「フレンチ・イグジット 〜さよならは言わずに〜」の版間の差分
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2021年8月18日 (水) 01:04時点における版
フレンチ・エグジット(日本語タイトル未定) | |
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French Exit | |
監督 | アザゼル・ジェイコブス |
脚本 | パトリック・デウィット |
原作 | パトリック・デウィット『French Exit』 |
製作 |
トリッシュ・ドールマン ケイティ・ホリー オリヴァー・グラス クリスティーン・ヘーブラー ノア・シーガル クリスティーナ・ピオヴェサン |
製作総指揮 |
アザゼル・ジェイコブス パトリック・デウィット イアン・クーパー マット・アセルトン エイドリアン・ラヴ スチュアート・マナシル ヴァンサン・マラヴァル マーク・マリー ローリー・メイ ダーリン・ナヴァロ トーステン・シューマッハー ラース・シルヴェスト メル・ウォード |
出演者 |
ミシェル・ファイファー ルーカス・ヘッジズ ヴァレリー・マハフェイ スーザン・コイン |
音楽 | ニック・デウィット |
撮影 | トバイアス・デイタム |
編集 | ヒルダ・ラスラ |
製作会社 |
ブラインダー・フィルムズ エレベーション・ピクチャーズ サールゴ・プロダクションズ ロケット・サイエンス スクリーン・サイレン・ピクチャーズ ターミナル・シティ・ピクチャーズ テレフィルム・カナダ |
配給 | ソニー・ピクチャーズ クラシックス |
公開 | 2021年2月12日 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『フレンチ・エグジット』(原題:French Exit)は2020年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画である。監督はアザゼル・ジェイコブス、主演はミシェル・ファイファーが務めた。本作はパトリック・デウィットが2018年に発表した小説『French Exit』を原作としている。
概略
マンハッタン。60歳のフランシス・プライスは夫の残した遺産でリッチな暮らしを送っていたが、そんなある日、頼みの遺産が底を尽きかけていると知らされた。ところが、フランシスは「遺産を使い果たす前に死ねるだろう」と確信していたこともあり、貯蓄や投資などの備えを一切していなかった。破産するより外に道はないと思われたが、幸運なことに、親友の一人(ジョーン)が手を差し伸べてくれた。その勧めに従って、フランシスは家財道具の一切を売り払った後、息子(マルコム)と猫(スモール・フランク)を連れてパリに移住することにした。
しかし、移住後もなお、フランシスは特に節約しようともしなかった。と言うのも、彼女には苦境を脱する「秘策」があったのである。
キャスト
- フランシス・プライス:ミシェル・ファイファー
- マルコム・プライス:ルーカス・ヘッジズ
- マダム・レイナード:ヴァレリー・マハフェイ
- ジョーン:スーザン・コイン
- スーザン:イモージェン・プーツ
- マデリーン:ダニエル・マクドナルド
- トム:ダニエル・ディトマソ
- ジュリアス:イザック・ド・バンコレ
- スモール・フランクの声:トレイシー・レッツ
製作
2019年5月3日、アザゼル・ジェイコブス監督の新作映画にミシェル・ファイファー、ルーカス・ヘッジズ、トレイシー・レッツが出演することになったと報じられた[1]。10月23日、ダニエル・マクドナルドがキャスト入りした[2]。同月、本作の主要撮影がパリとモントリオールで始まった[3]。
公開・マーケティング
2019年9月7日、ソニー・ピクチャーズ・クラシックスが本作の全米配給権を購入したとの報道があった[4]。10月10日、本作はニューヨーク映画祭でクロージング作品としてプレミア上映された[5]。12月10日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[6]。2021年3月、第71回ベルリン国際映画祭で本作の上映が行われる予定である[7]。
評価
本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには75件のレビューがあり、批評家支持率は61%、平均点は10点満点で6点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『フレンチ・エグジット』はスマートな作品だが、登場人物たちは一癖も二癖もある人間ばかりである。しかし、同作は見て楽しめる作品であり、彼/彼女らのなかに自分と通じるものを発見することすらできる。これはミシェル・ファイファーの演技のお陰でもある。」となっている[8]。また、Metacriticには16件のレビューがあり、加重平均値は59/100となっている[9]。
本作の演技によって、ミシェル・ファイファーは第78回ゴールデングローブ賞の主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた[10]。
出典
- ^ “Michelle Pfeiffer, Lucas Hedges, Tracy Letts To Star In ‘French Exit’ Comedy”. Deadline.com (2019年5月3日). 2021年2月21日閲覧。
- ^ “Danielle Macdonald Joins Michelle Pfeiffer In ‘French Exit’”. Deadline.com (2019年10月23日). 2021年2月21日閲覧。
- ^ “Sony Pictures Classics Acquires Azazel Jacobs’ ‘French Exit’ Starring Michelle Pfeiffer & Lucas Hedges”. Deadline.com (2019年9月7日). 2021年2月21日閲覧。
- ^ “Sony Pictures Classics Buys ‘French Exit’ With Michelle Pfeiffer, Lucas Hedges”. Variety (2019年9月7日). 2021年2月21日閲覧。
- ^ “‘French Exit’ With Michelle Pfeiffer, Lucas Hedges to Close New York Film Festival”. Variety (2020年8月11日). 2021年2月21日閲覧。
- ^ “FRENCH EXIT Official Trailer (2021)”. YouTube (2020年12月10日). 2021年2月21日閲覧。
- ^ “Berlin Film Festival Unveils Competition Lineup”. Hollywood Reporter (2021年2月11日). 2021年2月21日閲覧。
- ^ “French Exit”. Rotten Tomatoes. 2021年2月21日閲覧。
- ^ “French Exit (2021)”. Metacritic. 2021年2月21日閲覧。
- ^ “Nominations for the 78th Golden Globe Awards (2021) Announced”. Golden Globe Awards (2021年2月3日). 2021年2月21日閲覧。