コンテンツにスキップ

「イム・ジョンヒョン」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m Botによる: {{Normdaten}}を追加
Cewbot (会話 | 投稿記録)
1行目: 1行目:
{{複数の問題
{{複数の問題
| BLP unsourced = 2011-12
| 存命人物の出典皆無 = 2011-12
| 特筆性 = 2020年9月1日 (火) 07:22 (UTC)
| 特筆性 = 2020年9月1日 (火) 07:22 (UTC)
| 分野 = 人物
| 分野 = 人物

2021年8月4日 (水) 11:43時点における版

イム・ジョンヒョンJeong-Hyun Lim, 임정현1984年7月5日 - )はオンライン上の別名"funtwo"でも有名な韓国ギタリスト

台湾のギタリストであるJerryCパッヘルベルのカノンを編曲した『カノンロック』のカバー演奏で特に知られている。

イム・ジョンヒョンは2005年、『カノンロック』のカバーを演奏し、録音した。このビデオを韓国の人気ミュージック・サイト「ミュール」(Mule.co.kr)に投稿すると、技量に驚愕した視聴者の誰かがコピーをかすめ取り、即座にYouTubeに"guitar"の名で投稿した。まもなくビデオは評判を得るようになり、野球帽で顔を隠した当人の正体を巡る憶測が始まった。

funtwoによる『カノンロック』のカヴァー演奏はこれまでにCNNABCの『20/20』、ニューヨーク・タイムズ、ナショナル・パブリック・ラジオ、さらにカナダCBCラジオ、韓国MBCニュース、KBSニュース、またその他、韓国の報道機関で触れられてきた。

視聴者の多くが、画と音が完全に同期していないことから、このビデオが捏造されたものではないかと推測した。イムは後にニューヨーク・タイムズに、これはああして間に合わせるしかなかったのだと述べた。「(…)彼は録音とビデオ撮りを個々に行い、後でそれらを当てはまるように合わせたのだと語った。」

当初はビデオのギター・プレイヤーが秘密のベールに包まれていたことから、なるべくしてなったことなのだが、幾人かが自分こそfuntwoだと主張した。

イムは他人の作品を演奏するだけではなく、今は他人の曲を自分でアレンジすることも始めている。彼がファンへのホリデー・カード向けに作曲し、自身では「聖歌ロック」と呼んだ『Funtwo is coming to Town』はロック版「サンタが街にやってきた」だった。またドリーム・シアターの"Overture 1928 "や、アントニオ・ヴィヴァルディの最も有名な協奏曲集『四季』から『夏』を演奏してみせたヴィデオを投稿した。

funtwoはあるインタビューで、プロのギタリストとしてギターを続けるつもりはないという考えを口にしていた。しかしオンライン上の名声に後押しされて、2度公衆の前で演奏している。一度目はワシントンD.C.駐在の韓国大使のために、もうひとつは同年のKORUSフェスティバル(2006年10月6日~9日にワシントンD.C.で行われた『韓国と米国との躍動的で友好的な関係を祝う』野外イベント)でだった。このフェスティバルでfuntwoは、即興を交えて韓国国歌アメリカ国歌の編曲版を演奏した。彼は上記のインタビューの中で、ただの楽しみとしてギター演奏を続けたいと述べており、自分の演奏に点数をつけるとしたら100点満点中、50か60点がいいところだとも言っている。