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| Name = ディジー・ミス・リジー |
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2021年9月6日 (月) 08:31時点における版
「ディジー・ミス・リジー」 | ||||||||||||||||
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ラリー・ウィリアムズ の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『ヒアズ・ラリー・ウィリアムズ』 | ||||||||||||||||
B面 | スロウ・ダウン | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
規格 | ||||||||||||||||
録音 |
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ジャンル | ロックンロール | |||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル | スペシャリティ・レコード | |||||||||||||||
作詞・作曲 | ラリー・ウィリアムズ | |||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
ラリー・ウィリアムズ シングル 年表 | ||||||||||||||||
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「ディジー・ミス・リジー」 (Dizzy, Miss Lizzy) は、ラリー・ウィリアムズの楽曲である。1958年にシングル盤として発売された。スティーヴン・トマス・アールワインは、本作について「本物のロックンロールの名曲」と評している[3]。発売から7年後に、ビートルズがカバーし、1969年にジョン・レノンが『トロント・ロックンロール・リヴァイヴァル』で演奏した。
レコーディング
1957年末、ウィリアムズは自身最大のヒット曲となった「ボニー・モロニー」を発売。1958年2月19日、ウィリアムズは次のシングル曲のレコーディングを行なうためにカリフォルニア州ハリウッドにあるラジオ・レコーダーズを訪れた[4]。
音楽ジャーナリストのGene Sculattiは、本作を際立たせているのはウィリアムスのボーカルであるとし、「リトル・リチャードの影からようやく抜け出したような、独自の強さを持っている」と評している[4]。
リリース
スペシャリティ・レコードは、「ディズ・ミス・リジー」を7インチシングルと12インチシングルの2形態で発売した。発売時点でウィリアムズはいくつか完成した楽曲が存在していて、レーベル側は「ボニー・モロニー」と同じく1957年9月11日のセッションで録音された「スロウ・ダウン」をB面曲として採用した[4]。ビルボード誌のTop 100 Sidesでは、最高位69位を獲得した[2]。
シングルに収録の2曲は、いずれも1959年に発売されたコンピレーション・アルバム『ヒアズ・ラリー・ウィリアムズ』に収録されている[5]。
演奏(ラリー・ウィリアムズ版)
- ラリー・ウィリアムズ - ボーカル、ピアノ
- アール・パーマー - ドラムス
- レナ・ホール - ギター
- ハワード・ロバーツ - ギター
- テッド・ブリンソン - ベース
- プラス・ジョンソン - テナー・サックス
- ジュエル・グラント - バリトン・サックス
ビートルズによるカバー
「ディジー・ミス・リジー」 | ||||
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ビートルズ の シングル | ||||
B面 | アンナ | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル | |||
録音 |
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ジャンル | ロックンロール | |||
時間 | ||||
レーベル | オデオン / 東芝音楽工業 | |||
作詞・作曲 | ラリー・ウィリアムズ | |||
プロデュース | ジョージ・マーティン | |||
ビートルズ シングル 日本 年表 | ||||
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1965年、ビートルズはアメリカのキャピトル・レコードから新曲の提出を要求され、これに応えるかたちで1965年5月10日にEMIスタジオのスタジオ2で、「ディジー・ミス・リジー」のカバー・バージョンのレコーディングを行なった[6][注釈 1]。ビートルズによるカバー・バージョンは、アメリカでは1965年6月14日に発売された『ビートルズ VI』、イギリスでは同年8月6日に発売された『ヘルプ!』に収録された[6]。日本では、シングル・カットもされており、B面には「アンナ」が収録された。
音楽評論家のイアン・マクドナルドは、ビートルズによるカバー・バージョンについて「無秩序のヒストリーとごちゃごちゃしたダブルトラッキングの見苦しい出来損ない」と評している[6]。
1965年の全米ツアーで演奏されており[7][8]、1977年に発売された『ザ・ビートルズ・スーパー・ライヴ!』には1965年8月29日と30日のハリウッド・ボウル公演での演奏を1曲に編集した音源が収録された[9]。
レノンは、1969年9月13日に開催された『トロント・ロックンロール・リヴァイヴァル』で本作を演奏した。当時の演奏は、プラスティック・オノ・バンドのアルバム『平和の祈りをこめて』に収録されている[10]。
演奏
※出典[6]
- ジョン・レノン - ボーカル、リズムギター、オルガン(ヴォックス・コンチネンタル)
- ジョージ・ハリスン - ダブルトラックのリードギター
- ポール・マッカートニー - ベース
- リンゴ・スター - ドラムス
脚注
注釈
出典
- ^ Moore 2016, p. 27.
- ^ a b “Top 100 Sides”. Billboard 70 (17): 32. (April 28, 1958). ISSN 0006-2510.
- ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Larry Williams | Biography & History”. AllMusic. All Media Network. 2021年7月23日閲覧。
- ^ a b c Sculatti 1989, p. 1, 2, 7.
- ^ Mason, Stewart. Here's Larry Williams - Larry Williams | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2021年7月23日閲覧。
- ^ a b c d e MacDonald 2007, p. 154.
- ^ Everett 2001, p. 306.
- ^ Schaffner 1978, p. 45.
- ^ “ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル [SHM-CD][CD] - ザ・ビートルズ”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2020年12月5日閲覧。
- ^ Ginell, Richard S.. Live Peace in Toronto 1969 - John Lennon / Plastic Ono Band | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2021年7月23日閲覧。
参考文献
- Everett, Walter (2001). The Beatles as Musicians: The Quarry Men Through Rubber Soul. New York, NY: Oxford University Press. ISBN 0-19-514105-9
- MacDonald, Ian (2007). en:Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties (Third ed.). Chicago: Chicago Review Press. p. 154. ISBN 978-1-55652-733-3
- Moore, Mark A. (2016). The Jan & Dean Record: A Chronology of Studio Sessions, Live Performances and Chart Positions. McFarland, Incorporated, Publishers. ISBN 0-7864-9812-9
- Schaffner, Nicholas (1978). The Beatles Forever. New York, NY: McGraw-Hill. ISBN 0-07-055087-5
- Sculatti, Gene [in 英語] (1989). Larry Williams: Bad Boy (Media notes). Specialty Records. SPCD 7002。
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外部リンク
- Dizzy Miss Lizzy - The Beatles