「穎明館中学・高等学校」の版間の差分
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[[京王バス]] 「穎明館高校前」停留所があり、登下校時は京王バスが構内に乗り入れるほか、スクールバスの運行もある<ref>[https://www.emk.ac.jp/access/ アクセス] - 穎明館中学高等学校</ref> |
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* JR横浜線、相模線、京王相模原線の橋本駅北口よりスクールバスで約25分。 |
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* JR中央線、中央本線、京王高尾線の高尾駅南口より京王バスで約15分。「穎明館高校前」下車。 |
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* 高尾駅南口発・急行便「穎明館構内行」で約10分。 |
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<ref>[https://www.emk.ac.jp/access/] ー アクセス</ref> |
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=== 象徴 === |
=== 象徴 === |
2021年10月3日 (日) 15:24時点における版
穎明館中学・高等学校 | |
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国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人堀越学園 |
理念 |
Experience(経験) Morality(道徳) Knowledge(知識) 、仁智は無窮 穎才を研きよき地球人たれ |
設立年月日 | 1982年9月10日 |
創立記念日 | 9月10日 |
創立者 | 堀越克明 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 完全中高一貫校 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 13746E |
所在地 | 〒193-0944 |
東京都八王子市館町2600番地 北緯35度37分24.6秒 東経139度17分32.9秒 / 北緯35.623500度 東経139.292472度座標: 北緯35度37分24.6秒 東経139度17分32.9秒 / 北緯35.623500度 東経139.292472度 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
穎明館中学・高等学校(えいめいかんちゅうがく・こうとうがっこう)は、東京都八王子市館町に位置し、中高一貫教育を実施する私立中学校・高等学校。高等学校においては生徒を募集しない完全中高一貫校[1]。 通称は略称及び教育理念の頭文字をとって「EMK」。
概要
学校法人堀越学園理事長堀越克明が、イギリスのイートン校をモデルとして優れた資質を秘めた向学心旺盛な若人を受け入れて、21世紀の国家を担い、国際社会でも羽ばたく真のリーダーを育成するという志のもとに設立した。
校名の「穎」は堀越修一郎が刊行した雑誌の穎才新誌に由来する[2]。
中高一貫教育を採用し、高校生は4年生 - 6年生と称される。5年生から理系と文系のコースにわかれ、6年生で国立理系・文系、私立理系・文系のクラスに編成される。昼食は給食または持参の弁当の選択制である。各学年180人前後。
開校以来シアトルの私立高校ブッシュスクールと提携を結んでおり、高校1年生はUSAカナダの研修旅行の際に体験入学をする他、ブッシュスクールからも交換留学生を迎えている[3]。
教育方針など
Experience(経験)、Morality(道徳)、 Knowledge(知識)を教育の柱にしている。
- モットー
- 仁智は無窮 穎才を研きよき地球人たれ
- 校訓
- 人生は何ごとに依らず その目標は高く設定すべきである その推進には高い知性と理性を必要とする
- 生活三条を毎朝唱和する
- 一つ 希望の朝を迎え 二つ 勤勉の昼を過ごし 三つ 感謝の夕べを送る
- 授業
- 中高共に完全6日制・50分授業。中学の学習内容は2年までに、高校の学習内容は5年の2学期までに修得し、6年では少人数による大学入試対策演習授業が中心となる。選択授業が多くなるが、将来の進路選択の幅を早くから狭めない為に5年までは、全員が理・社を含む5教科を履修することになっている。かつてはホームルーム開始が9時、90分・70分授業やリフレッシュタイム(午前の中休み)といった独自の授業形態があったが、現在では一般の高校と大差がなくなっている。開校当初はホームルーム開始が9時20分で9時から自習タイム。自習タイムは2年で廃止→ホームルーム開始時間の繰り上げ。
- グローバル教育
- EMK未来プロジェクト
- 2019年から中学生の生徒を対象の放課後教育プログラムの改革を実施。中学3年生から「アドバンストクラス」を設置し、成績上位者を集め、中学校から習熟度別授業を行う。高校生では3段階グレード別授業である。施設面では「EMK未来館」を導入し、放課後、自学自習を行ってから帰宅する、という学校完結型の学習ができるようになった。個別指導塾のスクールTOMASとの連携を結んでいる。
沿革
- 1982年9月10日 - 穎明館高等学校開校が決定される。
