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アメリカ合衆国では2012年9月28日に公開<ref>{{Cite news| author=Staff | url=http://www.comingsoon.net/news/movienews.php?id=78517 | title=Rian Johnson's ''Looper'' Gets a Release Date | publisher=ComingSoon.net | date=2011-06-09 | accessdate=2011-06-10 }}</ref>。映画の制作会社であるエンドゲーム・エンターテイメントは2011年5月の[[カンヌ国際映画祭]]で[[フィルム・ディストリクト]]と交渉し、[[トライスター ピクチャーズ]]を通じて、アメリカ合衆国で公開される<ref name="tristar">{{Cite journal| last=McNary | first=Dave | url=http://www.variety.com/article/VR1118037060 | title=TriStar, FilmDistrict set 'Looper' deal | journal=[[バラエティ (アメリカ合衆国の雑誌)|Variety]] | date=2011-05-14 }}</ref>。 |
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中国での公開時にはペーシングを理由により本来カットされたいくつかの上海の数シーンが追加される。この働きは、中国の観客にさらにアピールするために中国の製作会社であるDMGエンターテイメントによって要求された<ref>{{Cite journal| last=Zeitchik| first=Steven | url=http://www.latimes.com/entertainment/movies/moviesnow/la-et-mn-joseph-gordon-levitts-looper-will-be-released-differently-in-china-20120619,0,7761733.story | title=A more Sino-centric version of 'Looper' will be released in China | journal=[[ロサンゼルス・タイムズ|LA Times]] | date=2012-06-19 }}</ref>。 |
中国での公開時にはペーシングを理由により本来カットされたいくつかの上海の数シーンが追加される。この働きは、中国の観客にさらにアピールするために中国の製作会社であるDMGエンターテイメントによって要求された<ref>{{Cite journal| last=Zeitchik| first=Steven | url=http://www.latimes.com/entertainment/movies/moviesnow/la-et-mn-joseph-gordon-levitts-looper-will-be-released-differently-in-china-20120619,0,7761733.story | title=A more Sino-centric version of 'Looper' will be released in China | journal=[[ロサンゼルス・タイムズ|LA Times]] | date=2012-06-19 }}</ref>。 |
2021年8月18日 (水) 00:47時点における版
LOOPER/ルーパー | |
---|---|
Looper | |
監督 | ライアン・ジョンソン |
脚本 | ライアン・ジョンソン |
製作 |
ラム・バーグマン ジェームズ・D・スターン |
製作総指揮 |
ジュリー・ゴールドスタイン ジョセフ・ゴードン=レヴィット ダグラス・ハンセン ダン・ミンツ ピーター・シュレッセル |
出演者 |
ブルース・ウィリス ジョセフ・ゴードン=レヴィット エミリー・ブラント |
音楽 | ネイサン・ジョンソン |
撮影 | スティーヴ・イェドリン |
編集 | ボブ・ダクセイ |
製作会社 |
フィルム・ディストリクト エンドゲーム・エンターテインメント DMGエンターテインメント |
配給 |
トライスター ピクチャーズ ギャガ / ポニーキャニオン |
公開 |
2012年9月6日(TIFF) 2012年9月28日 2013年1月12日 |
上映時間 | 119分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 中国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $30,000,000[1] |
興行収入 |
$166,521,158[1] 5億円[2] |
『LOOPER/ルーパー』(Looper)は、ライアン・ジョンソン監督による2012年のアメリカ合衆国のSF映画。出演はブルース・ウィリス、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、エミリー・ブラント。
ストーリー
舞台は2044年のカンザス州、ジョーは未来の犯罪組織の依頼で過去にタイム・トラベルしてくる標的を処理する殺し屋、通称「ルーパー」だ。しかしある依頼で処理することになったのは、30年後の未来からやってきた自分自身だった。未来の自分を殺せずに取り逃がしてしまったジョーは、彼が標的にしている相手が30年後に未来の犯罪王「レインメーカー」となる幼い子供であることを知る。
