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2021年8月17日 (火) 23:50時点における版
ジョルスン物語 | |
---|---|
The Jolson Story | |
監督 | アルフレッド・E・グリーン |
脚本 |
スティーヴン・ロングストリート ハリー・チャンドリー(脚色) アンドリュー・ソルト(脚色) シドニー・ブックマン(クレジットなし) |
製作 |
シドニー・スコルスキー シドニー・ブックマン(クレジットなし) |
出演者 |
ラリー・パークス イヴリン・キース ウィリアム・デマレスト |
音楽 | モリス・W・ストロフ |
撮影 | ジョセフ・ウォーカー |
編集 | ウィリアム・リオン |
製作会社 | コロンビア ピクチャーズ |
配給 |
コロンビア映画 セントラル |
公開 |
1946年10月10日 1950年9月22日 |
上映時間 | 128分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $2,800,000[1] |
『ジョルスン物語』(ジョルスンものがたり、The Jolson Story)は1946年のアメリカ合衆国の伝記映画。 監督はアルフレッド・E・グリーン、出演はラリー・パークスとイヴリン・キースなど。
世界初のトーキー作品である映画『ジャズ・シンガー』の主演俳優として知られる歌手で俳優のアル・ジョルソンの半生を描いたミュージカル映画である。なお、本作の公開当時、ジョルソン本人は存命中であり(4年後に死去)、主演のラリー・パークスの歌声はジョルソンによる吹き替えである。
第19回アカデミー賞において6部門でノミネートされ、2部門で受賞した(詳細は後述)。
ストーリー
戒律の厳しいユダヤ人の家庭に育った少年エイサ・ヨルセンは、旅芸人スティーヴ・マーティンに才能を認められ、父の反対を押し切って芸人となる。
後に芸名を「アル・ジョルソン」と変えたエイサは長い下積みを経てブロードウェイの大スターとなる。そしてハリウッドにも進出したジョルソンは女優のジュリーと結婚し、夫婦揃ってスターとして活躍するが、田舎での穏やかな暮らしを望む妻の希望を叶えるために引退する。 しかし、引退後も変わらぬ人気を誇るジョルスンのショービジネスへの熱い想いに気付いたジュリーは、彼のもとを去る。
キャスト
- エイサ・ヨルセン(アル・ジョルソン): ラリー・パークス(少年期:スコッティ・ベケット)
- ジュリー・ベンソン: イヴリン・キース - 女優。後にジョルソンの妻となる。
- スティーヴ・マーティン: ウィリアム・デマレスト - エイサの才能を見出し芸人に育てる。後にジョルソンのマネージャとなる。
- トム・バロン: ビル・グッドウィン - 元芸人の劇場支配人。
- ヨルセン氏: ルドウィッグ・ドナス - エイサの父。ハッザーン(カントル)。
史実との違い
ジョルソンの妻となるジュリー・ベンソンのモデルはジョルソンの3番目の妻ルビー・キーラーであるが、最初と2番目の妻(いずれも離婚)については全く描かれず、ジュリー(ルビー)との結婚が初婚であるように描かれている。またジョルソンとルビーとの間には子供が1人いるが、その存在についても描かれていない。
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映画賞受賞・ノミネート
映画祭・賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
---|---|---|---|
アカデミー賞 | 主演男優賞 | ラリー・パークス | ノミネート |
助演男優賞 | ウィリアム・デマレスト | ||
ミュージカル音楽賞 | モリス・W・ストロフ | 受賞 | |
録音賞 | コロンビア・スタジオ・サウンド部 | ||
撮影賞(カラー) | ジョセフ・ウォーカー | ノミネート | |
編集賞 | ウィリアム・A・リオン | ||
カンヌ国際映画祭 | コンペティション部門 | ノミネート |
出典
- ^ “The Jolson Story (1946)” (英語). IMDb. 2019年10月6日閲覧。