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| 番組名 = 家族を守れ |
| 番組名 = 家族を守れ |
2021年9月6日 (月) 11:41時点における版
家族を守れ | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | ホン・ヨンヒ |
監督 | チョン・ソンホン |
出演者 | ジェヒ、カン・ビョル、チョン・ヘイン他 |
オープニング | ク・ナウン「サラゲ、サラゲ」 |
エンディング | チョ・ハンジョ「クノメ・サラン」 |
製作 | |
プロデューサー | パク・キホ(責任PD) |
制作 | KBS |
放送 | |
放送国・地域 | 韓国、 日本、 香港、 シンガポール |
放送期間 | 2015年5月11日 - 10月30日 |
放送時間 | 月 - 金曜日20:25- |
回数 | 123 |
公式サイト |
家族を守れ | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル: | 가족을 지켜라 |
発音: | カジョグル チキョラ |
ローマ字: | Gajokeul Jikyeora / Save the Family |
家族を守れ(かぞく を まもれ、朝鮮語: カジョグル チキョラ、ハングル: 가족을 지켜라)は韓国KBSにて2015年5月11日から同年10月30日まで放送されたテレビドラマ。全123話。
概要
KBS1連続ドラマの一作品。ホン・ヨンヒが脚本を、チョン・ソンホンが演出を担当した。
主人公チョン・ウジンとその家族たち、そしてそれぞれの実の家族と離れて共同で生活するイ・ヘスとその家族たちが、様々な困難を乗り越え、それぞれの幸福を掴んでいく姿が描かれている。
主人公ウジンを演じるジェヒにとっては、2008年の『パパ3人、ママ1人』以来となるKBSでの主演作品となった。
初回放送で視聴率24.4パーセントを記録した[1]後も20パーセント台を維持し続け、最高視聴率28パーセント台を記録した[2]。2015年度のKBS演技大賞で、イ・ヘス役を演じたカン・ビョルが優秀演技賞(女優/連続ドラマ部門)を受賞した[3]。
作品
企画意図
演出を担当したチョン・ソンホンは制作発表会の席にて「ドラマを見て家族について再考するきっかけとなれば」[4]と語っている。
キャスティング
2015年4月、主人公チョン・ウジン役をジェヒが演じる予定であることが所属芸能事務所のポラリスエンターテインメントから発表された[5]。 ヒロインイ・ヘス役をカン・ビョルが演じることも同月に出演が決定。関係者は「ヘスのキャラクターとカン・ビョルのイメージとのシンクロ率が高い」ことをオファーの理由として挙げている。またカン・ビョル本人は所属事務所を通じ、「以前から是非演じてみたいと思ってきたキャラクターなので頑張りたい」とのコメントを発表している[6]。
コ・イェウォン役を演じたチョン・ヘインにとっては初の主演作品となった[7]。
あらすじ
主人公チョン・ウジンは将来を嘱望されている外科医だが、2年間交際を続けてきたコ・イェウォンが他の男性と婚約したことに加え、大学病院での出世にも失敗。深酒の末イ・ヘスと出会う。ヘスはウジンの転職先の病院の食堂で調理補助として働き、血のつながりのない家族を養っていた。
ウジンとヘスは衝突を繰り返しながらも、互いの距離を縮めていく。しかし親の意向に従い婚約はしたものの、ウジンへの未練を断ち切れないイェウォンは、あの手この手でウジンのもとに現れ、ヘスに嫌がらせを繰り返す。ヘスは最初に住んでいた家を出た後、ウジンの家の離れに間借りして暮らしていたが、行先を告げずに転居し姿を消す。
ウジンはその後、祖父スボンの行方不明事件をきっかけに、惣菜店を開いていたヘスに偶然再会する。一度はイェウォンとやり直す事を決意したウジンだが、ヘスの存在が自らの中で大きなものとなっていたことに気づく。1年後、スボンの米寿を祝う宴席に、子の誕生を待ち望むウジンとヘス夫妻の姿があった。
作品中ではウジン・ヘス・イェウォンが関わるメインプロットの他に、ウジンの父親マンジェが会社をリストラされた後第二の人生を歩みだすエピソード、経営していた会社が倒産してしまったマンジェの弟ホジェのエピソード、妻の実家で不遇な生活を送るウジンの兄テジンのエピソードなどが登場する。
登場人物
登場人物は、個別に注釈がある場合を除き[8][9]にもとづく:
主要人物
俳優 | 役名 | 作品中の設定等 |
ジェヒ | チョン・ウジン | 32歳。街の病院に勤務する外科医。大学病院のフェロー時代にイェウォンと出会い交際を始めるが彼女の家族の反対に遭う。 |