キャスト
※括弧内は日本語吹替
- ジョー - ジョセフ・ゴードン=レヴィット[3](内田夕夜)
- オールド・ジョー - ブルース・ウィリス[3](中村秀利)
- サラ - エミリー・ブラント[3](甲斐田裕子)
- セス - ポール・ダノ[3](寸石和弘)
- キッド・ブルー - ノア・セガン[3](宮本崇弘)
- スージー - パイパー・ペラーボ[3](冨樫かずみ)
- エイブ - ジェフ・ダニエルズ[3](土師孝也)
- シド - ピアース・ガニォン(高垣彩陽)
- オールド・ジョーの妻 - サマー・チン[3]
- ベアトリクス - トレイシー・トムズ
- オールド・セス - フランク・ブレナン
- ジェシー - ギャレット・ディラハント
- デイル - ニック・ゴメス
- ザック - マーカス・ヘスター
製作
『LOOPER/ルーパー』はライアン・ジョンソンが脚本を執筆し、監督している。ジョンソンは2008年に『ブラザーズ・ブルーム』を公開した後、2009年に『LOOPER/ルーパー』の製作を開始することを目標とし、それまで共同していたプロデューサーのラム・バーグマンと再提携した[4]。2010年5月、『Premium Rush』が撮影完了した後に加わるという前提でジョセフ・ゴードン=レヴィットがキャスティングされた[5]。同月末、ブルース・ウィリスもキャスティングされた[6]。さらに10月、エミリー・ブラントも加わった[7]。
撮影は2011年1月よりルイジアナ州で始まり[8]、4月には上海で行われた。『プライマー』の監督であるシェーン・カルースがタイムトラベルシーンの特殊効果を作成する際に関与している[9]。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットはその役どころのため、辻一弘による特殊メイクを施されている[10]。
公開
アメリカ合衆国では2012年9月28日に公開[11]。映画の制作会社であるエンドゲーム・エンターテイメントは2011年5月のカンヌ国際映画祭でフィルム・ディストリクトと交渉し、トライスター ピクチャーズを通じて、アメリカ合衆国で公開される[12]。
中国での公開時にはペーシングを理由により本来カットされたいくつかの上海の数シーンが追加される。この働きは、中国の観客にさらにアピールするために中国の製作会社であるDMGエンターテイメントによって要求された[13]。
2012年9月6日に第37回トロント国際映画祭のガラ・プレゼンテーションに選ばれ、オープニング作品として上映された[14]。
評価
批評家の反応
Rotten Tomatoesでは239件の批評家レビューで支持率は94%、平均点は8.1/10となった[15]。Metacriticでは44媒体のレビューで加重平均値を84/100とした[16]。
受賞とノミネート
賞 | 部門 | 候補者 | 結果 |
---|---|---|---|
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞[17] | オリジナル脚本賞 | ライアン・ジョンソン | 受賞 |
ワシントンD.C.映画批評家協会賞[18] | オリジナル脚本賞 | ライアン・ジョンソン | 受賞 |
放送映画批評家協会賞[19] | オリジナル脚本賞 | ライアン・ジョンソン | ノミネート |
アクション映画女優賞 | エミリー・ブラント | ノミネート | |
アクション映画男優賞 | ジョセフ・ゴードン=レヴィット | ノミネート | |
アクション映画賞 | 『LOOPER/ルーパー』 | ノミネート | |
SF映画賞 | 『LOOPER/ルーパー』 | 受賞 | |
ラスベガス映画批評家協会賞 | 脚本賞 | ライアン・ジョンソン | 受賞 |
シカゴ映画批評家協会賞[20] | オリジナル脚本賞 | ライアン・ジョンソン | ノミネート |
助演女優賞 | エミリー・ブラント | ノミネート | |
全米脚本家組合賞 | オリジナル脚本賞 | ライアン・ジョンソン | ノミネート |
ヒューストン映画批評家協会賞[21] | オリジナル脚本賞 | ライアン・ジョンソン | ノミネート |
オースティン映画批評家協会賞[22] | オリジナル脚本賞 | ライアン・ジョンソン | 受賞 |
フロリダ映画批評家協会賞[23] | オリジナル脚本賞 | ライアン・ジョンソン | 受賞 |
オンライン映画批評家協会賞[24] | オリジナル脚本賞 | ライアン・ジョンソン | ノミネート |
ユタ映画批評家協会賞 | オリジナル脚本賞 | ライアン・ジョンソン | ノミネート |
トップテン入り
本作は様々な批評家、媒体による2012年のトップテン作品に入った。
批評家・媒体 | 順位 |
---|---|
James Berardinelli | 1[25] |
MTV | 3[26] |
The Skinny | 4[27] |
ニューヨーク・ポスト | 8[28] |
Total Film | 9[29] |
ハフィントン・ポスト | 10[30] |
The Atlantic Wire | N/A[31] |
参考文献
- ^ a b “Looper”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年1月10日閲覧。
- ^ 「キネマ旬報」2014年2月下旬決算特別号 207頁
- ^ a b c d e f g h McNary, Dave; Coonan, Clifford (January 21, 2011). “Actors in 'Looper' group”. Variety .
