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* [[ロサンゼルス・エンゼルス|アナハイム・エンゼルス]](1998)
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[[1992年のメジャーリーグベースボール|1992年]]はシーズンを通じて三塁での起用となり<ref name=":1" />、打率.285・75打点の成績。[[1993年のメジャーリーグベースボール|1993年]][[2月22日]]に[[フェリックス・ホセ]]他1選手との交換トレードで、マイナー1選手と共に[[セントルイス・カージナルス]]に移籍<ref name=":0" />。


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== 詳細情報 ==
== 詳細情報 ==

2021年9月11日 (土) 23:54時点における版

グレッグ・ジェフリーズ
Gregg Jefferies
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州バーリンゲーム
生年月日 (1967-08-01) 1967年8月1日(57歳)
身長
体重
5' 10" =約177.8 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 内野手外野手
プロ入り 1985年 ドラフト1巡目(全体20位)
初出場 1987年9月6日
最終出場 2000年5月29日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

グレゴリー・スコット・ジェフリーズ(Gregory Scott Jefferies、1967年8月1日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州バーリンゲーム出身の元プロ野球選手内野手外野手)。

経歴

幼少期から元マイナーリーガーだった父親に、プールの中でバットを振るなどの独自の練習方法で鍛えられた[1]1985年のMLBドラフトで1巡目(全体20位)にニューヨーク・メッツから指名を受け、6月13日に契約[2]

1985年はルーキー級キングスポート・A級コロンビアでプレイし、合計で打率.326・28盗塁を記録[3]1986年はA級コロンビア・A級リンチバーグ・AA級ジャクソン合計で打率.353・16本塁打・111打点・57盗塁[3]の成績で、マイナーリーグMVPを受賞。1987年もAA級ジャクソンで打率.367・20本塁打・101打点・187安打・48二塁打・出塁率.423・OPS1.021を記録し[3]、2年連続のMVPを獲得。メジャーに昇格し、9月6日ロサンゼルス・ドジャース戦で弱冠20歳にしてメジャーデビュー[2]1988年はAAA級タイドウォーターで打率.282・32盗塁[3]を記録して終盤メジャーに再昇格し、不調だったハワード・ジョンソンに代わって主に三塁手で起用される[4]。打率.321・6本塁打・17打点を記録し、チームは2年ぶりに地区優勝を果たす。ドジャースとのリーグチャンピオンシップシリーズ第1戦で、この年59イニング連続無失点のメジャー新記録を樹立し、この日も8回まで無得点に抑え込まれていたオーレル・ハーシュハイザーから、9回に逆転の足掛かりとなる安打を放った[5]。3勝3敗のタイで迎えた第7戦では2回無死満塁の場面でタイムリーエラーを犯し、これをきっかけに一挙5失点[6]。打線もハーシュハイザーに完封され敗退、リーグ優勝を逃した。そして結果的にこれが自身最初で最後のポストシーズンゲームとなった。29試合の出場ながらルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票で3ポイントを獲得して6位に入った[7]

1989年は前年オフにウォーリー・バックマンがトレードで移籍したため二塁手のレギュラーとなる。打率.258・12本塁打・56打点・21盗塁を記録し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票で3位に入った[8]1990年は打率.283・15本塁打、リーグトップの40二塁打。1991年はシーズン序盤は三塁、中盤以降は二塁、終盤はジョンソンが外野手に転向したため再び三塁を守った[9]12月11日ブレット・セイバーヘイゲン他1選手との交換トレードで、ケビン・マクレイノルズ他1選手と共にカンザスシティ・ロイヤルズに移籍[2]

1992年はシーズンを通じて三塁での起用となり[4]、打率.285・75打点の成績。1993年2月22日フェリックス・ホセ他1選手との交換トレードで、マイナー1選手と共にセントルイス・カージナルスに移籍[2]