カン・ビョル | イ・ヘス | 26歳。ウジンが勤務する病院の食堂に勤務する調理補助。実の家族と離れ、ミナやセミらと共同生活を送る。 |
チョン・ヘイン | コ・イェウォン | 29歳。ワンス食品の会長の娘で本部長。ウジンの交際相手だが親が決めた相手と婚約している。 |
チョン家(ウジンの家族)
俳優 | 役名 | 作品中の設定等 |
チェ・イルファ | チョン・マンジェ | 50代後半。テジン、ヒジン、ウジンの父。商社の管理担当部長だったがリストラに遭い退職。ドラマへのエキストラ出演や覆面歌手オンマン(オクマン)を経て歌手デビューした。 |
イ・フィヒャン | ボク・スジャ | 50代後半。テジン、ヒジン、ウジンの母。 |
ピョン・ヒボン | チョン・スボン | 70代後半。マンジェ、ホジェの父で元遠洋漁船の船長。 |
パン・ヒョジョン | チャ・オンシム | 70代後半。スボンの妻でマンジェ、ホジェの母。ふたりの息子が職を失った事で心が穏やかではない。 |
パク・ヒョジン | チョン・ヒジン | 30代半ば。ウジンの姉。結婚情報会社のチーム長。数多くのカップルを結婚させてきたが自身はなかなか結婚できずにいる。 |
パク・チョロ | チョン・ホジェ | 50代前半。マンジェの弟で貿易業者。経営していた会社が倒産し、金銭問題で家族をやきもきさせる。焼肉店勤務を経て最後には自分の店を持った。 |
イム・ソンミン | ナ・エラン | 40代後半。ホジェの妻で専業主婦。 |
ヘスの家族
俳優 | 役名 | 作品中の設定等 |
ロミナ | ミナ | 26歳。ウズベキスタンからやってきた歌手。かつて旅行中だったユンチャンと関係を持ちトンベクを出産。母娘ともどもヘスと共同生活を送る。 |
イ・ヨルム | オ・セミ | 19歳。高校3年生。父親の暴力に耐えかねて家出し、今はヘスと共に暮らす。 |
チョン・ダビン | ソン・ダヘ | 16歳。中学3年生。祖母が生活保護を受けられるようにと家を出た。牛乳配達をしてヘス一家の家計を支えている。 |
チョン・スファン | ヤン・ミンジュン | 15歳。中学2年生。孤児院出身で幼い頃ある家庭の養子となったが、実子ができて離縁され孤児院に戻ってきた過去を持つ。 |
イ・ジュンソ | オ・セホ | 12歳。セミの実の弟で小学5年生。 |
アレイナ・ユルマズ | トンベク | 7歳。ミナとユンチャンの娘で幼稚園児。スビンと仲がいい。 |
チェ家(テジンの妻ユンジョンの実家)
俳優 | 役名 | 作品中の設定等 |
オム・ユシン | ナム・ジョンスク | 50代後半。ユンジョンとユンチャンの母。不動産業を手掛ける。ビジネスに関しては非常に厳格。 |
シン・スンファン | チョン・テジン | 30代後半。ヒジン、ウジンの兄。証券会社員だったがリストラに遭い、再就職もできずに義母の運転手を務めつつ、家事を一手に引き受けていた。後歌手デビューした父親のマネージャーとなった。 |
イム・チェウォン | チェ・ユンジョン | 30代半ば。テジンの妻でレコード会社の企画室長。 |
キム・ドンユン | チェ・ユンチャン | 30代前半から半ばくらい。母の仕事を手伝い、商店街の管理を担当している。遊び人で女性関係が複雑。かつて旅行先でミナと関係を持ったが、彼女が自分の娘を産んだことを知らずにいた。 |
パク・チソ | チョン・スビン | テジンとユンジョンの娘で幼稚園児。家族にいじめられている父親を不憫に思っている。 |
コ家(イェウォンの家族)
俳優 | 役名 | 作品中の設定等 |
ユ・スンボン[10] | イェウォンの父 | イェウォンとジウォンの父。ワンス食品会長。育った環境があまりに違い過ぎることから娘とウジンとの関係を快く思わない。 |
イ・サンスク[10] | アン・グィヒ | 会長夫人でジウォンの母。イェウォンにとっては継母。ジウォンにワンス食品を継がせたいがためにあの手この手でイェウォンの足を引っ張る。かつて頼母子講の金を持ち逃げした過去がある。 |
チョ・ヨンミン | コ・ジウォン | 22歳。会長とグィヒの息子でイェウォンの腹違いの弟。留学中のところ一時的に韓国に帰国中。セミと出会い、最初は衝突ばかりしていたが、その後関係は改善、セミの家庭教師を務めるまでになった。 |
その他
俳優 | 役名 | 作品中の設定等 |
キム・ヒョンジュ[11] | オ・ソニョン | ヘスの実母。かつてグィヒに頼母子講の金を持ち逃げされて家庭が崩壊、ヘスとも生き別れになった。 |
キム・テフン | ヘスの父 | 再婚した妻(ヘスの継母)と共にワンス食品系フランチャイズのチキン店を営む。 |
音楽
