「東京クロノス」の版間の差分
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2021年8月8日 (日) 23:34時点における版
ジャンル | VRミステリーアドベンチャーゲーム |
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対応機種 |
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開発元 | MyDearest |
発売元 | Sekai Project |
プロデューサー |
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ディレクター | 柏倉晴樹 |
デザイナー | LAM(キャラクター) |
シナリオ | 瀬川コウ |
プログラマー |
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音楽 | 郡陽介(ディレクター) |
美術 |
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人数 | 1人 |
発売日 |
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対象年齢 | CERO:C(15才以上対象) |
コンテンツ アイコン | 犯罪、言葉・その他、暴力 |
映像外部リンク | |
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東京クロノス(TOKYO CHRONOS)は2019年に発売されたVRミステリーアドベンチャーゲーム。幼馴染である8人の登場人物が誰もいない渋谷に閉じ込められ、疑心暗鬼に陥る中、事件の真相に迫る[1]。本作はクラウドファンディングを用いて資金を集め、2018年のクラウドファンディングでは目標250万円のところ800万円を集めることに成功した[2]。また本作はSteamの売り上げランキングのVR部門にて世界1位を記録し[3]、OculusによりEssensials(推奨作品)に選出された[4]。2020年12月4日には本作の300年後を舞台にした『ALTDEUS: Beyond Chronos』が発売された[5]。
あらすじ
閑散とした渋谷で目覚めた少年、櫻井響介は自分を含めた8人の幼馴染と再会する[6]。幼馴染はお互いに疎遠になっているが、その原因を思い出せずにいた[6]。この世界がもし“クロノス世界”と呼ばれる、突然いなくなった人間が移転した世界であった場合、脱出には事象を引き起こしている人物を殺す必要があった[7]。
登場人物
- 櫻井響介
- 声 - 上村祐翔
- 二階堂華怜
- 声 - 石川由依
- 桃野夕
- 声 - 木戸衣吹
- 東国ユリア
- 声 - 柚木尚子
- 神谷才
- 声 - 朴璐美
- 街小路颯太
- 声 - 植田圭輔
- 蔭山哲
- 声 - 梶裕貴
- ロウ
- 声 - 木村良平
音楽
『VRゲーム「東京クロノス」オリジナルサウンドトラック』 | |
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R!N、郡陽介、ねじ式、ウォルピスカーター の サウンドトラック | |
リリース | |
ジャンル | ゲームサウンドトラック |
時間 |
# | タイトル | 作曲 | 時間 |
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1. | 「fragment」 | R!N | |
2. | 「Chronos」 | 郡陽介 | |
3. | 「スクランブル交差点」 | ねじ式 | |
4. | 「ロウ」 | ねじ式 | |
5. | 「私は死んだ。犯人は誰?」 | ねじ式 | |
6. | 「スクランブル交差点:好奇心」 | ねじ式 | |
7. | 「調査」 | ねじ式 | |
8. | 「スクランブル交差点:奔放」 | ねじ式 | |
9. | 「コメディ」 | ねじ式 | |
10. | 「安堵の時」 | ねじ式 | |
11. | 「儚い希望」 | ねじ式 | |
12. | 「スクランブル交差点:傾慕」 | ねじ式 | |
13. | 「幼馴染」 | ねじ式 | |
14. | 「疑心暗鬼」 | ねじ式 | |
15. | 「迫りくる恐怖」 | ねじ式 | |
16. | 「スクランブル交差点:静寂」 | ねじ式 | |
17. | 「記憶の断片」 | ねじ式 | |
18. | 「Karen」 | 郡陽介 | |
19. | 「波紋」 | ねじ式 | |
20. | 「夜明け」 | ねじ式 | |
21. | 「REVE」 | ウォルピスカーター | |
合計時間: |
開発
本作は2016年に創業したMyDearestが初めて制作したVRゲームで、それまで同社ではVRを活用したオリジナルライトノベルや漫画を制作していた[10]。制作にあたり、多くのVRゲームが目指す体験を重視した作風ではなく、鑑賞に特化した作品を作る方針に定められた[10]。本格的な開発は2017年11月に開始された[11]。2019年7月25日に刊行された『ファミ通』で監督の柏倉晴樹はPSVR版の開発状況が97パーセントに達していると述べた[12]。
評価
評価 | ||||||||||||
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本作についてIGN Japanの渋谷宣亮はVRビジュアルノベルの中でも数少ない、キャラクターの動作より声を通じて物語を聞かせるタイプのものだと評している[15]。
受賞
受賞およびノミネート一覧 | ||||||||||||||||||
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関連書籍
