年3月「フォークロア」がグラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞し、アルウィンも共同プロデューサーとして同賞を受賞した[12]。
私生活
2016年秋頃からテイラー・スウィフトと交際している。2017年5月に交際が発覚するまではウィッグをかぶって外出したりプライベートジェットを駆使して家族や親しい友人以外には交際をひた隠しにしていた[13]。交際発覚以降もプライベートな生活を明かす必要がないとして、メディアなどでお互いの名前を出すことすら拒否した[14]。2018年頃からスウィフトのコンサート会場にアルウィンが姿を現したり、アルウィンの出演映画のプレミア上映会に揃って出席するなど、お互いの仕事をサポートをする機会が増えた。2020年のゴールデン・グローブ賞ではレッドカーペットは別々に歩いたものの、初めて公の場で2人揃って出席した[15]。スウィフトのドキュメンタリー映画「ミス・アメリカーナ」ではアルウィンがコンサート会場のバックステージでスウィフトと抱擁するシーンが使用された。新型コロナウイルス流行による隔離生活ではアルウィンがスウィフトの飼い猫をSNSにアップし一緒に隔離生活を送っていることを示唆したり[16]、2人で曲作りをしていたことをスウィフトが話すなど徐々に公の場でお互いの事を話す機会も増えている。
数々の有名人とのオープンな交際で知られたスウィフトが一転して交際をひた隠しにしたことにより交際発覚当初は報道が過熱したが、アルウィンの地元であるノースロンドンでお互いの家族や親しい友人との交流以外は写真を撮られるような場所にも出歩かないという徹底した生活を送っているため、徐々に2人のプライベートを守りたいという姿勢が浸透した[17]。
これまで交際相手との赤裸々な別れの曲を歌うことで知られたスウィフトが、アルウィンについてはいかに彼が素晴らしいか、彼との結婚や将来を期待するようなロマンティックな曲を書き続けており[18]、何度も婚約や結婚の噂が報道されている[19]。
主な出演作品
映画
公開年 | 邦題
原題 |
役名 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2016 | ビリー・リンの永遠の一日
Billy Lynn's Long Halftime Walk |
Billy Lynn | アン・リー | |
2017 | ベロニカとの記憶
The Sense of an Ending |
Adrian Finn | Ritesh Batra | |
2018 | 女王陛下のお気に入り
The Favourite |
Samuel Masham | ヨルゴス・ランティモス | |
2018 | ふたりの女王 メアリーとエリザベス
Mary Queen of Scots |
Robert Dudley | Josie Rourke | |
2018 | ある少年の告白
Boy Erased |
Henry Wallace | ジョエル・エドガートン | |
2018 | オペレーション・フィナーレ
Operation Finale |
Klaus Eichmann | クリス・ワイツ | |
2019 | ハリエット
Harriet |
Gideon Brodess | ケイシー・レモンズ | |
2020 | ミス・アメリカーナ
Miss Americana |
Himself | Lana Wilson | カメオ出演 |
2021 | 愛しい人から最後の手紙 The Last Letter from Your Lover |
ローレンス・スターリング | オーガスティン・フリッゼル | |
TBA | The Souvenir Part II | Joanna Hogg | ||
TBA | Catherine, Called Birdy | Lena Dunham |
テレビ
公開年 | 邦題
原題 |
役名 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2019 | A Christmas Carol | Bob Cratchit | BBC | |
TBA | Conversations with Friends | Nick | Hul/BBC3 | |
TBA | Brideshead Revisited | Sebastian Flyte | ルカ・グァダニーノ | BBC |
受賞歴
年 | ノミネート | カテゴリー | 賞 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2018 | N/A | Male Revelation of the Year | Cannes Film Festival/Trophée Chopard | 受賞 | |
2021 | フォークロア | 最優秀アルバム賞 | グラミー賞 | 受賞 | プロデューサー |
脚注
注釈
出典
- ^ “ジョー・アルウィン── 昇竜の勢いでハリウッドシーンを駆け上がる、 テイラー・スウィフトの今“彼”。”. VOGUE JAPAN. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “テイラー・スウィフトの『フォークロア』、ジョー・アルウィンの参加を認める。”. VOGUE JAPAN. 2021年4月30日閲覧。
- ^ Wallace, Kate. “Joe Alwyn (Class of 2009)” (英語). www.cityoflondonschool.org.uk. 2021年4月30日閲覧。
- ^ McLean, Craig (2017年2月9日). “Joe Alwyn: the Crouch End boy taking Hollywood by storm” (英語). www.standard.co.uk. 2021年4月30日閲覧。
- ^ Keslassy, Elsa (2018年5月16日). “Joe Alwyn, Elizabeth Debicki Receive Trophee Chopard at Cannes Film Festival” (英語). Variety. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “Conversations With Friends cast includes Christmas Carol star Joe Alwyn” (英語). BBC News. (2021年2月17日) 2021年4月30日閲覧。
- ^ November 2020, Emily Garbutt 06. “Andrew Garfield to lead Brideshead Revisited adaptation from Call Me By Your Name director” (英語). Total Film. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “テイラー・スウィフトの新恋人、ジョー・アルウィンってどんな人?”. VOGUE JAPAN. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “Joe Alwyn Wore Tom Ford To The Beau de Jour Launch” (英語). Red Carpet Fashion Awards (2020年1月14日). 2021年4月30日閲覧。
- ^ “テイラー・スウィフトの『フォークロア』、ジョー・アルウィンの参加を認める。”. VOGUE JAPAN. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “テイラー・スウィフト、恋人との「絆の深め方」が独特 - フロントロウ -海外セレブ情報を発信”. front-row.jp. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “テイラー・スウィフト、交際相手のジョー・アルウィンがグラミー賞に認定されたことが明らかに | NME Japan” (jp). nme-jp.com. 2021年4月30日閲覧。
- ^ ELLE (2017年5月17日). “テイラー・スウィフトの新恋人ジョー・アルウィンの正体に迫る!”. ELLE. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “テイラー・スウィフトの恋人ジョー・アルウィン、余計な関心や声はシャットアウト。”. VOGUE JAPAN. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “テイラー・スウィフト、恋人ジョー・アルウィンと別々に登場するも「会場内でべったり」【ゴールデン・グローブ】 - フロントロウ -海外セレブ情報を発信”. front-row.jp. 2021年4月30日閲覧。
- ^ Nagasaka, Yoko (2020年4月30日). “SNSで発覚! テイラー・スウィフトとジョー・アルウィン、自主隔離生活を一緒に過ごす”. ELLE. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “ジョー・アルウィン、恋人テイラー・スウィフトとの「気になること」に答える - フロントロウ -海外セレブ情報を発信”. front-row.jp. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “テイラー・スウィフト、ポール・マッカートニーにだけ「特別対応」 - フロントロウ -海外セレブ情報を発信”. front-row.jp. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “ジョー・アルウィンには幸せな曲をプレゼント⁉【テイラー・スウィフトの歌になった恋人&宿敵vol.1】”. VOGUE JAPAN. 2021年4月30日閲覧。