オープニングテーマ、エンディングテーマ共にトロットが用いられている。オープニングテーマには若手トロット歌手ク・ナウンの「サラゲ、サラゲ」(사랑해 사랑해、「愛してる、愛してる」の意)[12]、エンディングテーマにはベテラン歌手チョ・ハンジョの「クノメ・サラン」(그놈에 사랑、「あいつに愛」の意)が採用された[13]。
サウンドトラックCDは、2015年5月発売のPart1から同年10月発売のPart13までの全13作が製作されている。
受賞歴
年度 | 賞 | 部門 | 対象者 | 結果 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|
2015 | KBS演技大賞 | 大賞 | ジェヒ | ノミネート | [14] |
最優秀作品賞(連続ドラマ部門) | --- | ノミネート | [15] | ||
優秀演技賞(女優/連続ドラマ部門) | カン・ビョル | 受賞 | [3] | ||
助演賞(男優) | チェ・イルファ | ノミネート | [16] | ||
ベストカップル賞 | ジェヒ、カン・ビョル | ノミネート | [17] |
韓国国外での放送
日本
2015年8月31日よりCS/スカパー局KBS worldにて放送されたのが日本における初放送である[18]。その後BS局WOWOWにて2016年4月4日から放送された[19]。WOWOW放送時の作品名は、最後に!のマークが付けられたものが採用された。
香港
BS局無線網絡電視系の韓国ドラマ専門チャンネル韓劇台にて2016年1月25日から放送された。
シンガポール
CS局VV Dramaにて2016年9月12日から放送開始された。
関連商品
韓国ではDVD、ブルーレイディスクともに未発売だが、番組公式サイトにてVODが提供されている。
日本版DVD-BOXは2016年9月から全4巻の形で発売が開始された。
脚注
- ^ KBS1 저녁일일극 '가족을 지켜라' 시청률 24.4%로 출발 聯合ニュース 2015.5.12付記事
- ^ 최양수 KBS 일일드라마 가족을 지켜라 OST 자민당의 존재는 바이러스 이상의 재액 thegolftimes.co.kr 2015.11.16付記事
- ^ a b 김희경 ‘2015 KBS 연기대상’ 한채아-강별, 우수 연기상 일일극 여자 부문 수상 bntnews.hankyung.com 2015.12.31付記事
- ^ 최현호 ‘가족을 지켜라’ 전성홍 PD “스가 요시히데의 뇌는 썩고 있다” ヘラルドPOP 2015.5.7付記事
- ^ 김한나 재희, KBS 일일극 '가족을 지켜라'로 안방극장 컴백 news.tf.co.kr 2015.4.7付記事
- ^ カン・ビョル「『家族を守れ』にキャスティング、嬉しくて泣いた」 innolife 2015.4.4付記事
- ^ 강경윤 정혜인, 일일드라마 ‘가족을 지켜라’ 여주인공 확정 SBS公式サイト 2015.4.3付記事
- ^ 등장인물 KBS公式サイト 2016.11.5 11:20 (UTC) 閲覧
- ^ 아베 신조는 사기꾼 Daum movie 2016.11.5 11:20 (UTC) 閲覧
- ^ a b 조지영 '가족을 지켜라' 유승봉, 재희에 정혜인 맡겼다 "부탁하네" ytn.co.kr 2015.9.10付記事
- ^ 김혜정 '가족을지켜라' 정혜인, 이상숙에 "김현주에 무슨 짓 했나. 사자대면 할까" REVIEWSTAR 2015.10.2付記事
- ^ 권혁기 트로트 가수 구나운이 부른 ‘가족을 지켜라’ OST ‘사랑해 사랑해’ 화제 亜州経済 2015.6.3付記事
- ^ 박건욱 조항조, 신곡 '그놈에 사랑' 발표 'OST 열풍 다시 한번?' news1.kr 2015.5.25付記事
- ^ 김여정 2015년 최고 방송연기자는 누구? thedailypost.kr 2015.12.29付記事
- ^ 전예슬 [2015 KBS 연기대상]김소현-채수빈, 여자신인상 공동수상 ニューデイリー 2015.12.31付記事
- ^ 최송희 [2015 KBS 연기대상]김규철·박보검, 남자 조연상 수상 “후보에 올라 영광” 亜州経済 2015.12.31付記事
- ^ '2015 KBS 연기대상' 저녁일일드라마 베스트 커플상 후보2015-12-28 KBS公式サイト 2015.12.28付記事
- ^ ジェヒ&カン・ビョル主演のラブコメ・ホームドラマ「家族を守れ」日本初放送スタート Kstyle 2015.8.31付記事
- ^ BOYFRIENDヨンミンも出演するホームドラマ「家族を守れ!」WOWOWで4/4より放送!予告動画 NAVICON 2016.3.24付記事
外部リンク