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河野 貴輝(かわの たかてる、1972年10月13日[1] - )は、日本の実業家。ティーケーピーの創業者で代表取締役社長である。
来歴
出生・幼少・学生時代
1972年、大分県大分市で出生。実業家として別府市内でいくつもの事業をしていた祖父の影響を強く受け、幼少の頃から商談の現場についていったり、夏休みにはその店の手伝いなどをしていたという。大分市立稙田西中学校から大分県立大分雄城台高校に入学。1996年に慶應義塾大学商学部卒業。
起業前夜
1996年に、伊藤忠商事に入社 為替証券部に配属され指数先物、為替先物など資金を任されて運用をしていた。伊藤忠商事が設立した日本オンライン証券(現・カブドットコム証券)の設立(1999年4月)に立上げから関わる。ヤフーオークションでフリーマーケットで仕入れたグッズを販売するなど、そのころからITの 潜在的可能性を認識していた。その後2001年にイーバンク銀行(現・楽天銀行)で執行役員営業本部長などを歴任した。
当時急速に成長していたインターネットと金融に精通はしていたが、同時にITバブルで実態を伴わないビジネスも多くみてきた故に、「地に足の着いたリアルなビジネスを立ち上げたい」という思いも強くなっていたとある(起業という選択)。
ティーケーピーの創業
2005年、河野が32歳のときに退職し、起業。
六本木は現在のミッドタウンのあたり、当時の防衛庁跡地は真っ暗だったが、1階のレストランだけが営業していた3階建ての取り壊しの決まったビルを、1階が立ち退くまでの間、有効活用したことが始まり。2階と3階の計40坪を家賃20万円という相場の3分の1の割安価格で借り上げ、3階は建設会社の仮設オフィスとして家賃25万円で貸し出し、2階を時間貸しの「貸会議室」にした。インターネットを通じて販売することで、潜在的にあった貸会議室の需要を捉えたことと、バブル崩壊後日本企業は自社で大きな会議室を持たない傾向にあったため、順調に拡大 (起業家の経営革命ノート)
2005年8月に、港区浜松町にて株式会社ティーケーピーを設立。32歳のときだった。六本木の第一号店「TKP六本木会議室」をたった1室からスタートし、都内に拡大。
ポータルサイト「TKP貸会議室ネット」「貸オフィスネット」を運営し、インターネットで集客を行い、小さく生んで大きく育てたポータルサイト作りから、予約受付、当日の鍵開け、食事の準備、掃除にいたるまで、全て自身で行っていた。1席100円で貸していたため、机を拭きながら「一拭き100円!」と思いながら、掃除をするのも楽しかった、と語っている。2006年 本社を中央区日本橋茅場町へ移転2008年のリーマン・ショックでは1ヶ月で5億円分のキャンセルが生じ、月間で1億円の赤字というピンチがあったが、不動産オーナーに家賃を4割下げてもらう交渉をしてコストダウンに成功し、貸会議室料金を3割下げると、新しい顧客を得た上、売上げが5割伸びた。
その後2011年、東日本大震災の影響で、様々なイベントが中止・自粛となり、ホテルの宴会場には多くの空きが生じたが、逆転の発想で1ヶ月後にホテル宴会場運営に進出。初のホテル宴会場となる「TKPガーデンシティ品川」を同年4月にオープン。
2013年には本社を新宿区市ヶ谷に移転。移転先のビルは元シャープの東京本社ビル。
同年3月大正12年創業の老舗弁当である「常盤軒」の仕出し弁当製造部門を譲受して弁当事業の内製化を加速する。
2014年に総座席数が10万席を突破。同年8月には会議室併設型のハイブリッドホテル「アパホテル〈TKP札幌駅前〉」をオープン。アパホテルのフランチャイジー開始。
同年9月にはイベント運営事業を行う「株式会社メジャース」を子会社化。
2018年11月、株式会社大塚家具と業務・資本提携を締結し、翌年、2018年に大塚家具新宿ショールームの9階にイベントホール「CIRQ」、大塚家具仙台ショールーム7・8階に「TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口」をオープン。
2018年6月、「アパホテル〈TKP京急川崎駅前〉」、10月「アパホテル〈TKP仙台駅北〉」を開業し、全10棟(建設中を含む)のフランチャイジーを達成。アパホテル最大のフランチャイジーとなる。
2019年6月、レンタルオフィスの国内最大手である日本リージャスホールディングス株式会社を子会社化し、シェアオフィス事業に本格参入。同時にIWGの日本における独占的パートナーとして、国内での長期独占契約を締結。同年10月には台湾リージャスも子会社化。
2019年6月、自身の出身地である大分のサッカーチーム「大分トリニータ」を運営する株式会社大分フットボールクラブ(以下、大分FC)とTKPが資本業務提携を締結。これによりTKPは、大分FCの株式を20%保有する筆頭株主となり、河野は社外取締役に就任。スポーツ振興を通じて、持続的に地域社会と密着した社会活動に貢献したいとの思いから締結に至ったという。
エピソード・人物
好きなことばは「新進気鋭」やピーター・ドラッカーの企業観「社会の問題の解決を事業上の機会に転換することによって社会の要請に応え、同時に利益にすることが企業の機能である。」。
好きな歴史上の人物は坂本龍馬。
受賞歴
- 2007年 「EY Entrepreneur Of The Year Japan 2007」スタートアップ部門 受賞
- 2010年 「EY Entrepreneur Of The Year Japan 2010」アクセラレーティング部門 セミファイナリスト
- 2011年 週刊ダイヤモンド「2011年度経営大賞(Frontier of the year2011)」受賞
- 2012年 「2012アパコーポレート大賞」受賞
- 2013年 「中小機構 Japan Venture Awards 2013」特別賞 受賞
- 2014年 中小企業IT経営力大賞2014「IT経営実践認定企業」認定
- 2015年 「就活AWARD2015 ~就職すべき働きがいのある成長企業~」受賞
- 2017年 株式会社ダイヤモンド/ダイヤモンド経営者倶楽部「IPO賞」受賞
- 2017年 一般社団法人アジア経営者連合会「優秀経営者賞」受賞
- 2017年 日経CNBC「第1回 今年の優秀IPO企業」最優秀賞 受賞
- 2017年 「EY Entrepreneur Of The Year Japan 2017」(アクセラレーティング部門)大賞 受賞 日本代表に選出
- 2018年 「2018アパコーポレート大賞」受賞
- 2018年 「EY World Entrepreneur Of The Year 2018」世界大会出場
- 2018年 第44回経済界大賞「優秀経営者賞」受賞
- 2019年 日本証券アナリスト協会「ディスクロージャー優良企業 新興市場銘柄」受賞
会員
- 一般社団法人 日本経済団体連合会 審議員
- 公益社団法人 経済同友会 幹事
- 一般社団法人 アジア経営者連合会 理事
脚注
- ^ 「2020年 産業界に新しい芽を! 子年生まれの経営トップたち」『財界』 第68巻第2号(2020年1月15日号)、財界研究所、2019年12月25日、20頁。ASIN B081WPWMKN。