- 1985年4月5日 - 第1期生入学。
- 1986年 - 初海外研修プログラム(韓国)
- 1987年
- 4月1日 - 穎明館中学校開校。
- 10月1日 - 第1回体育祭開催。
- 1988年2月5日 - 第1回穎明館高等学校卒業式。
- 1989年 - 中高6学年が揃う。高校制服変更。
- 1990年 - 第1回穎明館中学校卒業式。中学校の学年定員を80名から120名に拡大。全校給食制度開始。
- 1992年10月1日 - 第1回文化祭開催。
- 1993年 - 穎明館中学・高等学校の各学年定員が160人となる。
- 1997年9月10日 - 創立10周年を記念して無窮館(図書館)が竣工。
- 2001年8月23日 - 21世紀記念館(2001 GEDENK HALLE)竣工。
- 2006年4月7日 - 1年1学期制を採用。
- 2007年 - 高校からの生徒募集停止、完全中高一貫校へと移行。(180名 36×5クラス)
- 2008年4月1日 - 3テスト制を開始。
- 2012年 - 制服変更。
- 2016年4月1日 - 国際交流部を設置。
- 2019年 - EMK未来プロジェクトスタート。
基礎データ
アクセス
- JR横浜線、相模線、京王相模原線の橋本駅北口よりスクールバスで約25分。
- JR中央線、中央本線、京王高尾線の高尾駅南口より京王バスで約15分。「穎明館高校前」下車。
- 高尾駅南口発・急行便「穎明館構内行」で約10分。
象徴
- 制服
- 独自ブランドの指定ローファーとブレザースタイルの制服である。冬服はEMKロゴ入りのエンブレムワッペンの黒のブレザーに深紅が入った黒のネクタイ。女子はネクタイとリボンを自由選択。夏服は黒または白のポロシャツに半袖シャツ。どちらも青色でEMKの刺繍が入っている[5]。2007年と2012年に制服が変更されており、特に2007年以前の制服は建学の精神に基づき、欧米の私立学校の制服を模していた物である。開校当初はフォレストグリーンのジャケットにチェックの開襟シャツという冬服だったが、1989年度からデザイン変更された。鞄、カーディガンやコートなど学校指定のEMKブランドがある。
- 校歌
- 作詞:堀越克明、作曲:藤山一郎。各学期の始業式・終業式やEMK祭及び入学式や卒業生等の行事の際に歌われる。
施設
400メートルトラック付きの人工芝グラウンド、温水プールや屋上テニスコートを持つ体育館、入学式などで使用する記念館[6]、天文台[7]や「EMK未来館」として自習室を備える無窮館(図書館)[8]がある。野球場は野球部専用グラウンドや堀越高校と共用の堀越球場がある[9]。
学校行事
- 4月 - 入学式・始業式
- 5月 - 生徒総会
- 6月 - 1年菅平林間学校、2年広島平和体験学習、3年奈良京都体験学習、4年USA・カナダ体験学習、球技大会
- 7月 - オープンスクール
- 8月 - 夏期講習、6年入試対策講習
- 9月 - EMK学校祭(文化祭、体育祭)
- 11月 - 芸術鑑賞(1年は鎌倉校外学習、2年は能・狂言、3年は歌舞伎座での歌舞伎鑑賞)
- 12月 - 6年センター対策講習
- 1月 - 新春中学生百人一首大会
- 2月 - 生徒会選挙
- 3月 - 高校卒業式・終業式・中学課程卒業証書授与式
学園祭
学園祭は文化祭と体育祭を合わせたEMK学校祭と呼ばれている。例年9月に行われ、文化祭は土日の二日開催で体育祭は翌週の土曜に実施される。
文化祭は生物部、吹奏楽部、鉱物研究部の発表、青空ステージや女装コンテスト等も行われる。 一日目閉幕後の2時間は生徒限定参加の中夜祭も催される。
体育祭は1 - 6年生の5組がそれぞれ5色に別れて競う。各色応援団による応援合戦やムカデ競争などが行われる。
部活動・委員会
体育系
- 合気道部
- 剣道部
- サッカー部
- 水泳部
- 卓球部
- ダンス部
- 硬式テニス部
- バスケットボール部
- バドミントン部
- バレーボール部
- 軟式野球部
- 硬式野球部
- 陸上競技部
- 柔道部
文化系
- かるた部
- 軽音楽部
- 室内楽部
- 社会・茶道部
- 将棋部
- 吹奏楽部
- 生物部
- 天文部
- 美術部
- 演劇部
- 鉱物研究部
- 鉄道研究部
- 合唱同好会
- マスメディア研究会
- English Club
- 歴史部
- 新聞同好会
- マジック同好会
委員会
- 文化祭実行委員会
- 体育祭実行委員会
- 球技大会実行委員会
- 選挙管理委員会
- 保健委員会
- 図書委員会
- 整備委員会
国内外の提携校
- ブッシュスクール
- 開校当初からの提携校。2校間で生徒の交換訪問や体験入学等を行っている。
- 堀越高校
- 姉妹校。余談項目にある通り進学校とスポーツ強化校という点で学校の特色が異なる為2校間での交流は現在は無い。
- イートン・カレッジ
- 創立のモデルとなっているパブリックスクール。イートン校主催のサマースクール参加校でありグローバル教育の一環で毎年生徒を参加させている[3]。
主な出身者・関係者
当校が舞台となった作品
- TVアニメ「ファンタジスタドール」(2013年7月 - 9月放送)
- 主人公が在籍する共学の私立中高一貫校「私立聖悠学館」として登場。当校の校舎、講堂やEMKブリッジをモデルとしている。
- TVアニメ「Re:ステージ!ドリームデイズ」(2019年7月 - 9月放送)
- 主人公達が在籍する高尾山麓の中高一貫校の「私立稀星学園高尾校」として登場する。
その他
男子校である桐朋中学校・高等学校との併願受験者が多い為男女比が9:1の時代もあったが、2012年の制服変更後は女子志願者も増えており2021年度入学の40期生の男女比はほぼ3:2になっている。