「ULTIMATE SACRIFICE」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
m Botによる: {{Normdaten}}を追加 |
m Bot作業依頼: 「ロード・オブ・ザ・リング」改名に伴うリンク修正依頼 (ロード・オブ・ザ・リング (2001年の映画)) - log |
||
23行目: | 23行目: | ||
前作『UNDER THE FORCE OF COURAGE』以来2年1ヵ月ぶり、ワーナーミュージック移籍・ドラマーの交代後では初となる作品。 |
前作『UNDER THE FORCE OF COURAGE』以来2年1ヵ月ぶり、ワーナーミュージック移籍・ドラマーの交代後では初となる作品。 |
||
コンセプトアルバムであり、ストーリーも前作の続編であるが、これはSYUが前作の制作時から決めていたという{{refnest|group="注"|コンセプトアルバムの制作に当たっては、SYUが様々な映画やドラマ等を観て、それを参考に「起承転結」を守りつつ、物語が中弛みしないよう作り上げたという。ちなみにSYUは映画では[[ブレイブハート]]や[[ロード・オブ・ザ・リング]]系の映画、そして[[グラディエーター]]等、ドラマでは[[スーパーナチュラル]]が好き、との事。また本作に登場する人物には名前は付けられていないが、これはSYU自身が「名前があっても良いかな」と思っていたが、プロデューサーと意見交換した結果、「敢えて(名前を)付けないほうがリスナーの想像力が広がるだろう」という事で、そうなったという。SYU曰く「この作品に接して下さった皆さん自身が、好きに名前をつけて下さると非常に嬉しいです」との事<ref>{{Cite web|title=NEW DISC REVIEW+INTERVIEW【GALNERYUS:ULTIMATE SACRIFICE】|date=2017-09-30|url=http://sin23ou.heavy.jp/?p=9999|publisher=Marunouchi Muzik Magazine|accessdate=2020-08-13}}</ref>。}}。また、ブックレットとは別に小説も制作された{{refnest|group="注"|SYUが書いたものを、プロデューサーである[[久武頼正]]が校正しながら完成させたという<ref name="GEKIROCK2"/>。}}。 |
コンセプトアルバムであり、ストーリーも前作の続編であるが、これはSYUが前作の制作時から決めていたという{{refnest|group="注"|コンセプトアルバムの制作に当たっては、SYUが様々な映画やドラマ等を観て、それを参考に「起承転結」を守りつつ、物語が中弛みしないよう作り上げたという。ちなみにSYUは映画では[[ブレイブハート]]や[[ロード・オブ・ザ・リング (2001年の映画)|ロード・オブ・ザ・リング]]系の映画、そして[[グラディエーター]]等、ドラマでは[[スーパーナチュラル]]が好き、との事。また本作に登場する人物には名前は付けられていないが、これはSYU自身が「名前があっても良いかな」と思っていたが、プロデューサーと意見交換した結果、「敢えて(名前を)付けないほうがリスナーの想像力が広がるだろう」という事で、そうなったという。SYU曰く「この作品に接して下さった皆さん自身が、好きに名前をつけて下さると非常に嬉しいです」との事<ref>{{Cite web|title=NEW DISC REVIEW+INTERVIEW【GALNERYUS:ULTIMATE SACRIFICE】|date=2017-09-30|url=http://sin23ou.heavy.jp/?p=9999|publisher=Marunouchi Muzik Magazine|accessdate=2020-08-13}}</ref>。}}。また、ブックレットとは別に小説も制作された{{refnest|group="注"|SYUが書いたものを、プロデューサーである[[久武頼正]]が校正しながら完成させたという<ref name="GEKIROCK2"/>。}}。 |
||
制作に関しては、ストーリーの流れを念頭に置いて曲を書き、更に同時進行で、付属の小説の物語も書いていたという<ref name="GEKIROCK3"/>。 |
制作に関しては、ストーリーの流れを念頭に置いて曲を書き、更に同時進行で、付属の小説の物語も書いていたという<ref name="GEKIROCK3"/>。 |
2021年9月28日 (火) 08:46時点における版
『ULTIMATE SACRIFICE』 | ||||
---|---|---|---|---|
GALNERYUS の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
ハード・ロック ヘヴィメタル シンフォニックメタル プログレッシブ・メタル | |||
時間 | ||||
レーベル | ワーナーミュージック・ジャパン | |||
チャート最高順位 | ||||
GALNERYUS アルバム 年表 | ||||
| ||||
ミュージックビデオ | ||||
ULTIMATE SACRIFICE - YouTube |
映像外部リンク | |
---|---|
「ULTIMATE SACRIFICE」アルバム全曲トレーラー |
「ULTIMATE SACRIFICE」(アルティメット・サクリファイス)は、日本のヘヴィメタルバンド・GALNERYUSの、11枚目のアルバムである。2017年9月27日に発売された[2]。
概要
前作『UNDER THE FORCE OF COURAGE』以来2年1ヵ月ぶり、ワーナーミュージック移籍・ドラマーの交代後では初となる作品。
コンセプトアルバムであり、ストーリーも前作の続編であるが、これはSYUが前作の制作時から決めていたという[注 1]。また、ブックレットとは別に小説も制作された[注 2]。
制作に関しては、ストーリーの流れを念頭に置いて曲を書き、更に同時進行で、付属の小説の物語も書いていたという[5]。
SYUの要望でジャケットデザインは髙橋ツトムが手掛けた[4][6][注 3]。
記録