- 小山恭平『8人の幼馴染 トーキョークロノス』MyDearest、2019年4月。ISBN 9784065164921。
- 小山恭平『渋谷隔絶 東京クロノス』講談社〈講談社タイガ〉、2019年7月。ISBN 9784065164921。
脚注
注釈
出典
- ^ タカロク「VRとアドベンチャーゲームを掛け合わせた『東京クロノス』が体験させてくれたこと」『INSIDE』IID、2019年9月28日。2020年8月4日のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月4日閲覧。
- ^ 福山幸司「VRでいかに20時間超えのミステリーアドベンチャーを描くのか? 期待の新作『東京クロノス』の体験版がSteamで配信開始」『電ファミニコゲーマー』マレ、2019年2月21日。2020年10月23日のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月23閲覧。
- ^ ファミ通 2019、14頁。
- ^ MoguLive編集部「日本発のVRゲーム『東京クロノス』、Oculus公式が“必見”認定 日本ファンの熱量が後押し」『MoguLive』Mogura、2019年4月18日。2021年1月28日のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月28日閲覧。
- ^ MoguLive編集部「『東京クロノス』続編『ALTDEUS: BC』が12月4日に発売」『MoguLive』Mogura、2020年9月18日。2020年12月6日のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月6日閲覧。
- ^ a b 浅葉たいが「いま一番熱いVRゲーム『東京クロノス』が開くアドベンチャーの新境地」『WHAT's IN? tokyo』2019年9月6日、2021年1月23日のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月23日閲覧。
- ^ 「『東京クロノス』体験版配信開始! ストーリー第一章の序盤プレイと藍井エイルさんが歌うOP曲が楽しめる! 人気イラストレーター・裕さんの応援イラストも到着!」『ファミ通.com』KADOKAWA Game Linkage、2019年8月20日。2020年11月9日のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月9日閲覧。
- ^ a b c 「『東京クロノス』,6人目の幼馴染“両角愛(CV.桜あず)”のキービジュアルを公開」『4Gamer.net』Aetas、2018年7月19日。2018年7月25日のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月25日閲覧。
- ^ 「VRゲーム『東京クロノス』オリジナルサウンドトラック」『mora』Sony Music Solutions。2021年5月8日のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月8日閲覧。
- ^ a b 阿部裕華「『見せるのではなく、感じさせる』元CGアニメーターの柏倉晴樹がVRで見せた新しい表現の形」『&』朝日新聞社、2019年11月13日。2021年7月22日のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月22日閲覧。
- ^ 大河原浩一「コンセプトは"VR上のAR"、VRミステリーアドベンチャーゲーム『東京クロノス』メイキング<UI編>」『CGWORLD.JP』Born Digital、2019年4月18日。2019年4月19日のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月19日閲覧。
- ^ ファミ通 2019、15頁。
- ^ “TOKYO CHRONOS”. metacritic. 2021年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月5日閲覧。
- ^ 馬淵寛昭「東京クロノス - レビュー」『IGN Japan』2019年3月21日、2020年11月22日のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月22日閲覧。
- ^ 渋谷宣亮 「VRノベル『東京クロノス』から1年半、濃厚な進化を遂げたVRアドベンチャーゲーム『ALTDEUS: Beyond Chronos』」『IGN Japan』産経デジタル、2020年11月17日。2020年11月24日のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月24日閲覧。
- ^ 「『CAMPFIRE AWARD 2018』約5,800のクラウドファンディングプロジェクトの中から13件を表彰」『AMP News』2018年12月21日。2020年11月29日のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月29日閲覧。
- ^ 「“ファミ通・電撃ゲームアワード2019”まとめ。ゲームオブザイヤーは『ポケモン ソード・シールド』、『デススト』4冠、『十三機兵』2冠など」『ファミ通.com』KADOKAWA Game Linkage、2020年4月18日。2021年1月26日のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月26日閲覧。
参考文献
- 「TOKYO CHRONOS PS VRで極上のミステリー体験を」『ファミ通』第1597巻、KADOKAWA Game Linkage、2019年7月25日。