「コールド・ブラッド/殺しの紋章」の版間の差分
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|編集= エリザベス・クリング |
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|製作会社= アーサー・ゴールドブラット・プロダクションズ<br />セントラル・シティ・フィルムズ<br />グランドビュー・アベニュー・ピクチャーズ |
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|上映時間= 114分 |
|上映時間= 114分 |
2021年8月18日 (水) 00:02時点における版
コールド・ブラッド/殺しの紋章 | |
---|---|
Men of Respect | |
監督 | ウィリアム・レイリー |
脚本 | ウィリアム・レイリー |
原作 |
ウィリアム・シェイクスピア 『マクベス』 |
製作 | エフライム・ホロウィッツ |
製作総指揮 |
アーサー・ゴールドブラット エリック・キテイン |
出演者 |
ジョン・タートゥーロ ピーター・ボイル ロッド・スタイガー キャサリン・ボロウィッツ |
音楽 | マイシャ・シーガル |
撮影 | ボビー・ブコウスキー |
編集 | エリザベス・クリング |
製作会社 |
アーサー・ゴールドブラット・プロダクションズ セントラル・シティ・フィルムズ グランドビュー・アベニュー・ピクチャーズ |
配給 | コロンビア ピクチャーズ |
公開 |
1990年5月 1991年1月18日 劇場未公開 |
上映時間 | 114分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
英語 スペイン語 |
興行収入 | $139,155[1] |
『コールド・ブラッド/殺しの紋章』(ころしのもんしょう、Men of Respect)は、ウィリアム・シェイクスピア作の舞台劇『マクベス』を現代風に脚色した1990年のアメリカ合衆国の犯罪ドラマ映画。ボスを殺して頂点に登りつめる、主人公のマフィアの暗殺者であるマイク・バタグリアをジョン・タートゥーロが演じる。他にピーター・ボイル、ロッド・スタイガー、スタンリー・トゥッチ、デニス・ファリーナも出演している。
ストーリー
マフィアのコルダノの部下だったマイク・バタリアは、コルダノがギリシャ人と同盟を結ぶことに激昂し、単身で彼らが飲んでいるバーに乗り込み、その場にいた幹部らを全員射殺する。そのころコルダノと対立していたチャーリー・ダミコ率いるダミコ家は、コルダノらが勢力を強めたせいで壊滅の危機に陥っていた。そこに部下のサルが戻ってきて、コルダノとギリシャ人をマイクが始末したことを伝えられると、組織の危機を救ってくれたと、チャーリーはマイクをダミコ家に迎えることを決める。
コルダノ家に命を狙われることを恐れたマイクは友人のバンキー・コモとともに、味方かわからないダミコ家の男たちから逃げ、目に入ったある家に隠れる。そこに住む男から、彼の妻のルチアは占い師で、占いは絶対当たると聞かされたため、マイクは試しに占ってもらうことにする。そしてルチアから、マイクが将来組織の大物になると予言され、そのためには思ったように行動することだと伝えられる。その後バンキーと飲食店に入ったマイクは、コルダノ殺害をともに計画した、妻のルーシーに連絡する。席に戻ると、バンキーの代わりにダミコ家の幹部であるカルメロ・ロッシがおり、彼に連れられボスのチャーリーの元を訪れる。マイクは彼らと血の契りを交わし、ダミコ家の一員になった。ロッシに送られ、自分とルーシーが営む店舗兼自宅の小さなレストランに帰ったマイクは、彼女に占い師に占ってもらったことを伝え、ボスにはなれそうもないがシマをもらっただけ満足だと話す。だが野心に燃えるルーシーは、ボスを目指すべきだと彼に忠告する。チャーリーに感謝の念を抱いているマイクは彼女に反論するが、さらに食い下がってくるルーシーに対して、いつかはボスになってやると言い放つ。そんな彼を弱虫扱いするルーシーだが、直後チャーリーが夕食を自分たちのレストランでとったあと、2階に泊まることを知らされ、マイクにこの機会を逃すなと言い聞かせる。チャーリーをレストランに迎えたマイクは、そこで行われた会合でロッシの引退が言い渡されるのを聞く。そしてチャーリーに褒め称えられたマイクは、ルーシーがそのことも裏があると言って、チャーリーを殺せと命令してくることに嫌気が差して口論になるが、最後には言いくるめられ計画を実行する。ルーシーが護衛を眠らせ、マイクは苦悩しながらもチャーリーを殺害する。その後、罪をロッシと護衛たちに被らせ、翌朝訪ねてきたマフィアの大物であるマット・ダフィらの前で、起きてきた護衛の2人を射殺する。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
マイク・バタグリア | ジョン・タートゥーロ | 江原正士 |
ルーシー・バタグリア | キャサリン・ボロウィッツ | 一柳みる |
バンキー・コモ | デニス・ファリーナ | 秋元羊介 |
マット・ダフィ | ピーター・ボイル | 吉水慶 |
ルチア | リリア・スカラ | 島美弥子 |
スターリング | スティーヴン・ライト | 伊藤和晃 |
チャーリー・ダミコ | ロッド・スタイガー | 村松康雄 |
マル | スタンリー・トゥッチ | 仲野裕 |
ドン | カール・カポトート | |
サル | マイケル・バダルコ | 田中正彦 |
カルメロ・ロッシ | ロバート・モディカ | 幹本雄之 |
フィリー・コモ | デヴィッド・ソーントン | 筒井巧 |
パドリーノ・リッチ | ジョセフ・ラグノ | 石森達幸 |
フィリックス | スティーヴン・ランダッゾ | 中田和宏 |
ラルフィー | ジョー・ペパロン | 辻つとむ |
アイリーン | ジュリー・ガーフィールド | 磯辺万沙子 |
レオネッティ | ジョセフ・カーベリー | 伊藤和晃 |
ジャムジー | マイケル・セルジオ | 岡和男 |
ビンゴ | ニコラス・タートゥーロ | 高木渉 |
スタッフ
- 監督・脚本:ウィリアム・レイリー
- 原作:ウィリアム・シェイクスピア 『マクベス』
- 製作:エフライム・ホロウィッツ
- 製作総指揮:アーサー・ゴールドブラット、エリック・キテイン
- 撮影監督:ボビー・ブコウスキー
- プロダクションデザイナー:ウィリアム・バークレイ
- 編集:エリザベス・クリング
- 衣裳デザイン:スーザン・ライオール
- 音楽:マイシャ・シーガル
- 吹替翻訳:白井春香
- 吹替演出:松川陸
- 吹替プロデュース:吉岡美惠子
- 吹替製作:コスモプロモーション
参考文献
- ^ “Men of Respect” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2014年4月24日閲覧。