移籍後は一塁手として起用される[4]。6月に打率.444を記録[10]するなど前半戦で打率.343・12本塁打・112安打・27盗塁[11]の好成績で自身初のオールスターゲームに選出される。いずれもキャリアハイの打率.342・186安打・16本塁打・83打点・46盗塁・出塁率.408を記録した。1994年は2年連続でオールスターゲームに選出され、1番・一塁で先発出場を果たした[12]。打率.325・12本塁打・55打点の好成績を挙げるが、ストライキの影響でシーズンが打ち切られた。10月18日フリーエージェントとなり、12月14日フィラデルフィア・フィリーズと4年総額2000万ドルで契約[2][13]1995年8月25日のドジャース戦でサイクルヒットを達成。先発した野茂英雄からは本塁打・三塁打を放った[14]1998年8月28日に後日発表の1選手との交換トレードでアナハイム・エンゼルスに移籍[2]。同年12月28日に2年450万ドルでデトロイト・タイガースと契約[2][13]2000年限りで現役を引退した。

詳細情報

受賞歴・記録

年度別打撃成績

















































O
P
S
1987 NYM 6 6 6 0 3 1 0 0 4 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .500 .500 .667 1.167
1988 29 118 109 19 35 8 2 6 65 17 5 1 0 1 8 0 0 10 1 .321 .364 .596 .960
1989 141 559 508 72 131 28 2 12 199 56 21 6 2 5 39 8 5 46 16 .258 .314 .392 .706
1990 153 659 604 96 171 40 3 15 262 68 11 2 0 4 46 2 5 40 12 .283 .337 .434 .771
1991 136 539 486 59 132 19 2 9 182 62 26 5 1 3 47 2 2 38 12 .272 .336 .374 .710
1992 KC 152 657 604 66 172 36 3 10 244 75 19 9 0 9 43 4 1 29 24 .285 .329 .404 .733
1993 STL 142 612 544 89 186 24 3 16 264 83 46 9 0 4 62 7 2 32 15 .342 .408 .485 .893
1994 103 447 397 52 129 27 1 12 194 55 12 5 0 4 45 12 1 26 9 .325 .391 .489 .880
1995 PHI 114 521 480 69 147 31 2 11 215 56 9 5 0 6 35 5 0 26 15 .306 .349 .448 .797
1996 104 446 404 59 118 17 3 7 162 51 20 6 0 5 36 6 1 21 9 .292 .348 .401 .749
1997 130 531 476 68 122 25 3 11 186 48 12 6 0 0 53 7 2 27 8 .256 .333 .391 .724
1998 125 520 483 45 142 22 3 8 194 48 11 3 1 6 29 4 1 27 17 .294 .331 .402 .733
ANA 19 72 72 7 25 6 0 1 34 10 1 0 0 0 0 0 0 5 2 .347 .347 .472 .819
'98計 144 592 555 72 167 28 3 9 228 58 12 3 1 6 29 4 1 32 19 .301 .333 .411 .744
1999 DET 70 225 205 22 41 8 0 6 67 18 3 4 0 3 13 1 4 11 9 .200 .258 .327 .585
2000 41 160 142 18 39 8 0 2 53 14 0 2 0 2 16 1 0 10 7 .275 .344 .373 .717
通算:14年 1465 6072 5520 761 1593 300 27 126 2325 663 196 63 4 52 472 59 24 348 156 .289 .344 .421 .765
  • 各年度の太字はリーグ最高

参考資料

  1. ^ Mike Eisenbath; Stan Musial (1999). The Cardinals Encyclopedia. Temple University Press. ISBN 1566397030 
  2. ^ a b c d e f g Transactions” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月7日閲覧。
  3. ^ a b c d Register Batting” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月6日閲覧。
  4. ^ a b c Standard Fielding” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月7日閲覧。
  5. ^ 1988 National League Championship Series (NLCS) Game 7, Mets at Dodgers, October 12” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月7日閲覧。
  6. ^ 1988 National League Championship Series (NLCS) Game 7, Mets at Dodgers, October 12” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月7日閲覧。
  7. ^ NL Rookie of the Year Voting” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月7日閲覧。
  8. ^ NL Rookie of the Year Voting” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月7日閲覧。
  9. ^ 1991 Batting Game Log” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月7日閲覧。
  10. ^ Months” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月7日閲覧。
  11. ^ First or Second Half” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月7日閲覧。
  12. ^ 1994 All-Star Game Box Score, July 12” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月7日閲覧。
  13. ^ a b Salaries” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月7日閲覧。
  14. ^ Los Angeles Dodgers at Philadelphia Phillies Box Score, August 25, 1995” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年8月7日閲覧。

外部リンク