- ^ Zeitchik, Steven (2008-09-17). “Rian Johnson's future target: 'Looper'”. The Hollywood Reporter .
- ^ Kit, Borys (2010年5月4日). “Joseph Gordon-Levitt eyes two action thrillers”. Reuters
- ^ Fleming, Mike (2010年5月14日). “CANNES: Bruce Willis Plays Mature Joseph Gordon-Levitt In Time Travel Pic 'Looper'”. Deadline.com
- ^ McNary, Dave (2010-10-01). “Emily Blunt set for 'Looper'”. Variety .
- ^ “Official Looper production blog”. 2012年9月10日閲覧。
- ^ Bettinger, Brendan (2011-01-17). “Shane Carruth Working on LOOPER”. Collider .
- ^ [1]
- ^ Staff (2011年6月9日). “Rian Johnson's Looper Gets a Release Date”. ComingSoon.net 2011年6月10日閲覧。
- ^ McNary, Dave (2011-05-14). “TriStar, FilmDistrict set 'Looper' deal”. Variety .
- ^ Zeitchik, Steven (2012-06-19). “A more Sino-centric version of 'Looper' will be released in China”. LA Times .
- ^ “Looper to launch Toronto film festival”. BBC News. 2012年7月25日閲覧。
- ^ “Looper”. Rotten Tomatoes. 2013年1月10日閲覧。
- ^ “Looper Reviews, Ratings, Credits, and More”. Metacritic. 2013年1月10日閲覧。
- ^ “National Board Of Review Best Film: 'Zero Dark Thirty'”. Deadline.com (December 5, 2012). December 5, 2012閲覧。
- ^ “The 2012 WAFCA Award Nominees”. 9 December 2012閲覧。
- ^ “The 18th Critics' Choice Movie Awards nominees”. Broadcast Film Critics Association. 12 December 2012閲覧。
- ^ “"The Master" rules 2012 CFCA Awards with 10 Nominations”. CFCA (2012年12月14日). 14 December 2012閲覧。
- ^ “Lincoln leads Houston Film Critic Society Awards with eight nominations Nominees”. 17 December 2012閲覧。
- ^ “Austin Film Critics Association”. 28 December 2012閲覧。
- ^ “Florida Film Critics Circle”. 28 December 2012閲覧。
- ^ “Online Film Critics Society”. 28 December 2012閲覧。
- ^ James Berardinelli. “Rewinding 2012 - The Top 10”. James Berardinelli. January 1, 2013閲覧。
- ^ “Best Movies Of 2012”. MTV. December 14, 2012閲覧。
- ^ “Light and Shade: The Films Of 2012”. The Skinny. December 14, 2012閲覧。
- ^ Lumenick, Lou. “Critics pick best films of 2012”. New York Post. December 8, 2012閲覧。
- ^ Kinnear, Simon. “50 Best Movies of 2012”. Total Film. December 12, 2012閲覧。
- ^ “Best Movies of 2012”. Huffington Post. December 14, 2012閲覧。
- ^ Richard Lawson. “The Best (and Worst) Movies of 2012”. The Atlantic Wire. December 14, 2012閲覧。