コンテンツにスキップ

「メイ・イット・ビー」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m Botによる: Bot作業依頼 {{Cite web}}の deadurldate 引数を deadlinkdate 引数に変更
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: 「ロード・オブ・ザ・リング」改名に伴うリンク修正依頼 (ロード・オブ・ザ・リング (2001年の映画)) - log
5行目: 5行目:
| Caption =
| Caption =
| Artist = [[エンヤ]]
| Artist = [[エンヤ]]
| from Album = 『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』
| from Album = 『[[ロード・オブ・ザ・リング (2001年の映画)|ロード・オブ・ザ・リング]]』
| B-side =
| B-side =
| Released = 2001
| Released = 2001
20行目: 20行目:
| Next single = "[[:en:Amarantine (song)|Amarantine]]"<br />(2005)
| Next single = "[[:en:Amarantine (song)|Amarantine]]"<br />(2005)
}}
}}
「'''メイ・イット・ビー'''」("'''May It Be'''")は、[[アイルランド]]の歌手[[エンヤ]]による楽曲であり、[[ピーター・ジャクソン]]監督の2001年の映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』で使われた<ref name="Enya albums">{{Cite web |url=http://www.enya.com/about_albums.php |title=Albums |work=Enya |publisher=Aigle Music |accessdate=2010-12-20 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20101216125237/http://enya.com/about_albums.php |archivedate=2010年12月16日 |deadlinkdate=2017年9月 }}</ref>。[[第74回アカデミー賞]]では[[アカデミー歌曲賞|歌曲賞]]にノミネートされた。
「'''メイ・イット・ビー'''」("'''May It Be'''")は、[[アイルランド]]の歌手[[エンヤ]]による楽曲であり、[[ピーター・ジャクソン]]監督の2001年の映画『[[ロード・オブ・ザ・リング (2001年の映画)|ロード・オブ・ザ・リング]]』で使われた<ref name="Enya albums">{{Cite web |url=http://www.enya.com/about_albums.php |title=Albums |work=Enya |publisher=Aigle Music |accessdate=2010-12-20 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20101216125237/http://enya.com/about_albums.php |archivedate=2010年12月16日 |deadlinkdate=2017年9月 }}</ref>。[[第74回アカデミー賞]]では[[アカデミー歌曲賞|歌曲賞]]にノミネートされた。


== 背景 ==
== 背景 ==

2021年9月28日 (火) 08:42時点における版

メイ・イット・ビー
エンヤシングル
初出アルバム『『ロード・オブ・ザ・リング』』
リリース
規格 CDシングル
録音 ダブリン Aigle Studios
ジャンル ニューエイジ
時間
レーベル WEA
作詞・作曲 エンヤローマ・ライアン英語版
プロデュース ニッキー・ライアン
エンヤ シングル 年表
"Wild Child"
(2001)
メイ・イット・ビー
(2002)
"Amarantine"
(2005)
テンプレートを表示

メイ・イット・ビー」("May It Be")は、アイルランドの歌手エンヤによる楽曲であり、ピーター・ジャクソン監督の2001年の映画『ロード・オブ・ザ・リング』で使われた[1]第74回アカデミー賞では歌曲賞にノミネートされた。

背景

ピーター・ジャクソンはエンヤに接近し、『ロード・オブ・ザ・リング』のために曲を書く事に興味があるかを尋ねた[2]。企画を聞いてエンヤは興奮し、予備フィルムの編集を見学するためにニュージーランドへ向かった[2]

エンヤはプロデューサーのニッキー・ライアン、作詞家のローマ・ライアン英語版と共に作業した。ニッキーがプロデュース、アレンジ、マネージし、ローマが歌詞を書いた。彼らはワーナー・ミュージックとの契約を通じて[3]、ライアンのダブリンのスタジオであるエーグル・スタジオで録音した[4]

歌詞

楽曲の歌詞には英語の他に、J・R・R・トールキンが創造した架空のエルフ語であるクウェンヤが使われた[4]。トールキンは23歳の時にこの言語を書き始めた[5]

受賞

第74回アカデミー賞では歌曲賞にノミネートされたが、ランディ・ニューマンの「君がいないと」(『モンスターズ・インク』)に敗れ、受賞には至らなかった[6]

第59回ゴールデングローブ賞では主題歌賞[7]第45回グラミー賞では映画テレビ歌曲賞にノミネートされたが受賞には至らなかった。

第7回放送映画批評家協会賞歌曲賞[8]ラスベガス映画批評家協会賞歌曲賞、フェニックス映画批評家協会賞歌曲賞では受賞を果たした[9]

発売

「メイ・イット・ビー」は2001年11月20日に発売された『ロード・オブ・ザ・リング』のサウンドトラック盤に収録された[10]

2002年にはシングルが発売された。エンヤの「Isobella」と「The First of Autumn」が共に入っていた[4]。同シングルはドイツのシングルチャートで1位となった。エンヤにとっては「Only Time」に続いて連続での1位だった[11]

2009年に発売されたエンヤのアルバム『The Very Best of Enya』にも収録された[12]

チャート入り

チャート (2001) 最高
順位
 オーストリア 12
ベルギーの旗 ベルギー 47
 デンマーク 19
フランスの旗 フランス 43
 フィンランド 7
ドイツの旗 ドイツ 1
イタリアの旗 イタリア 12
オランダの旗 オランダ 60
 スウェーデン 16
スイスの旗 スイス 24

カバー

参考文献

  1. ^ Albums”. Enya. Aigle Music. 2010年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月20日閲覧。
  2. ^ a b Enya Fan Studio. Enya Fan Studio, 2005. Web. 22 Oct. 2010.
  3. ^ Enya”. Enya. Aigle Music. 2014年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月20日閲覧。
  4. ^ a b c May it Be”. The Enya Discography. Enya.com (1997-2006). 2007年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月20日閲覧。
  5. ^ Fauskanger, Helge K.. “Quenya - the Ancient Tongue”. Ardalambion. University of Bergen. 2010年12月20日閲覧。
  6. ^ Academy Awards, USA”. The Internet Movie Database. IMDb.com, Inc. (1990-2010). 2010年12月20日閲覧。
  7. ^ The 59th annual Golden Globe Awards”. Golden Globes. Hollywood Foreign Press Association (2010年). 2010年12月20日閲覧。[リンク切れ]
  8. ^ The 7th Critics' Choice Awards Winners and Nominees”. The BFCA Critics' Choice Awards. Broadcast Film Critics Association (2010年). 2012年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月20日閲覧。
  9. ^ Phoenix Film Critics Society Awards”. The Internet Movie Database. IMDb.com, Inc. (1990-2010). 2010年12月20日閲覧。
  10. ^ The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring (Original Motion Picture Soundtrack) - Howard Shore”. AllMusic. 2012年12月30日閲覧。
  11. ^ Enya / Single-Chartverfolgung”. musicline.de. 2012年12月30日閲覧。
  12. ^ The Very Best of Enya - Enya”. AllMusic. 2012年12月30日閲覧。

外部リンク