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2021年8月18日 (水) 00:01時点における版
或る殺人 | |
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Anatomy of a Murder | |
監督 | オットー・プレミンジャー |
脚本 | ウェンデル・メイズ |
原作 | ロバート・トレイヴァー |
製作 | オットー・プレミンジャー |
出演者 | ジェームズ・ステュアート |
音楽 | デューク・エリントン |
撮影 | サム・リーヴィット |
配給 | コロンビア ピクチャーズ |
公開 |
1959年7月1日 1959年11月14日 |
上映時間 | 160分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『或る殺人』(あるさつじん 原題:Anatomy of a Murder)は、1959年制作のアメリカ合衆国のサスペンス映画。
ロバート・トレイヴァー原作の小説“Anatomy of a Murder”(邦題:『錯乱』)をオットー・プレミンジャー監督、ジェームズ・ステュアート主演で映画化。モノクロ作品。
第32回アカデミー賞6部門にノミネート、第25回ニューヨーク映画批評家協会賞主演男優賞(ジェームズ・ステュアート)と脚本賞(ウェンデル・メイズ)、第20回ヴェネツィア国際映画祭 男優賞(ジェームズ・ステュアート)、第2回グラミー賞 映画・テレビサウンドトラック部門(デューク・エリントン)を受賞した。
2012年、アメリカ国立フィルム登録簿に登録された[1]。
あらすじ
ポール・ビーグラーはミシガン州検事を辞め弁護士に転じたものの、依頼がほとんどなく、魚釣りをして日々を悶々と過ごしていた。
そんなある日、彼は親友のパーネルからローラ・マニオンという女性を紹介される。ローラの夫で陸軍中尉のマニオンは、妻をレイプしたバーニーという男を射殺する事件を起こして起訴されていた。ローラは夫の弁護を依頼してきたのだ。
早速裁判が始まるが、検察側は中央から派遣されたベテラン検事ダンサーが担当、彼はローラが挑発的な女であるとして、次々と有力な証拠や証人を出し、ポールを追い詰める。ポールも負けずに証拠を集め、何とか無罪に持ち込もうとするが…。
キャスト
※括弧内は日本語吹替(初回放送1971年7月4日『日曜洋画劇場』)
- ポール・ビーグラー:ジェームズ・ステュアート(佐藤英夫)
- ローラ・マニオン:リー・レミック(増山江威子)
- フレデリック・マニオン中尉:ベン・ギャザラ(山内雅人)
- パーネル・マッカーシー:アーサー・オコンネル(河村弘二)
- クロード・ダンサー検事:ジョージ・C・スコット
- メアリー:キャスリン・グラント
- メイダ・ラトリッジ:イヴ・アーデン(幸田弘子)
- マシュー・スミス:オーソン・ビーン
- アルフォンス・パケット:マーレイ・ハミルトン
- ドン・ピエール:ハワード・マクニア
- 裁判長:ジョセフ・ウェルチ(Joseph N. Welch) - ジョセフ・マッカーシーの暴走を止めたボストンの弁護士。
タブーだった言葉
レイプが争点だけに次の言葉がタブーだったにもかかわらず、使われたことでも有名。
- intercourse 性交
- contraceptive 避妊薬
- sperm 精液
- sexual climax オルガズム
- panty パンティ
脚注
- ^ King, Susan (December 19, 2012). “National Film Registry selects 25 films for preservation”. Los Angeles Times