初週で5,095枚を売り上げ、オリコン週間アルバムチャートで13位を獲得[7]し、『THE IRONHEARTED FLAG Vol.1: REGENERATION SIDE』で記録した15位から自己最高位を更新した[8]。
収録内容
- ENTER THE NEW AGE (3:00)
- 作曲:SYU、作詞:TAKA
- HEAVENLY PUNISHMENT (5:56)
- 作詞・作曲:SYU
- WINGS OF JUSTICE (5:49)
- 作詞・作曲:SYU
- THE SHADOW WITHIN (5:46)
- 作詞・作曲:SYU
- 「新総統の過去」がテーマ。SYU曰く「大いなる敵で憎むべき存在なんですが、この人も奴隷制度でひどい目に遭い、家族がみな殺しにされているんです。新総統だけ息を吹き返し怒りや復讐心が決意を固める曲ですが、ただおどろおどろしいのではなく同情も感じる事もできる曲調」との事[9]。
- WITH SYMPATHY (6:10)
- 作曲:YUHKI、作詞:SHO&TAKA
- WHEREVER YOU ARE (6:36)
- 作詞・作曲:SYU
- RISING INFURIATION (8:08)
- 作曲:YUHKI、作詞:SHO&TAKA
- 本作の中で一番苦労した曲として、SYUとYUHKIが本曲を挙げた[9]。
- BRUTAL SPIRAL OF EMOTIONS (11:29)
- Blinded By Anger
- 作曲:SYU
- Burning Within
- 作詞・作曲:SYU
- Soul Carried By The Wind
- 作詞・作曲:SYU
- 10分超えの大作で、組曲となっている。SYU曰く本曲は前半は"怒り"セクション、後半は"バラード"セクションで構成されており[10]、「チャプター1はファイナルファンタジーやドラゴンクエストのバトルシーンのメタルバージョンとして聴いてもらえると楽しいかな。戦闘シーンの音楽をメタルでちゃんとやるとこうなるみたいな」との事[9]。
- また、大作という事もあって、制作には相当な時間をかけたという。SYU曰く「1曲のために、昼の1時に集合して朝5時までかかる、とか、そんなことを何回も繰り返した感じ」との事[10]。マスタリングも、前半と後半で大きくマスタリングの仕方を変えてもらわなければならなかったので、相当時間がかかったという[10]。
- Blinded By Anger
- ULTIMATE SACRIFICE (12:23)
- Wishing To Liberate
- 作詞・作曲:SYU
- The Battle In Desperation
- 作曲:SYU、作詞:TAKA
- The Reality In The End
- 作詞・作曲:SYU
- Phantasmagoria
- 作詞・作曲:SYU
- The Living And The Dead
- 作曲:SYU
- Wishing To Liberate
出典
脚注
- ^ “ULTIMATE SACRIFICE”. Oricon. 2017年10月4日閲覧。
- ^ “GALNERYUS新作「ULTIMATE SACRIFICE」歌詞入り全曲トレイラー公開”. 音楽ナタリー. (2017年9月26日) 2020年8月13日閲覧。
- ^ “NEW DISC REVIEW+INTERVIEW【GALNERYUS:ULTIMATE SACRIFICE】”. Marunouchi Muzik Magazine (2017年9月30日). 2020年8月13日閲覧。
- ^ a b “GALNERYUS|激ロック インタビュー(2ページ目)”. 激ロック (2017年9月22日). 2020年8月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “GALNERYUS|激ロック インタビュー(3ページ目)”. 激ロック (2017年9月22日). 2020年8月13日閲覧。
- ^ 高橋ツトム(2017年9月29日のツイート)
- ^ “週間 CDアルバムランキング 2017年10月09日付”. Oricon. 2017年10月4日閲覧。
- ^ “GALNERYUSのアルバム売上ランキング”. オリコン. 2020年8月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “【インタビュー】GALNERYUSが放つ、壮大な物語”. BARKS (2017年9月28日). 2020年8月13日閲覧。
- ^ a b c d e f “GALNERYUS|激ロック インタビュー(4ページ目)”. 激ロック (2017年9月22日). 2020年8月13日閲覧。
- ^ a b “激ロック インタビュー(5ページ目)”. 激ロック (2017年9月22日). 2020年8月13日閲覧。
注釈
- ^ コンセプトアルバムの制作に当たっては、SYUが様々な映画やドラマ等を観て、それを参考に「起承転結」を守りつつ、物語が中弛みしないよう作り上げたという。ちなみにSYUは映画ではブレイブハートやロード・オブ・ザ・リング系の映画、そしてグラディエーター等、ドラマではスーパーナチュラルが好き、との事。また本作に登場する人物には名前は付けられていないが、これはSYU自身が「名前があっても良いかな」と思っていたが、プロデューサーと意見交換した結果、「敢えて(名前を)付けないほうがリスナーの想像力が広がるだろう」という事で、そうなったという。SYU曰く「この作品に接して下さった皆さん自身が、好きに名前をつけて下さると非常に嬉しいです」との事[3]。
- ^ SYUが書いたものを、プロデューサーである久武頼正が校正しながら完成させたという[4]。
- ^ SYU曰く「高橋さんの挿絵やブックレットの配置も、小説を読みながらその世界に入って聴いてほしいという意図で作っています」との事[5]。
- ^ 「五輪真弓効果」とも語っており、SYU曰く「"恋人よ~♪"ってあるじゃないですか。あの曲って聴いてると"グワーッ"て来るじゃないですか。ああいう日本人の美的感覚を表現したかったんです」との事[11]。
- ^ 他には「HEAVENLY PUNISHMENT」や「WINGS OF JUSTICE」もMV制作の候補に挙がっていたが、「泣きのメロディが一番出せてるのが本曲」なのと「一番琴線に触れ、5秒でも良さがわかるのは本曲」という理由で、本曲に作られたという[10][9]。